• 土. 12月 21st, 2024

犯罪データベース

明日あなたが被害にあうかもしれない

スシローより安いのに味は上! 「回転寿司みさき」で見つけた“掘り出し物”メニューとは?

 関東を中心に全国に約100店舗を展開する「回転寿司みさき」。もともとは「海鮮三崎港」という名前で知られたチェーン店だったのですが、2021年4月に、その運営会社・京樽がスシローを展開するFOOD & LIFE COMPANIES傘下に入り、同年11月から回転寿司みさきとしてリニューアルしました。

 無類のスシロー好きである私にとって、回転ずしみさきは、「スシロー系列の価格帯が高い店」。スシローで十分満足していたので、あえて行く必要もないと思っていたのですが、ここ数年、月に3~4回ほどスシローに通った結果、さすがに飽きてしまったんです。

 そこで今回、回転寿司みさきの暖簾を初めてくぐりました! メニュー表を見て「ちょっと待って、このネタってスシローより安くない!?」と驚愕の事実が発覚するなど、なんとも刺激的な食事になりました。今回はその様子をレポートしたいと思います。

※価格はすべて税込です
※価格や商品は2024年3月7日時点の情報です
※店舗によって取り扱い商品や価格が異なる場合があります
※最新の情報は公式サイトや公式SNSをご確認ください

目次

回転寿司みさき、スシローとの価格比較
回転寿司みさきの看板メニュー実食レポ
スシローより安い回転寿司みさきの商品は?
回転寿司みさきの謎メニュー実食レポ

回転寿司みさきの「本まぐろ三貫盛」770円、スシローの倍以上の値段

 私が訪れた回転寿司みさきは、カウンター席のみの小さな店舗。レールに寿司は流れているものの、職人さんが目の前で握ってくれるスタイル。普段、スシローでしか寿司を食べていない私にとっては新鮮な光景でした。

 席に着いてタブレット型のメニューを見ると、やはり高い……。

 回転寿司みさきの看板メニューである「本まぐろ三貫盛」は770円。先日訪れたスシローでは、期間限定の「地中海産本鮪3貫盛り」が360円だったので、倍以上の値段です。サイドメニューを見ても、「あさりの大名椀」が470円で、「スシローの『はまぐりの味噌汁』は200円なのにな……」と思ってしまいました。

 ややテンションが下がってしまったものの、気を取り直して、まずは本まぐろ三貫盛とあさりの大名椀を注文。先にあさりの大名椀がテーブルに届いたのですが……デカい、デカすぎる!!!!!

 スシローの味噌汁に慣れている身からすると、あさりの大名椀の豪勢さにびっくり! ただデカいだけでなく、あさりが大量に入っているんです。これは主役の寿司にも期待できます。

回転寿司みさきの看板メニュー・本まぐろ三貫盛、口の中で身がとろける!

 さて、こちらが回転寿司みさきの看板メニュー・本まぐろ三貫盛。大トロ、中トロ、赤身が一度に味わえる一皿です。

 食べる前に一つ気づいたことがあるのですが、そう、回転寿司みさきは江戸前伝統赤酢シャリ!

 赤シャリは高級店でしか使われていないイメージがあったので、俄然テンションが上がります。

 大トロから口に入れると……もうトロットロ! 口の中でふわ~っと身がとろける感覚は言葉になりません。中トロは、大トロ同様とろける感がありつつも、赤身の旨味も感じられて◎。そして赤身はさっぱりした味わいで、まろやかな赤シャリのおいしさがより際立つなぁと感動しました。

 総じて、スシローよりも間違いなくレベルが高いおいしさといえます。回転寿司でこのクオリティの寿司が出てくるなんて衝撃です。

回転寿司みさきで、スシローより安いメニュー発見!

 メニュー表を見ていて、次に私の目に留まったのは「えびアボカド」(270円)。というのもこのえびアボカド、スシローにもまったく同じメニューがあるんです。私がいつも行く店舗では最安値の150円で販売されています。

 写真を見ると、えびの上にアボカドと薄くスライスされたオニオンがのっていて、その上にマヨネーズがかけられているんですが、商品のつくりもスシローとまったく同じ。「プラス120円分のおいしさがあるのだろうか?」と気になり、注文することにしました。

 こちらが回転寿司みさきのえびアボカドです。

 スシローファンならわかると思いますが、スシローより見た目が整っていませんか? 口に入れてみると、歴然とした違いに気づかされます。それはしっとりとした口当たりです。スシローのえびアボカドは確かにおいしいのですが、たまにえびやアボカド、オニオンが乾燥していて、口当たりがカッサカサという場合があるのですが、回転寿司みさきのそれは、えびがプリップリ&アボカドとオニオンも瑞々しい! スシローのえびアボカドの上位互換といってよさそうです。

 同じく、スシローと同じネタはないものかとメニュー表を見ていると、「コーンマヨ軍艦」を発見しました。まぁこの類いの商品はどこの店にもあるのですが、値段を見てびっくり! 最寄りのスシローでは150円(品名は「コーン」)なのに、回転寿司みさきでは121円だったんです。回転寿司みさきはスシローより価格帯が高いのは間違いないのですが、中にはスシローより安い商品もあるんですね。

 早速、注文してみると、「スシローよりやや小ぶりかな?」と感じるコーンマヨ軍艦が運ばれてきました。しかし、食べてみると、海苔がうまい!? 調べてみると、回転寿司みさきは、香り豊かな九州・有明産の海苔を使用しているとのこと。どおりでおいしいわけです。スシローより安いのに味は上という逸品を見つけましたよ!

回転寿司みさきの謎メニュー「東條太郎の太郎盛」を実食

 最後に、回転寿司みさき独自の商品を食べたいと思い、メニュー表を見ていると、「東條太郎の太郎盛」なる謎のメニュー名が目に留まりました。

 こちらは、「つくろう! みさきの新名物」という企画で、各店の店長が開発した商品の一つだそう。東條太郎というのは、開発者であるアリオ北砂店の店長の名前だそうです。

 ちなみに値段は770円。本まぐろ三貫盛と同じ、強気の価格ですが、東條店長の渾身の一皿が気になり、注文することにしました。

 こちらが東條太郎の太郎盛です!

 運ばれてきた瞬間、あまりの派手さに笑ってしまいました。赤シャリの3貫(まぐろ、いか、サーモン)の上に、うに、いくら、まぐろのたたき、たくあんがドカンとのっています。東條店長の思い切りの良さに感動しましたよ!

 早速食べてみると……ん~~~美味! どのネタも脂がのっていてプリプリ、それが口の中で合わさるとあって、おいしくないわけありません。特に感動したのがうに。私は、スシローの期間限定メニュー「濃厚うに包み」が大好物なのですが、それよりもっと濃厚な印象でした。たくあんのポリポリした食感も◎。770円の価値はあると思いました。

 スシローに飽きてきた私にとって、回転寿司みさきは非常に楽しめました。確かに値段は高いのですが、スシローに比べるとやっぱりおいしい……! 食べた量は少なかったですが、満足度は高かったですよ。私と同じようなスシローヘビーユーザーの方にぜひ行ってみてほしい店でした。

By Admin