物価高が騒がれている昨今、熱い注目を集めているのがディスカウントストアや低価格を売りにするスーパー。ただ価格が安いだけでなく、各社が力を入れているのが総菜やお弁当のラインアップ! サイゾーウーマンでこれまでに紹介したディスカウントストアのおすすめフードをまとめます。
目次
・【オーケー】
・99円コロッケ
・628円「照り焼きチキンピザ」
・299円「ロースかつ重」
・【ロピア】
・324円「旨辛コチュジャンご飯のタルダプルコギ丼」
・【トライアル】
・299円「三元豚ロースかつ重」
・299円「特製のり弁当」
・【カネスエ】
・297円「竹の子ごはん弁当」
・【タイヨー】
・538円「マルゲリータピザ」
・270円「十勝こしあん食パン」
・【ダイレックス】
・594円「上にぎり寿司」
・321円「どでか!デミハンバーグ弁当」
・321円牛カルビ重
・【パレッテ】
・118円「あんクロワッサン」
【オーケー】とは?
「高品質・Everyday Low Price」をスローガンに掲げるオーケー。「万一、他店より高い商品がございましたら、お知らせください。値下げします」というポスターを掲げるほど、業界最安値にこだわっている人気スーパーです。
1958年6月に1号店を上板橋に開店し、東京、神奈川、千葉、埼玉の郊外を中心に店舗を増やして2024年5月時点で154店。23年10月には一等地といわれる東京・銀座にオープンして大きな話題になりました。24年3月には同じく東京都心の日本橋にも出店し、郊外だけでなく都心も“攻略”したと一部経済メディアで報じられました。
そんなオーケーは今年11月に関西一号店を大阪府東大阪市にオープン予定。一号店以降も、関西で積極に出店する方針だといいます。
銀座に出店以降もますます好調の同スーパーの魅力について、主に総菜・弁当の面からお伝えしていきます。
【オーケー】99円コロッケ
※価格などは2023年12月4日時点の情報です
※店舗によって取り扱い商品や価格が異なります。
※最新の情報は公式サイト等をご確認ください
オーケーの総菜売り場には、120円(税抜き、以下同)の「ハムカツ(無塩せきハム使用)」や2本で199円の「豚肉と玉ねぎの串カツ」など、お手頃価格の揚げ物がズラリ。
もちろん味にもこだわっており、人気商品の「国産ジャンボチキンカツ」(389円)は、「一度も冷凍していない国産鶏むね肉を使用しているから旨い!」(公式サイトより)とのこと。
あれもこれもと目移りしていると、今回のお目当てである99円の「ごろっと芋の牛肉コロッケ」を発見。1個入りと2個入りのパックが売られていましたが、1個あたりの価格は同じようです。
オーケーのコロッケは、サイズ的には一般的ですが、少し厚めで、ころっとしていてかわいらしい印象。衣の質感から、油切れの良さが伝ってきます。
包丁で半分にカットすると、商品名通りのごろっとしたじゃがいもがたくさん! そしてその隙間を埋めるように、細かく挽かれた牛肉が混ぜ込まれている様子も確認できます。
ごろっと具合いをチェック!
さらに“ごろっと具合い”を確認するため、衣の中からじゃがいもをほじくり出してみると、お芋の塊が出るわ出るわ。粉状にマッシュされている部分は非常に少ない印象です。おそらくお芋を潰さないよう、注意を払いながら成型しているのはないでしょうか。
一口頬張ると、しっとりとしたじゃがいもの甘味が口の中に広がる! 牛肉の食感はあまりないものの、肉のうまみは感じられます。
味付けはしっかりめで、ナツメグなどのスパイスも強めに香っているため、ソースなしでも十分おいしい! 油っぽさもほぼなく、軽い口当たりで何個も食べれちゃいそうです。これは非の打ち所がない、パーフェクトなコロッケといえるのでは?
