コロナ禍でみるみるうちに店舗を増やした無人の餃子販売店。購入代金は店内に設置された料金箱に入れるというノーガードな手法で、それゆえ窃盗事件なども報じられました。しかし、餃子販売店が昨今閉店ラッシュが起こっているとか。その中のひとつ、「餃子の雪松」で購入し、実食した記事を再掲します。
※2022年7月3日公開の記事を再編集しています。
※情報は2022年7月3日時点の内容です。
※最新の情報は公式サイトや公式SNSをご確認ください。
目次
・【餃子の雪松】前代未聞のスピードで店舗拡大
・会計方法に驚き!
・焼き方は、熱湯を上からかけて蒸し焼き
・36個1,000円は「買い」!
・人によって好みが分かれる
【餃子の雪松】前代未聞のスピードで店舗拡大
やってきました、生餃子直売所「雪松」! 北は北海道から南は九州の鹿児島まで全国に店が存在する、無人の24時間販売所です。
総合情報サイト「プレジデントオンライン」に掲載された22年2月4日公開の記事によれば、「2018年9月に1号店を開いた『餃子の雪松』は、たった3年で350店超に店舗網を拡大」「このスピード感は前代未聞といえよう」とのこと。たしかに、「あれ? あそこにも餃子の無人販売所ができてる!」と驚くほど急増している印象です。
そんな雪松は、群馬県水上にある中華食堂「雪松」の餃子を引き継いでいるとか。できたての味を直接お客さんに届けるべく直売所というスタイルをとっているそうです。
そんな中、「現代ビジネス」24年6月19日付けの記事で、無人の餃子販売店に閉店ラッシュが起こっていると報じました。コロナ禍の22年は全国400以上出店していたものの、「24年6月時点の店舗数は、374店舗にとどまっている。すでにピーク期の10%ほどが、閉店を余儀なくされたというわけだ」と報じています。
【餃子の雪松】会計方法に驚き!
そんな雪松を訪れたのは夜間。照明が煌々と白い看板を照らし、非常に目立っていました。
「無人直売所」という名の通り、当たり前ですが店内には人がおらず……一瞬、入っていいのかな……と不安になりました(笑)。
入店すると、冷凍庫があるのでそこから商品を取り出します。商品は冷凍餃子の36個入りのみ。これで1,000円(税込)なのですが、それが高いのか安いのか? 味次第というところでしょうか。
冷凍庫の隣には「特製」のタレがあり、せっかくなのでこちらも購入してみます。
下調べせずに行ったので驚いたのが、お会計方法です。てっきり、セルフレジ的な物があると思いきや「料金箱」と書いてあるボックスにお金を入れる方式!
タレも購入したので1,200円をボックスに入れてお会計終了です♪(お釣りは出ないのでご注意ください)
【餃子の雪松】焼き方は、熱湯を上からかけて蒸し焼き
冷凍餃子36個と、雪松の特製タレを無事購入して帰宅。
一度食べたらやみつきになる……そのうたい文句に期待です!
裏には「焼餃子の作り方」がイラスト付きで紹介されています。
フライパンに油を引き、餃子を並べたら、熱湯を上からかける。フタをして蒸し焼きにして、5〜6分たったらフタを外して水分を飛ばして完成!
この通りに作ってみます! 冷凍餃子を焼く時に、熱湯が必要になるのは初めてです。
餃子の焼き方といえば、フライパンにびっしり入れて焼く人が多いと思いますが、こちらは餃子の間隔を空けて焼くスタイル!
本当は餃子一つひとつをバラバラにして焼くそうですが、くっついて離れないものもあり…そのまま焼いちゃいました。
キレイに焼き上がりました! 餃子の香りが部屋に広がっています。
【餃子の雪松】36個1,000円は「買い」!
さっそくいただきます!
餃子のサイズは、普通よりも小ぶりの印象。中身の餡は、みっちり肉が入っているタイプではなく、野菜が中心。軽めなお味になっています。
皮はもちもちでおいしい! 長い歳月をかけて作ったこだわりの皮だそうですよ。納得です!
餃子と一緒に購入した特製タレは、お酢も入っているので、軽めの餃子をさらに食べやすくしてくれます。何個でも食べられます♪
小ぶりの餃子が36個で1,000円という価格については、そこまでコスパが良いとはあまり思いませんが、この味なら、私は「買い」だと思います!
【餃子の雪松】人によって好みが分かれる
入店時、最初はドキドキしますが、一度行けば次からは問題なし。
餃子の味は、人によって好みが分かれるので、難しい部分もありますが、「近所にあって気になってた!」という方は、一度食べてみてほしいと思います!
気になった方は、ぜひお試しください!
【餃子の雪松 総評】
コスパ度:★★★☆☆
おすすめ度:★★★★☆
リピートしたい度:★★★★☆