5月15日、ユニバーサル ミュージック(以下、ユニバーサル)から「《A》BEGINNING」でCDデビューする関西ジュニアのAぇ! group。3月26日、同社の公式ホームページで全4形態(初回限定盤A、初回限定盤C、通常盤、UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤)のジャケット写真が公開された。ネット上では、初回限定盤Aと通常盤のデザインが11人組グローバルボーイズグループ・INIのデビューシングル「A」(2021年11月発売)と「びっくりするくぐらいそっくり」と指摘されている。
目次
・Aぇ! group、ジャケット写真がINIと「そっくり」
・ジャケット写真でKis-My-Ft2とSnow Manファン対立の過去
Aぇ! group、デビューCDのジャケット写真がINIと「そっくり」でファン怒り
Aぇ! groupは、3月16日に大阪・京セラドーム大阪で開催されたファンミーティング『Aぇ! group Aッ倒的ファン大感謝祭 in 京セラドーム大阪 ~みんなホンマにありがとう~』内で、CDデビューすることを発表。4月から本格始動するSTARTO ENTERTAIMENT(旧ジャニーズ事務所)から初めてデビューするグループとなる。
「話題になっている『《A》BEGINNING』のジャケット写真は、えんじ色の背景に黒の衣装を着たメンバー5人が白の“A”のロゴを囲って正面を見つめているという構図。対する、INIの『A』は、“えんじ色”で縁取りされた枠の中に、制服風の衣装を着たメンバー11人が正面を向いて並び、その上に白の細い線で『A』の文字が配置されたデザイン。Aぇ! group側がこのジャケット写真を“マネした”といわれてもおかしくないほど、よく似ているんです」(芸能ライター)
そのため、ネット上では、「《A》BEGINNING」のジャケット写真を見た人たちから、「INIのパクリ?」「想像以上に似てた」と指摘する声が続出することに。
「INIは、韓国のCJ ENMと吉本興業の合弁会社・LAPONEエンタテインメントに所属していますが、CDの販売元はAぇ! groupと同じユニバーサル。ネット上では、『こんなに似てしまうなんて、リサーチが足りなすぎる』『きちんとチェックすれば気づけたのでは?』と、制作サイドに怒りをぶつけたり、『せっかくのデビューなのに水を差すようなことしないでほしかった』『メンバーかわいそう』と嘆くAぇ! groupファンもいます」(同)
Kis-My-Ft2がSnow Manを「パクった」? ジャケット写真めぐりファン同士が対立の過去
過去、同じレーベルに所属するアーティスト同士のCDジャケットが酷似していた例といえば、Snow ManとKis-My-Ft2が挙げられる。
旧ジャニーズ事務所とエイベックス・エンタテインメントが合同で設立したMENT RECORDINGに所属する2組だが、Snow Manの3枚目シングル「Grandeur」(21年1月発売)通常版と、Kis-My-Ft2のデビューシングル「Everybody Go」(11年8月)通常版のジャケット写真が「似ている」とネット上で話題を呼んだのだ。
「2組とも、メンバー全員が黒いパンツを履いており、足を左右に大きく開いたポーズが印象的な写真が使われていたことから、キスマイファンからは既視感を訴える声が上がったものの、当時は“ネタ”として捉えられていた印象です。ただ、その後、Kis-My-Ft2が21年8月に発売したデビュー10周年記念アルバム『BEST of Kis-My-Ft2』初回盤Aで『Everybody Go』のジャケットを再現したところ、一部Snow Manファンから『Grandeur』を『パクった』と指摘する声が上がったため、キスマイファンは『10年前のデビュー作をオマージュしただけ』『そもそもパックったのはそっち』と反論。ファン同士が対立する展開となりました」(同)
なお、Aぇ! groupのジャケット写真を見たINIファンは、「ジャケ写が似てるってことで勝手に運命感じたのでYouTube見てみようかな」「むしろこれをお互いにネタにしてほしいから共演しよう!」「Aぇ! groupさん、デビューおめでとうございます!」と寛容に受けとめている様子。
中には「シンパシー感じちゃったからAぇのCD全形態予約しちゃった」という人もいるようで、Aぇ! groupファンが感謝するなど、SNS上では所属事務所を超えたファン同士の交流も生れている。
創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題がなければ、2023年中にデビューする予定だったとうわさされているAぇ! group。昨年末には、福本大晴が突然コンプライアンス違反で契約解除になるなど災難続きだっただけに、無事にデビューの日を迎えて欲しいものだ。