芋のごろっと度 | ★★★★★ |
食感 | ★★★★☆ |
味 | ★★★★★ |
【オーケー】628円「照り焼きチキンピザ」
※23年12月8日公開時点の情報です
※最新の情報は公式サイト等をご確認ください
オーケーは、オリジナルのベーカリー商品も充実。中でも直径30センチほどの手作りピザは、「チェリートマトのマルゲリータピザ」と「ブルーチーズの4種チーズピザ」がどちらも498円(税抜き、以下同)と激安!
ピザによっては1/4カット分も売られており、「チェリートマトのマルゲリータピザ」は129円。ホールで買うと498円ですから、1/4カットでも割高感はほぼ感じられません。
また、親切な店員さんに伺ったところ、ピザの焼き上がり時間は決まっておらず、出来次第、売り場に並べていくとのこと。筆者が伺った店舗は予約も行っているようで、確実にゲットしたい人は事前に聞いてみるとよさそう。
これだけ味の種類が豊富だと、あれもこれもと目移りしてしまいますが、今回は628円の「照り焼きチキンピザ」をゲットしました。
628円「照り焼きチキンピザ」を実食
シンプルな箱を開けると、鮮やかなたまごサラダが目に飛び込んできます。“てりたま”はテッパンですし、8つにカットすれば必ずたまごサラダが乗っている点もポイント高し! “マヨビーム”もまんべんなくかけられていて、非常に美しいピザです。
公式サイトによると、トッピングはモッツァレラチーズ、チェダーチーズ、ゴーダチーズ、照り焼きチキン、たまごサラダ、オニオンスライス、マヨソース、パセリ、照り焼きのたれ。生地はオーケーが独自に開発したそうで、「耳まで美味しい」を謳っています。
生地の弾力に驚き!
ピザをカットしていると、耳の弾力に驚き! 決して硬くはないものの、押すとしっかり反発してくる“もちふわ感”は、まさにイタリア発祥のパン・フォカッチャのよう。
チキンの量をチェック!
唯一見た目で気になったのが、メインであるはずの鶏肉がチーズとソースに隠れてほぼ見えなかった点。そこで、ピザを8つにカットした後、一切れ分のチキンをかき集めてみました。
すると、“欠片”と呼んでも差し支えないほど、小ぶりに切られたチキンがいくつか集まりました。肉好きとしてはちょっとがっかり……。
一口食べると、甘~い和風の照り焼きのたれの味がガツンと来ます。その後、食べ進めると……やはりほぼたれの味しかしません。卵やチキンの存在を忘れてしまうほど、たれの主張が強い! ただ、そんな単調な味の中でも、玉ねぎのシャキシャキ感が残っているのはうれしいポイント。
そして、オーケーが「耳まで美味しい」と謳っているだけあり、甘みのある耳がうまい! 触った感じと同様に、食感や味もかなりフォカッチャに近いです。これは耳だけでもずっと食べていられるレベル! この生地はお見事です。
見た目 | ★★★★☆ |
生地 | ★★★★★ |
具 | ★★☆☆☆ |
【オーケー】299円「ロースかつ重」
※2023年12月4日時点の情報です
※最新の情報は公式サイト等をご確認ください
オーケーの人気商品といえば、色とりどりの格安弁当の数々。中でも299円(税抜、以下同)の「ロースかつ重」は数々のメディアで取り上げられ、ファンも多いのだそう。
フタを開けると、上品な出汁の香りがふわ~り。漬物などの添え物はなく、米、とんかつ、卵、玉ねぎ、三つ葉という最低限の役者がそろったシンプルなかつ重です。
2センチほどの厚みがあるとんかつを箸で持ち上げると、一気に食欲がわいてきます。
オーケーの「ロースかつ重」の味を一言で表すと「上品」。口に入れた瞬間、上品な出汁の味が、口の中にふわっと広がり、三元豚の甘さもしっかり感じられます。
そして、揚げ物であることを一瞬忘れてしまうほど、油っぽさがない! 味付けは決して濃くないのですが、さわやかな出汁の風味が心地良く、気づけばご飯が進みます。三つ葉のしゃきっと感が残っているのもうれしい!
