• 日. 12月 22nd, 2024

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【さわやか】超え! 閉店続き【ビッグボーイ】大俵ハンバーグ、静岡出身者が大絶賛するワケ

  ハンバーグを提供するチェーン店「ビッグボーイ」。全国に179店舗(令和4年8月現在)を展開していますが、近年閉店が続いているとのニュースも目にします。かたや、ハンバーグが人気の静岡のローカルチェーン店「炭焼きレストラン」は、全国からファンが訪れる人気ぶり。その違いはなんなのか? 静岡出身者がビッグボーイを実食してきました!

目次

【ビッグボーイ】大俵ハンバーグとは?
【ビッグボーイ】サラダやカレーなど4種食べ放題セットも
【ビッグボーイ】大俵ハンバーグを実食
【ビッグボーイ】サラダバー、ライスバー、スープバーが最高!
【さわやか】げんこつハンバーグとの違いは?

【ビッグボーイ】味もコスパも大大満足!

【ビッグボーイ】大俵ハンバーグとは?

 ビッグボーイの人気メニューは「手ごねハンバーグ」ですが、今回は大俵ハンバーグが目的。俵のように丸っとしたハンバーグを真っ二つに切った状態で提供されるメニューで、その見た目がさわやかのげんこつハンバーグとそっくりなんです。

 あまりに見た目が似ているため、さわやかとビッグボーイのどちらが先に提供を始めたのかネットでも話題になっているようですが、静岡出身者の筆者、実はビッグボーイのほうを先に知りました。

 大俵ハンバーグは、粗挽き牛肉100%。300度以上の高温で直火焼きしているとのこと。提供時にスタッフが目の前で半分にカットしてくれるのは、さわやかと同じですね。大きな違いは、大俵ハンバーグは最後に自分で卓上コンロを使って仕上げます。 

参考【さわやか】げんこつ、おにぎりハンバーグとは?

 さわやかのハンバーグは、グラムによって名称が違います。げんこつハンバーグは250g、おにぎりハンバーグは200g。牛肉100%で、炭焼きで焼かれています。

【ビッグボーイ】サラダやカレーなど4種が食べ放題

 ちょうどランチタイムだったので、ランチメニューにある「粗挽きビーフ100%大俵ハンバーグステーキ」210gをチョイス。金額はグランドメニューと同じ1,155円(税込み、以下同)です。ソースはさわやかと同じ「オニオンソース」を選びました。

 そこに「ランチプレミアムセット」330円をつけました。なんと、サラダバー、スープバー、ライスバー、カレーバーの4種がお替わりが自由! 

 プレミアムセットのほか、ランチレギュラーセット110円(スープバー、ライスバー、カレーバーがお替わり自由)、サラダセット220円(スープバー、サラダバーがお替わり自由)もあります。

【ビッグボーイ】大俵ハンバーグを実食

 サラダバーなど一通りチェックして戻ってきたところで、店員がハンバーグを持ってきました。

 眼の前で肉を2つに割り、鉄板に押し当てます。こあまりの手際の良さに残念ながら撮影が間に合わず……。テーブルにセットされてからの様子を写真でお届けします。

 ハンバーグの断面は火が通っていますが、中がまだ赤身が残っているため食べる前に卓上コンロで再度火を通します。ジュッという音がおいしさを引き立たせるんですよね。

 肉は粗挽きのため、ゴツゴツとした食感。肉を食べている喜びに包まれます!

参考【さわやかハンバーグ】おにぎりハンバーグ

【ビッグボーイ】サラダバー、ライスバー、スープバーが最高

 ビッグボーイといえばサラダバーですよね。ハンバーグが到着する前にいろいろと取ってきました。

サラダバー

 定番の葉物野菜やオクラ、トマトのほか、季節限定のメニューも3種類。

 「菜の花のたらこクリームパスタ」「蒸し鶏と大根のマリネ」「筍とキャベツのガーリック風味」が春限定です。サラダというより、もはや惣菜レベル!

