石原さとみが主演を務める連続ドラマ『Destiny』(テレビ朝日系)の第3話が、4月23日午後9時から放送される。第2話の放送後、ネット上では椎名林檎が書き下ろした主題歌の挿入シーンが物議を醸した。
目次
・第2話のあらすじ
・椎名林檎の主題歌が物議
・TVerお気に入り数で1位
※以下、『Destiny』第2話のネタバレを含みます
『Destiny』第2話のあらすじ
同ドラマは、主人公の検事・西村奏(石原)が消息不明だった同級生と再会し、封印したはずの過去の事件と再び対峙することになる“サスペンス×ラブストーリー”。脚本を『Dr.コトー診療所』(フジテレビ系)の吉田紀子氏が手掛け、奏の大学時代の同級生役をKAT-TUN・亀梨和也、宮澤エマ、矢本悠馬、田中みな実が演じる。
第2話では、13年前に亡くなった及川カオリ(田中)の命日に、かつて恋人同士だった奏と野木真樹(亀梨和也)が再会。真樹は「会いたかった」と伝えるも、奏は「なんで黙っていなくなったりしたの?」と困惑する。
その後、真樹は弁護士の父・浩一郎(仲村トオル)のもとを訪れ、奏の父・英介(佐々木蔵之介)の死について「事実が知りたい」と詰め寄る。しかし、浩一郎は札束を真樹に渡し、「くだらない詮索をするのはやめろ」と忠告する――。
『Destiny』椎名林檎の主題歌が物議
ラストは、カッとなった真樹が浩一郎の胸ぐらを掴み、「あんたが殺したんじゃないですか?」「殺したんだろ、辻英介を!」と責める場面。
ここでは亀梨が鬼気迫る演技を見せたものの、同時に流れた主題歌が視聴者の間で物議を醸した。
「ラストの展開では、椎名が歌う主題歌『人間として』がかかっていましたが、ネット上では、明るいジャジーな曲調と真樹と浩一郎の親子ゲンカのシーンが『全く合っていない』と話題になっています。同作は第1話放送後にも『ドラマの雰囲気と林檎さんの曲が合ってない』と波紋を呼んでいましたが、第2話でその声がさらに大きくなった印象です」(テレビ誌記者)
なお、同ドラマの平均世帯視聴率は、第1話が7.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2話が7.3%。
同枠で前クールに放送されたなにわ男子・道枝駿佑主演『マルス-ゼロの革命-』の初回5.7%と比べると高く見えるが、昨年放送の『家政夫のミタゾノ』第6シーズン(初回9.1%)や『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(初回9.6%)と比べると、さみしいといえるだろう。
『Destiny』TVerお気に入り数89万人超でトップ!
ただ、民放公式動画配信サービス・TVerにおける『Destiny』のお気に入り数は89.4万人(19日現在)。今期の連ドラの中では、トップの数字を誇っている。
「第1話では、主にメインキャラクター5人の大学時代が描かれましたが、複数の役者がアラフォーであるため、『なぜ大学時代を若い役者に演じさせなかったのか』『亀梨くんも田中みな実も、貫禄ありすぎ! こんな大学生いない』とツッコミが相次ぎました。しかし、これが宣伝効果につながったようで、結果オーライといえるのでは?」(同)
「大学生に見えない」「主題歌が合ってない」と物議を醸しながらも、それが話題性を高めている様子の『Destiny』。今後も“違和感”が宣伝効果をもたらすかもしれない。