これが299円で食べられるとは……。衝撃です!!
見た目 | ★★★★☆ |
食感 | ★★★★★ |
味付け | ★★★★★ |
【ロピア】とは?
精肉店「タカラヤ」として創業し、「食のテーマパーク」を謳うロピア。5月17日現在、首都圏を中心に全国で89店舗、台湾で3店舗を展開しています。
さらに、2020年に関西へ初進出したばかりですが、今年4月に関西17店舗目となる大阪・北加賀屋店がオープン。この開店日に密着した4月30日放送の情報番組『newsランナー』(関西テレビ系)は、ロピアの前に「最大800人が行列を作った」と驚きの集客力を伝えていました。
なお、運営母体であるOICグループの売上高は、ロピアの店舗数増加と比例するように右肩上がりで急上昇。「スーパー売上高ランキング」(日経MJ小売業調査より)によれば、2018年に43位だったロピアは、わずか5年後の23年に24位まで駆け上がったといいます。
【ロピア】324円「旨辛コチュジャンご飯のタルダプルコギ丼」
※2024年5月22日公開時点の情報です
※店舗によって取り扱い商品や価格が異なります
※最新の情報は公式サイト等をご確認ください
この日は毎週火曜日に訪れる「惣菜最強DAY」で、324円の「えび天むす」や324円の「ロピアキャベツメンチカツ(3個)」などが、ド派手なポップとともに大量に並んでいました。
筆者は、目立つところに並んでいた「旨辛コチュジャンご飯のタルダプルコギ丼」(324円)を購入しました。
コチュジャン風味のごはんの上に、甘辛い牛肉、のり、糸唐辛子がのっていて、甘い玉子焼きが添えられています。
温めずに食べたためか、ごはん同士がくっついていて少し箸で取りづらかったものの、そんなことは帳消しになるほどのおいしさ!
ネット上で「ロピアは惣菜の当たり外れが激しい」という口コミが散見されたため、食べる前は心配していたのですが、今回は見事に大当たりだったようです!
【トライアル】とは?
トライアルは、福岡に本社を置くトライアルホールディングスが全国展開するディスカウントストア。
1992年の1号店出店以降、居抜き物件で店舗数を増やし、2000年以降は23期連続で増収。24年3月には東京証券取引所グロース市場に上場を果たし、今年の売上高は前期比8.9%増の約7,110億円を見込んでいるといいます。
一口にトライアルといっても、生活必需品が1店舗で揃う郊外店「スーパーセンター」、食品や趣味嗜好品を扱う「メガセンター」、食品が中心の「smart」、もっと小規模な「小型店」など、複数の業態で運営している模様。
【トライアル】299円「三元豚ロースかつ重」
※2024年5月13日公開時点の情報です。
※店舗によって取り扱い商品や価格が異なります。
※最新の情報は公式サイト等をご確認ください
出口付近にイートインスペースがあったので、購入したお弁当をいただくことに。
「その前に、飲み物の自販機はあるかな?」とキョロキョロしていると、なんと70円均一のカップ型自動販売機を発見!
