人気おにぎりチェーンの「おむすび権兵衛」。具だくさんでお米の量がたっぷりなことでおなじみですが、実はおにぎり以外にも人気メニューがあることをご存じでしょうか?
それは、米粉を使ったたい焼きそっくりの「権米衛焼き」なる商品。店の前を通りがかるたび、看板に「完売」の札が貼ってあり、「そんなにおいしいのか?」と気になっていたんです。今回、お店に足を運んだところ、無事にゲットできました。早速、実食してみたいと思います!
※価格は全て税込。
※価格や内容は2024年4月26日時点の情報です。
※一部店舗では取り扱いのない場合があります。
※最新情報は公式サイトをご確認ください。
目次
・「おむすび権兵衛」、首都圏に50店舗展開
・「権兵衛焼き」北海道つぶあん150円を実食
・「権兵衛焼き」明太じゃがチーズ170円を実食
「おむすび権兵衛」、首都圏に50店舗展開中!
アメリカに本社を置くファーストフードチェーン「サブウェイ」のフランチャイジーである株式会社イワイが運営する「おむすび権兵衛」。1999年に東京・品川の複合施設「大崎ニューシティ」に1号店を出店し、今年で創業25周年を迎えたおにぎり専門チェーンの先駆的存在です。
公式サイトで公開されている情報を見ると、コロナ禍は営業時間を短縮したり、臨時休業を余儀なくされたようですが、2020年からこれまでに10店舗を増やし、閉店したのは4店舗のみ。23年3月期の売上高は、約35億7500万円(前期比18%増)と好調のようで、現在は首都圏を中心に国内50店舗、アメリカに2店舗、フランスに2店舗を構えています(24年4月26日時点)。
人気メニュー「権兵衛焼き」北海道産つぶあん150円はまるであんこ餅!
そんな「おむすび権兵衛」では、西武新宿ぺぺ、フレンテ仙川の2店舗限定で「権米衛焼き」を販売中。味は「北海道産つぶあん」150円と「明太じゃがチーズ」170円の2種類で、ネット上では「ほかの店舗でも売ってほしい!」との声もあり、絶賛されています。さて、そのお味とは――。
実物がコチラ。生地には小麦粉を一切使わず、石川県産特別栽培米の米粉を使用しているそう。
まずは、「北海道産つぶあん」から食べてみることに。テイクアウトしたため生地のカリカリ感はそこなわれてしまったものの、見た目は普通のたい焼きです。しかし、包丁を入れてみると、生地がモッチモチで、断面がややつぶれてしまいました。
いざ口に入れると、想像以上に味があんこ餅そのもの! 米粉を使っているからか、普通のたい焼きとは違って粉っぽさがなく、生地も甘すぎないので、よりあんこの味を感じられます。
また、あんこの甘さもちょうどいい塩梅で、温かいお茶と一緒にいただきたくなる一品です。冷めた状態でも十分おいしいため、焼きたてであれば、外はカリカリ、中はモチモチの2つの食感を味わえるでしょう。
人気メニュー「権兵衛焼き」明太じゃがチーズ170円、クリーミーでおいしすぎ!
続いて、たい焼きでも珍しい「明太じゃがチーズ」味をパクリ。写真から伝わると思うのですが、じゃがいもの形が残ったまま入っているので、ゴロゴロとした食感とモチっとした食感が楽しく、明太子とチーズもクリーミーでおいしすぎる!
じゃがいもとモチモチの生地で食べ応えもあり、公式サイトでは「権兵衛焼き」自体、「米粉のおやつ」とうたっているのですが、和スイーツっぽかったつぶあんに比べ、こっちはどちらかというとフードといった感じ。食べ応えも十分でした。
2つともおいしかったのですが、私はほかでは食べられないであろう「明太じゃがチーズ」が特に気に入りました。購入してから時間をおいてしまったため、チーズが固まってしまっていたので、今後はお店のイートインスペースで焼きたてを味わいたくなりました。お近くにお住いの方は、ぜひ一度食べてみてください! 一口食べれば、人気の理由がわかるはずです。
なお、たい焼きみたいな見た目にだまされ、どちらも食後のデザートとして食べたのですが、半分ずつを食べたところでかなりの満足。残りの半分ずつはまたあとでゆっくりいただくことにしました。
「両方とも食べたい!」という人は、おなかのキャパを空けておいたり、誰かとシェアすることをおすすめします!