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WEST.ファンが公演後にステージ侵入! 柵を乗り越え大騒動……「銀テープ目当て」か?

 3月29日に大阪・大阪城ホールでスタートしたWEST.のコンサートツアー『WEST. 10th Anniversary LIVE TOUR AWARD』。31日夜公演では、アンコール後にキャノン砲から発射された「銀テープ」を取るべく、「ステージに侵入した観客がいた」との情報がSNS上で拡散され、ファンの間で大騒動になった。

目次

WEST.のコンサートで、ファンがステージ侵入
美 少年のメッセージ入りカラーボールが9万円で転売

WEST.のコンサートで、ファンがステージに侵入! 目的は「銀テープ」か

 侵入者の情報が広まったきっかけは、とあるX(旧Twitter)ユーザーの投稿。31日午後10時台に「バクステ侵入」として実際の様子を収めた2枚の画像をアップし、投稿は瞬く間に拡散されていった。

「画像には、外周ステージに立った人物が、中腰で下を覗き込んで何かを探している後ろ姿が写っていました。服装や髪形、体格からして男性と思われます。画像を公開したXユーザーによれば、当該人物は柵を乗り越え、アリーナ側の花道に落ちるように侵入したとか。そして落ちていた銀テープを拾ってポケットに入れ、そのままバックステージをうろついていたといい、近くにいたファンがスタッフに訴え、数分後に連行されたそうです」(男性アイドルに詳しい記者)

 会場内での撮影は禁止されているため、「現場の写真がSNSに載ってるのもおかしな話」との指摘もあったが、この投稿をきっかけに、ほかのXユーザーからも「自分もバクステ側にいたから目の前で見てたけど、普通にヤバすぎた」「バクステに落ちている銀テに手を伸ばして、ギリギリ届かなくて。でもステージに侵入してから、冷静に銀テを拾っていたのが怖かった!」などと目撃談が寄せられることに。

 一方で、事態に気づいていない人も多かったようで、「全然気がつかなかった」「メンバーがステージにいる時だったらと思うとゾッとする」と驚く人も。

 なお、同公演は「ダブルアンコール」がなかったようで、「会場のファンはアンコールの声出し頑張ってたのに……。ステージ侵入のトラブルのせいで、ダブルアンコールがなくなったのでは?」「だからダブルアンコールがなかったんだなって思った」と関連付ける声も上がっていた。

 また、写真の人物がステージに侵入した理由については、「銀テープ目当て」と見る向きが多く、「転売屋かな?」と推測したり、「バクステ侵入者のせいで銀テープの発射がなくなったらどうしてくれるの!?」などと嘆く声も見受けられる。

「ステージに侵入したとされる人物が実際に銀テープを拾い、転売行為を行ったのかは不明です。ただ、とあるフリマサイトを見ると、今回のツアーの銀テープを売りに出している人は複数存在します。1本300円台のものから、ペンライトなどのほかのグッズとセットで4,000円~1万円近い値段がついているものもありました」(前出・同)

美 少年、コンサートのメッセージ入りカラーボールが9万円でフリマサイトに出品される

 こうしたライブの“落下物”を売りに出す悪質なファンがいたためか、STARTO ENTERTAINMENT所属アーティストの中には、異例の対策を講じた者もいるようだ。

 ジュニア内ユニット・美 少年の藤井直樹は、4月1日に公式モバイルサイト・FAMILY CLUB webのブログ「美Days」を更新。美 少年は3月16、17日の愛知県・Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)Aホール公演を皮切りに、コンサートツアー『美 少年 ARENA TOUR 2024 Gates+』がスタートしたばかりだが、3月末の神奈川・横浜アリーナ公演で演出を「やむをえず変更した点」(原文ママ、以下同)があったという。

「ブログ内で、藤井はカラーボールを投げる演出に言及。愛知公演ではサインボールにメンバーが直筆メッセージを書いていたものの、『そのボールについて愛知公演を終えたあと僕たちとしてはとても悲しい報告を受けました』とのこと。詳細は伏せつつ、『良識な考えを持って、公演中も公演終わりも素敵な思い出を残してもらいたいです!』と呼びかけていたんです。ファンの書き込みによると、その後の横浜公演から、メンバーはメッセージなしの無地のカラーボールを投げるようになったとか」(同)

 なお、あるフリマサイトを見ると、美 少年メンバー・那須雄登、金指一世、佐藤龍我のサインボールの出品が確認できる。最高額は那須のメンバーカラーである青のボールで、実際に公演に参戦したことを証明するチケットの券面も一緒に写した画像がアップされており、9万4,900円という高値がついていた。

 ほかのボールも1~8万台で転売されており、どれも完売している(4月4日時点)。こうした状況に鑑みて、カラーボールにメッセージを入れることをやめた可能性もあるだろう。

 銀テープやサインボールはファンを喜ばせるための演出のひとつ。幸運にも“お宝”をゲットした人は、公演終了後もマナーを守りつつ、余韻に浸ってほしいものだ。

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