ただ、氷を切らしたのか、冷たい飲み物はすべて売り切れ……。この時は落胆しましたが、このサービス自体はうれしいですね。
まずは299円の「三元豚ロースかつ重」をいただきます。
パッケージ説明によると、「本醸造しょう油に、鰹の風味とまろやかな甘みを巧みに調和させた、京都創味食品オリジナルの特製だれ使用」とのこと。
口に入れると、肉がとっても柔らか。甘さ控えめの味付けも個人的にはヒットで、とても299円とは思えないクオリティーでした。
ちなみに、299円のかつ重といえば、人気スーパー・オーケーの名物「ロースかつ重」が思い出されます。
今回、トライアルのかつ重を食べながら、元カレを思い出すかのように「オーケーはもっと肉が厚かったなあ」「オーケーは衣にサクッと感が残ってたなあ」と無意識に比較してしまった筆者……。
ただ、一つ言いたいのは、トライアルに罪はないということ。オーケーが“スーパーのかつ重”のハードルを上げ過ぎてしまっただけなので、誰も悪くないんです。
【トライアル】299円「特製のり弁当」
続いて、299円の「特製のり弁当」をいただきます。ちなみに、「ほっともっと」の「のり弁当」(362円)よりも安いです。
しかも、おかずは、白身魚フライ、きんぴら、焼きそば、唐揚げ、ウインナー、磯辺揚げ、コロッケ、漬物の8品と盛りだくさん。
揚げたてではないので、全体的に衣がしっとりしていますが、普通においしいです。
何より物価高騰の最中、この充実感のあるのり弁を299円で提供するトライアルには感謝しかありません。
【カネスエ】とは?
2024年4月現在、愛知、三重、岐阜、静岡の四県に36店舗を展開するスーパーマーケットチェーンの「カネスエ」。多くのスーパーがひしめき合う東海エリア内で、圧倒的な低価格を武器に、着実に店舗を拡大しています。ナチュラルフードストア「旬楽膳」、小型店舗「Felna(フェルナ )」もカネスエグループが独自開発した商業施設です。
「カネスエ」は 「おいしいもの、いいものだけを」をコンセプトとし、さまざまな自社商品を開発しているところも特徴。製造・加工・物流機能を持つ各種センターを構えることで安心・安全な食のルートを確保し、おにぎりや惣菜などの加工食品を店頭に並べられています。
価格と品質の両方を大切にしているカネスエの商品がどれほどお手頃なのか、そして味のクオリティはどの程度なのか、実際にレポートしたいと思います。
【カネスエ】297円均一オリジナル弁当
※2024年4月29日公開時点の情報です。
※店舗によって取り扱い商品や価格が異なります。
※最新の情報は公式サイト等をご確認ください
店内で最もコストパフォーマンスが高いのでは!? と感じたのが、297円のカネスエオリジナル弁当。定番のおにぎりセットや唐揚げ&春巻き弁当、お寿司、天丼など、バラエティ豊富なお弁当がどれも297円なんて、ちょっと信じられません。
297円の「竹の子ごはん弁当」は、卯の花、揚げ物、煮物が詰められたコンパクトなお弁当で303kcalと低カロリー。少食な方やダイエッターにはよさそうです。
しかし、この安さゆえ味の面でいささかの不安を覚えたことも確かです。ところが、ごはんを一口ほおばると、竹の子のやさしい香りとしゃきっとした食感を楽しめるごはんで、つくねとレンコンの揚げ物も食べごたえがあり、297円とは思えないクオリティの高さ。
職場が近かったら、毎日通って昼食を調達したいくらいです。自炊をするよりリーズナブルで、栄養もしっかり摂れるのでは? と感じました。
ただし、これらのお弁当の多くは要冷蔵で、必ず電子レンジで温めてから食べる必要があるため、外出先で食べたいと考えている方は要注意です。そういった方たちは、49円から購入できるおにぎりを選ぶと良いかもしれません。
もちろんお弁当だけではなく、揚げ物やサラダ、煮物などの単品惣菜も充実していましたよ。夕食を簡単に済ませたいときや、副菜が決まらないときに重宝できそうです。
こちらは「大阪流串カツ盛り合わせ」。5種類の串揚げが2本ずつ、計10本入って358円だったので、おなかがいっぱいになりました。二度付け禁止のこだわりソースがついているところもポイントです。
おにぎりから煮物、揚げ物まで充実していて、「廃棄は大丈夫?」と心配になるほどでしたが、カネスエは在庫管理も徹底しているので、その心配は無用なようです!
