サイゾーウーマン編集部員が週替わりで近況をつづっていく「編集部コラム」。半径1メートルの身近な話からジャニーズや芸能ニュースのネタまで縦横無尽に話題が飛び出します!
みなさんこんばんは、編集Mです。関西ジュニア内ユニット・Aぇ! groupのデビュー発表から1週間がたとうとしていますが、いまだに「デビューか……」と、うれしさ8割、複雑な感情が2割の私。同じ気持ちの人、きっと多いですよね?
ということで今回は、3月16、17日に行われた単独イベント『Aぇ! group Aッ倒的ファン大感謝祭 in 京セラドーム大阪 ~みんなホンマにありがとう~』の私観をまとめていきたいと思います。いちオタクの戯言なので、苦手な方はブラウザバックを!
目次
・福本大晴の脱退を経た、いちファンの気持ち
・Aぇ! group『Aッ倒的ファン大感謝祭』レポ
・デビュー発表は理想の形でも……なんとも言えない気持ちに
福本大晴の脱退を経た、いちAぇ! groupファンの気持ち
昨年、多くのAぇ担が「ひょっとしてデビュー発表ある?」と期待していたであろう、7、8月開催の『ALL Johnnys' Jr. 2023 わっしょいCAMP! in Dome』(以下、『わっしょいCAMP』)。結局、何事もないまま終わり、事務所の問題で『FIVB パリ五輪予選 ワールドカップバレー2023』のスペシャルサポーター就任の話も立ち消えになったとの報道もありました。
一方、スポーツブランド・FILAの23AWシーズン公式アンバサダー就任や雑誌の表紙祭り、“こじけん”ことリーダーの小島健が浅川梨奈とダブル主演したドラマ『帰ってきたらいっぱいして』(日本テレビ系、10月期放送)で主題歌「純情パスファインダー」を担当するなどの展開もあり、“秋にデビュー予定だった説”がファンの間で定説となっていたんです。
ただ、単独現場はなく、10月に滋賀県で行われた『INAZUMA ROCK FES. 2023』に出演したり、ファンの間で物議を醸した大阪公立大学の学園祭『第73回銀杏祭』でシークレットライブを行うのみ。
Aぇ! groupはまだ、地元・大阪城ホールでの単独公演は行っていないため、「デビュー発表は城ホがいい!」「現場発表はよ!」と待ち望みながら、秋冬の空白期間を過ごしていた中、年末には福本大晴の脱退という衝撃のニュースが舞い込んだわけです。いちファンとしても、かなりダメージを食らいました……。
以降、ラジオを聞いても、YouTubeや出演番組を見ても、なんとなく前ほどの熱量を持てなくなっていたので、正直、グループ結成の5周年記念日である今年2月18日に配信された舞台『僕らAぇ! groupって言いますねん』も100%純粋な気持ちで楽しめたかというと嘘になります。
ただ、5人として再出発することを決めたメンバーの覚悟は伝わりましたし、すでに前を向いているんだなということも感じて、自分の中でもいい区切りになった気がしました。
オタクの涙腺をぶち壊した、Aぇ! group『Aッ倒的ファン大感謝祭』レポート
その舞台『僕らAぇ! groupって言いますねん』の本編終了後に開催が告知された今回のファンミ。発表以降、「ドームでファンミって何?」という疑問が頭の中でぐるぐる渦巻き、当日会場に着いて席についた後も、友人と「ファンミとは?」とずっと言い合っていたんです。
同時に、「京セラでやるからには、さすがにうれしい発表あるよね?」という期待もありましたが、あんまり考えないようにしていました。
ただ、いざ開演し、グループのオリジナル曲「Aッ!!!!!!」以降、怒涛の関西ジュニア曲が続いたことで、トロッコに乗ってアリーナを移動する自担の姿を目で追いつつも、どこか冷静に「これはやっぱり、デビュー発表あるな」と、もう1人の自分が察し始めます。
そして、事前に投票を募っていたメンバーの格付けアンケートの結果発表を終えてMCに入り、5月からの全国ツアーの開催が発表された後、進行役の正門良規から「5人の言葉でご報告したいことがあります」との言葉が。その瞬間、5万人が「くるぞ……!」と固唾をのんだのがわかりました。会場が一瞬静寂に包まれ、5人の「CDデビューします!」という報告と共に大歓声が上がった瞬間の、なんとも言えない高揚感たるや……!