 ちょっとしたデザートも。パイナップル、コーヒーゼリーのほか、いちごのドルチェやいちごゼリーが気になります。

 この日は、春限定3種類とオクラ、オニオンスライスを取りました。

 春限定サラダはどれも想定外のクオリティ。特に蒸し鶏と大根のマリネは、食後のお新香として非常に有能! 肉の脂に襲われた口内をさっぱりさせてくれました。酒のつまみにもとっても合いそうです。

 また、菜の花のクリームパスタも◎。菜の花もちゃんと入っているし、たらこもたっぷり! 別で料金をとればいいのに、とすら思いました。

スープバー

 スープバーには2種類のスープ。ビッグボーイで大人気というコーンスープを選びました。味は濃厚でとってもおいしかったです!

ライスバーにはガーリックライスも

 ライスバーには、通常の白米のほかガーリックライスもあって驚きました。スライスしたにんにくがたっぷり入っているタイプです。

 今回は、白米とガーリックライスを半分ずつ盛りました。

【ビッグボーイ】大俵ハンバーグと、【さわやか】げんこつハンバーグの違いは?

 2つの違いについて、まず金額面から比較します。

【ビッグボーイ】大俵ハンバーグ(210g)+ランチプレミアムセット 1,485円

 スープ、サラダ、パスタ、肉とフルコースがそろったテーブル。

<お品書き>
・コーンスープ

・サラダ盛り合わせ(オクラ、キャベツ、大根のマリネ、オニオンスライス)
・たらこのパスタ
・ライスのハーフ&ハーフ(白米、ガーリックライス)
・大俵ハンバーグ
・おかわりでたらこのパスタを1皿 

 これだけ食べて、金額は1,485円。なお、グランドメニューの場合は1,765円になります。

 ただ、セットメニューをライスとカレーとスープのみのランチレギュラーセット(110円)にすると1,265円。さわやかの平日ランチと同額です。

参考【さわやか】おにぎりハンバーグランチ(200g) 1,265円

 さわやかの平日ランチは、ライスまたはパン、スープ付きでおにぎりハンバーグ(200g)ランチ1,265円。

 グランドメニューでは、おにぎりハンバーグは単品で1,155円。そこにCセット(ライスまたはパン、スープ、コーヒーまたは紅茶)715円をつけると、1,870円です。スープなしのAセット(ライスまたはパン、コーヒーまたは紅茶)517円でも、1,672円。

 サラダなしでの金額なので、ビッグボーイと比べるとグランドメニューは割高に感じますね。

ビッグボーイはひき肉の大きさがワイルド仕様

 ハンバーグの味の面で比較すると、以下3つがビッグボーイの大俵ハンバーグの特長です。

(1)自分で仕上げ焼きする卓上コンロがある
(2)オニオンソースがさっぱりめ
(3)ひき肉の大きさがワイルド仕様

 肉の食感を感じたい人には、たまらないハンバーグといえるでしょう。個人的にも、なめらかでとろけるハンバーグよりも荒々しいハンバーグのほうが好みのため、大俵ハンバーグのワイルドさに大満足です。一方で、オニオンソースについては印象が薄く、さわやかのほうがコクがるおいしさだと感じました。

 ただ裏技として、ビッグボーイはサラダバーに各種ドレッシングがあるので味変で使うのもアリ。今回、青じそドレッシングを使ってみたところバッチリ合いました! 

 そして、さわやかにはない一番の魅力は各種食べ放題のメニューがあること。プレミアムセットをつけると、こんなにも魅力が広がります。

(1)おいしいサラダが無限で食べられる(パスタまである)
(3)酒のつまみにOK、食後のお新香としてもOKの惣菜サラダもある
(4)ライスの残量を気にせず食べられる
(5)濃厚コーンスープを好きなだけ飲める
(6)カレーも好きなだけ食べられる
(7)ドレッシングやカレーを使ってハンバーグの味変ができる
(8)食後のちょっとしたデザート、フルーツがある

【ビッグボーイ】味もコスパも大大満足!

 というわけで、今回久しぶりにビッグボーイを利用したところ、思っていた以上に味もコスパも最高で大大満足!

 サラダバーのたらこパスタが意表を突くうまさだったので、一皿てんこ盛りにしておかわりした結果、カレーやデザートが食べられなくなってしまったのだけが心残り。どれも、バリエーションを増やすためだけに置いている適当なものはなく、一品ずつ楽しめると感じました。

 気軽に行ける距離に店舗がないのが悔やまれますが、近いうちに必ず再訪しようと決意。そのときはデカンタでワインを注文して、3時間ほど思うがままにぜいを尽くしきりたいと思います。

By Admin