【タイヨー】とは?
茨城県に本社を置くタイヨーは、営業開始から半世紀以上がたつ人気のスーパー。品ぞろえ豊富な「スーパータイヨー」、ディスカウントストア「ビッグハウス」、酒専門店「ベストリカー」といった複数業態で展開し、茨城21店舗、千葉16店舗、東京2店舗を運営しています(2024年5月現在)。
現在、茨城県には「カスミ FOOD OFFストッカー」「トライアル」「ヒーロー」などのディスカウントスーパーがひしめきあっていますが、タイヨーは「安くて買い物がしやすい」とつねに上位の人気。売上も好調のようで、近年、新店舗を次々とオープンさせています。
なお、4月1日付のニュースサイト「ねとらぼ」では、Googleマップに寄せられたユーザー評価などに基づいて作成した「茨城県で人気のディスカウントスーパーランキング」を発表。それによると、「タイヨー 学園の森店」が2位だったそうです。
【タイヨー】538円「マルゲリータピザ」
※2024年5月8日公開時点の情報です。
※店舗によって取り扱い商品や価格が異なります。
※最新の情報は公式サイト等をご確認ください
多くのお客さんがタイヨーオリジナルの焼き立てホールピザ「マルゲリータピザ」(538円)を手に取っていたので、筆者も買ってみることに。
ちなみに、焼く前の「生マルゲリータピザ」(486円)も販売されており、こちらのほうが52円お得でした。
まず、「マルゲリータピザ」をいただきます。「パンのようなもちもちの生地」を謳っていて、サイズは一般的な宅配ピザのMサイズ程度。
1切れ頬張ると、生地は耳までソフトでもっちりとしていて、チーズが濃厚。ピザは耳が硬すぎると残したくなってしまうこともありますが、こちらはお子さまでも食べやすそう。
この手の店舗で作るピザは、現在多くのスーパーマーケットチェーンで販売されていますが、生地の食感が店ごとに結構違うんですよね。いくつかのスーパーを食べ比べして、自分好みのピザを発見するのも楽しそうです。
【タイヨー】270円「十勝こしあん食パン」
また、パン売り場の一角には、店舗で手作りする焼き立てパンのコーナーがありました。タイヨーヘビーユーザーの義母から、事前に「名物の『レーズンパン』(216円)が爆売れしてる。大きくて、レーズンが多く入ってておいしい」と聞かされていたので買う気満々だったのですが、見事に売り切れ……。
店員さんにうかがうと、“次に並ぶのは数時間後”とのことなので、今日はあきらめるしかなさそうです。
ただ、がっかりしたのも束の間……「十勝こしあん食パン」(270円)が棚に並ぶタイミングに遭遇できたので、こちらを買ってみることに。
「十勝こしあん食パン」を手に持つとまだ温かく、焼いたそばから提供していることがわかります。
続いて、「十勝こしあん食パン」をいただいてみます。
270円とは思えない大きさ! 手に持つと、ずっしり感があります。
ちぎってみると、ふかふかのパンの中に、なめらかなこしあんがたっぷり入っています。
そして、タイヨーのパンは小麦にもこだわっているそうで、口に入れるととても香りが良いんです! このクオリティーで270円とは驚きしかありません。
ただ、こちらの商品は“食パン”というより、小さなあんぱんがぎゅうぎゅうに一列に並んだ“ちぎりパン”といった印象。1ブロックずつ手でちぎって食べられるので、朝食やおやつにぴったりです!
【ダイレックス】とは?