その後、ユニバーサルミュージックから5月15日に「《A》BEGINNING」という楽曲でデビューし、早速予約がスタートすること、5月からのアリーナツアーがデビューコンサートになること、単独FCや公式Xの開設というように、続々と発表があり、あまりの情報過多に混乱。思わず「待って!?」と漏らしてしまいましたよ。
ただ、その間も公演は進み、なにわ男子、WEST.、SUPER EIGHTからのお祝いのビデオメッセージが流れ、事前アンケートで上位だった人気曲をメドレーを披露。
その後はバンドスタイルで嵐の「Oh Yeah!」、おなじみの関ジュ曲「君からのYELL」を続けてパフォーマンスしたんですが、明らかにオタクの涙腺をぶち壊しにきてる構成で、まんまと大号泣。その理由は歌詞を検索してもらうとわかるかと思うのですが、曲調は明るいのに歌っている内容がちょっと切なくて、デビュー発表直後にこんなの歌うのずるい~ってなる楽曲なんですよ。
そうして5人それぞれのあいさつの後、小島健作詞、佐野晶哉作曲のファンに感謝を伝えるバラード「ボクブルース」まで涙は垂れ流し状態で本編は終了。
アンコールでは、見学に来ていた関ジュの子たちもステージに上がり、みんなで「関西アイランド」を歌ったわけですが、Lil かんさい・嶋崎斗亜くんを筆頭に、ボロ泣きしている子もいて……いったん涙が引いていたオタクも、その姿を見て爆泣き! 肩を組んで頭をポンポンしたり、ハグをしたりしながら、祝福の言葉やエールを交わす姿にグッときて、関西特有のファミリー感が好きだなぁとあらためて実感しました。
後輩たちの涙には、祝福はちろん、絶対的な存在だった先輩が卒業していく寂しさや不安が見え隠れしているように思いました。だからこそ、これから彼らがどうやって関西を盛り上げていくのかも見ていきたいなと思った次第です。
Aぇ! group、デビュー発表は理想の形でも……なんとも言えない気持ちになったワケ
こうして運命の16日を終えたわけですが、19年8月の『ジャニーズJr.8・8祭~東京ドームから始まる』でのSixTONES、Snow Manのデビュー発表を経験している身からすると、やっぱり『わっしょいCAMP』ではなく、ファンしかいない空間で本人たちの口から発表されたのは、一番平和的で理想の形だったなと思います。単独現場じゃなきゃ、メンバーが発表後のあいさつで素直な思いを口にしたりすることはなかったでしょう。
公演後に行われたというデビュー会見での発言から、メンバーがデビューを聞かされたのは「昨年の夏頃」と発覚しましたが、事務所の問題で決まっていたであろう仕事もなくなり焦りや不安もあったでしょうし、そんな中で契約解除となった大晴に一体何があったのかと考えずにはいられません。それに、5人出の活動継続を決断するまでのメンバーの葛藤を思うと、なんとも言えない気持ちになります。
とはいえ、2カ月後にはもうデビューしている彼ら。正直、感情がジェットコースターすぎて、わがままを言えば、気持ちが落ち着くまで、もう少し発表からデビュー日までの時間がほしかったし、なんなら関ジュのうちに城ホで単独公演をしてほしかった! ただ、時間を置きすぎないほうが、ファンも本人たちも、余計なことを考えなくて済むのかも(?)。
5月15日にデビューし、その10日後には全国8都市をまわるデビューツアー『Aぇ! group Debut Tour 〜世界で1番AぇLIVE〜』も控えています。怒涛の日々でも、ガス欠にならずについていけるよう、今のうちに英気を養いたいと思いますよ!