4月1日にグループ名をSexy Zoneから改名し、佐藤勝利、菊池風磨、松島聡の3人体制で活動中のtimelesz(タイムレス)。第1弾作品となる1st EP「timelesz」(6月19日発売)のリード曲は、2020年10月末まで旧ジャニーズ事務所(現・STARTO ENTERTAINMENT)に所属していた山下智久がプロデュースしているといい、ネット上ではさまざまな反応が見受けられる。
目次
・山下智久、プロデュースはtimeleszメンバーから「頼まれた」
・山下智久、timeleszプロデュースにファンは「やっぱり」
・一方で批判が上がるワケ
山下智久、timeleszの楽曲プロデュースは「メンバーから頼まれた」
timelesz公式サイトによると、第1弾作品となる1st EP「timelesz」(6月19日発売)のリード曲は「Anthem」というタイトルで、山下がプロデュースと作詞を担当。「龍のように力強く舞い上がってほしい」(原文ママ、以下同)という願いを込めて制作したそうだ。楽曲自体は「聴く者を鼓舞するような歌詞と、低音が響くトラックが相まった力強いダンスチューン」になっているとか。
timeleszの再出発に携わった山下は「まず、このような機会を頂けた事に感謝しています。メンバーから頼まれた時はとても嬉しかったです。誠心誠意取り組みました」とのコメントを寄せている。
一方、timeleszメンバーは「かれこれ10年くらい気にかけていただいており、長きにわたりご縁のある山下くんに楽曲提供いただけるということが本当に嬉しかったです」と、喜びをあらわに。
山下は「これまでも壁にぶつかった時や節目の時など様々なタイミングに向き合ってくださり、アドバイスをいただき、背中を押してくださる存在」だと明かし、「Anthem」はtimeleszにとって「決意表明」ともいえる1曲になっていると自負した。
なお、ニュースサイト「ORICON NEWS」が5月17日に配信した記事によると、同曲は20日深夜放送のラジオ『timeleszのQrzone』(文化放送)で初オンエアされ、ミュージックビデオはYouTubeにて近日公開予定とのことだ。
山下智久、timeleszの楽曲プロデュースにファンは「やっぱり」
古巣の後輩の新曲に携わっていることが明らかになった山下だが、4月2日時点で、インスタグラムのストーリーズ(24時間限定公開)に、「ある後輩の楽曲をプロデュースすることになりました」とつづり、「まだ詳細は言えないのですが 誠心誠意頑張ります」と報告していた。
「山下は過去にジュニア内ユニット・美 少年のオリジナル曲『LALA love』の作詞・作曲を手がけたこともあるだけに、インスタの投稿を見たファンの間では、『後輩はSTARTO ENTERTAINMENTのアーティストではないか』と、期待の声が上がっていました」(男性アイドルに詳しい記者)
また、timelesz・菊池が同20日に個人のファンクラブを開設すると発表した際、山下はX(旧Twitter)のアカウントで「風磨の個人ファンクラブに入る事になりました。風魔もおれの入ってね」とポストしていた。
菊池は連続ドラマ『アルジャーノンに花束を』(TBS系、15年4月期放送)などで山下と共演。timeleszメンバーの佐藤も山下主演ドラマ『SUMMER NUDE』(フジテレビ系、13年7月期放送)に出演していた。それだけに、一部ファンたちは山下がプロデュースする後輩は、かつて関わりのあったtimeleszではないかと予想していたようだ。
そのため、今回の発表に対する驚きの声は少なく、SNS上のファンからは「やっぱりプロデュースするのはtimeleszなんだ! 最近、やたらと風磨と山P(山下の愛称)の絡みが多いなと思ってた」「もしかして……と期待してたのでうれしい!」「すでに事務所を退所した山Pが後輩をプロデュースって、いろいろと良い方向に変わったな。楽しみ!」などと、歓喜の声が上がっている。
山下智久、timeleszの楽曲プロデュースに批判が上がるワケ
しかし、山下のプロデュースには、少なからず否定的な意見も。その要因として、山下の“辞め方”が関係しているものとみられる。
「20年8月7日、ニュースサイト『文春オンライン』は山下とKAT-TUN・亀梨和也が7月下旬に知人と飲み会を楽しんでいたと報道。そこに参加していた女性3人のうち2人が未成年の現役高校生だった上に、山下が1人の女性を“お持ち帰り”した疑惑をスクープしたんです。8月17日、事務所側は山下の芸能活動自粛と、亀梨に厳重注意処分を下したと発表。11月には、山下が自粛期間中の10月末をもって退所していたことが明らかになりました」(同)
事務所側のコメントによると、山下は以前から「本格的に活動の拠点を海外に移したい」という目標を抱いており、オファーがあった海外作品に参加するため、退所を希望。「本人の意向を尊重し、双方合意の上で契約を終了することといたしました」と説明した。
当時、山下は亀梨とのユニット「亀と山P」としても活動中で、ファンは新型コロナウイルスの感染拡大による影響で延期になっていた1stアルバムのリリースやコンサートの開催を待ち望んでいたものの、最終的には山下の退所によってプロジェクトは頓挫することに。
こうした背景もあるだけに、ネット上には「コロナ禍に未成年女性とホテルに行って事務所を辞めた男が後輩をプロデュースって……」「なぜここまで持ち上げられているのかがわからない」「いきなり退所しておきながら、よく後輩のプロデュースとかできるね。 面の皮が厚すぎる」と、批判的なコメントも見受けられる。
さらに、「未成年云々で問題になった人にプロデュースしてもらうとか、どういうつもりなの?」と、山下にオファーをしたとされるtimeleszメンバーに対する疑問の声も上がっていた。
賛否両論、話題性は抜群の「Anthem」だが、一体どんな楽曲に仕上がっているのだろうか?