佐賀市に本社を構えるダイレックス株式会社。大手ドラッグストア「サンドラッグ」の子会社で、食料品以外にも医薬品、日用品も取りそろえているディスカウントストア(一部例外あり)です。
2020年には300店舗だったダイレックスですが、24年現在は九州を中心に約400店舗と、その急成長ぶりがわかります。23年3月期の売上高は2,885億円、営業利益は137億円となっています。
【ダイレックス】594円「上にぎり寿司」
※2024年5月26日公開時点の情報です
※店舗によって取り扱い商品や価格が異なります
※最新の情報は公式サイト等をご確認ください
目についたのは握り寿司。いろんな種類があり、どれを買うか、寿司コーナーの前で何往復もしてしまいました。そして選んだのがこちらのお寿司。
このネタ、この量で594円とは安い! 握り寿司で個人的に見てしまうのはエビ。安い寿司の場合、生エビでないことが多いのですぐチェックしてしまいました。
なんとエビは生エビでイクラも入っていました。寿司9貫でこの値段! それも全部ネタは魚! 鮮魚コーナーのお寿司なのでネタが全部高クオリティでおいしかったです。
味・・・・・★★★★★
価格・・・・★★★★★
満足度・・・★★★★★
【ダイレックス】321円「どでか!デミハンバーグ弁当」
名前の通り「どでか!デミハンバーグ弁当」こんなにボリュームたっぷりで321円!
金額は安いのですが、ご飯は普通の量どころかちょっと多めのような気もしました。たまに安いお弁当を買うとご飯が残念……ということもありますが、そんなことはなくご飯もしっかりおいしかったです。
味・・・・・★★★★☆
価格・・・・★★★★★
満足度・・・★★★★★
【ダイレックス】321円牛カルビ重
「牛カルビ重」も「どでか!デミハンバーグ弁当」と同じ321円。これは少し小さめのお弁当でした。
個人的な感想ですが、ちょっとお肉の味付けが甘いかな~という感じでした。「どでか!デミハンバーグ弁当」には付いていたお漬物、こちらにもあったらサッパリしたかな? と思いました。
味・・・・・★★★
価格・・・・★★★★
満足度・・・★★★★
【パレッテ】とは?
イオングループが展開する“未来型ディスカウントストア”パレッテ。店舗数は2024年4月現在7店舗で、神奈川県のみの展開です。イオンのディスカウントストアは「ザ・ビッグ」が代表的ですが、新路線の“未来型”として20年12月に1号店がオープン。24年に1店舗が閉店になり、現在7店となりました。
なお、公式サイトを見ても会社概要に会社所在地や問い合わせ先の記載がなく、イオンの文字も見当たりません。プライバシーポリシーでようやくイオンのグループ会社であることが明記されていました。
公式サイトには、「@パレッテ!は、挑戦者です。循環型社会にふさわしい、未来型のスーパーマーケットで新しいショッピングスタイルを提案します」と書かれていて、同店のキーワードは3つの「セーブ」とのこと。@パレッテ!流のショッピングを提供するそうです。
【パレッテ】118円「あんクロワッサン」
※2024年4月3日公開時点の情報です
※店舗によって取り扱い商品や価格が異なります
※最新の情報は公式サイト等をご確認ください
店員の姿がなく、買い物客も数組のため無機質な雰囲気が漂うパレッテ。そんな中でかなり異色だったのが、焼き立てパンを販売しているベーカリーコーナーです。店員がなかなか見つからない店内にもかかわらず、焼き場にスタッフが配置されているという力の入れよう(筆者が確認した限り)。
店外に「あんクロワッサン」ののぼりを立てていたので気になっていたのですが、まさかインストアベーカリーだとは思いませんでした。
売り場でも「あんクロワッサン」127円を推している一方で、それ以上にデカデカと宣伝されていたのが「発酵バタークロワッサン」128円。
「ヨーロッパ発酵バター100%使用 コク・風味・香りが抜群です」とのこと。人気もあるようで、クロワッサンだけ購入して帰る人も見かけました。
店外でのぼりを立ててまでアピールしていた「あんクロワッサン」118円。