全品360円の人気焼き鳥チェーン「鳥貴族」。昨年、値上げをしたものの客が離れることはなく、変わらぬ人気を維持しています。今回は新メニュー「和風とりポテトサラダ」を実食してきました!
目次
・【鳥貴族】5月1日から370円に値上げ
・【鳥貴族】新メニュー「和風とりポテトサラダ」実食
・【鳥貴族】新メニュー「和風とりポテトサラダ」リピート必須のワケ
【鳥貴族】5月1日から370円に値上げ
昨年5月1日、全品350円均一(税込、以下同)から全品360円に値上げした「鳥貴族」。それでも客が離れることはなく、鳥貴族ホールディングスの2024年7月期の連結純利益は2.8倍の見通しで、客数が新型コロナウイルス禍前を超えたと日本経済新聞が報じています。
1985年に創業した鳥貴族は、86年から250円均一制をスタート。89年に280円へ、2017年に298円へ値上げを実施し、その後も何度か価格改定を行っていますが、来月5月1日からも全品360円均一から370円均一に値上げすることを発表しました。
【鳥貴族】新メニュー「和風とりポテトサラダ」実食
久しぶりに鳥貴族を訪れたところ、メニュー表に「NEW」と書かれた「和風とりポテトサラダ」を発見。気になったのでオーダーしました。
待っている間に、このメニューがいつから登場したのか調べてみるも、なぜか情報が見当たらず……。最新のメニュー情報では3月頭に期間限定として、鳥貴ドッグ3種、コーヒー2種がラインアップに加わっていますが、その前後でも「和風とりポテトサラダ」が見られませんでした。いったい、お前はいつからいるんだ!?
そうしているうちに、「和風とりポテトサラダ」が到着!
削り節が大胆にかかったビジュアルが特徴的です。
食べる前に削り節の下をチェックすると、いろいろな具材が出てきました!
削り節の下にオニオンスライス、その下にカットされた鶏ハムのような肉。そしてポテトサラダ本体です。見た目より具だくさんでビックリ! オニオンスライスと削り節にはうっすらと醤油もかかっています。
まず、鶏肉からパクリ。醤油ベースのてりやきのような味付けで、深みのある味わいです。濃いめなのでつまみにバッチリ! ビールをゴクリ。公式サイトによると、この鶏肉は「親鶏炙り焼き」とのこと。おそらく、メニューにある「親鶏炙り焼マヨサラダ」と同じ鶏肉かと思われます。
今度は、親鶏とオニオンを一緒に食べると、後味がさっぱりして◎。これももちろん、つまみにイケる!! ビールをグビグビ。
次は、オニオンスライスと削り節だけで食べてみると、説明不要のベストコンビ。山盛りキャベツ的に常に手元に置いておきたい一品です。
ようやくここで、本体のポテトサラダへ。口にすると甘めの優しい味付けでちょっとビックリ! 親鶏やオニオンを支える薄めの味つけと思いきや、いやいや、全然負けてない! ポテトサラダだけでも十分成立する太めの味です。つまり、これはこれでまた酒に合う!!
食感もなめらかにマッシュされたポテトとダイスカットの2つが楽しい。ポテトは「北海道産馬鈴薯(さやか)」を使用してるとのことで、やっぱり鳥貴族の国産へのこだわりは徹底されてますね。
最後に、すべての具材を混ぜ合わせて食べてみるとヘビー級の存在感! かむほどに広がる親鶏のうまみに、ポテトサラダの優しい甘み。そしてオニオンのさっぱりさに、削り節の香りのよさ! これは、ハイボールか焼酎ソーダ割りをください!!
【鳥貴族】新メニュー「和風とりポテトサラダ」リピート必須のワケ
以下、「和風とりポテトサラダ」をつまみとして楽しめるバリエーションをまとめてみました。
(1)オニオンスライスを先付けとして
(2)親鶏炙り焼きでしっぽりしたつまみ
(3)親鶏炙り焼き+オニオンスライスでちょうど良いつまみ
(4)ポテトサラダ単体でまったりしたつまみ
(5)親鶏炙り焼き+オニオンスライス+ポテトサラダでガツンと系つまみ
なんと5パターンもいけちゃう一皿なんですね! つまり、これを頼んでおけば間違いないということで、筆者も今後間違いなくリピートすることでしょう。
なお、味変としておすすめしたいのは「山椒」(鳥貴族では三椒)。ポテトサラダの甘みと鶏肉の濃いめの醤油ベースの味わいのあとに、爽やかさが抜けます。山椒がお好きな方は、ぜひおためください!
なお、この「和風とりポテトサラダ」。どうやら鳥貴族で人気メニューだった「ポテトサラダ」をアレンジした復活メニューのよう。ネット上で「鳥貴風ポテトサラダ」を恋しがる声がたくさん上がっていますが、その方たちにぜひ食べていただきたいと思います。