• 日. 12月 22nd, 2024

犯罪データベース

明日あなたが被害にあうかもしれない

ワッフルコーンアイスは【ファミマ】を買って! セブン・ローソン新作より優秀なポイントは?

 7月23日放送の『マツコの知らない世界』(TBS系)で「ソフトクリームの世界」を放送。さまざまな種類のソフトクリームが登場するとか。サイゾーウーマンではコンビニアイスの「ワッフルコーンアイス」に注目して、管理栄養士の猪坂みなみ先生に、セブン-イレブン・ローソン・ファミリーマートの新作含む3品の特徴やおすすめを教えてもらいました。

※2024年7月5日公開の記事を再編集しています。

目次

・アイスやワッフルコーンの栄養素的な特徴
・【セブン】 ワッフルコーン バナナシェイク
・【ローソン】レモネードレモニカワッフルコーン
・【ファミマ】ワッフルコーン濃旨ミルクバニラ
・管理栄養士のベスト1
・編集部が実食!

アイスやワッフルコーンの栄養素的な特徴

――アイスは嗜好品だとは思いますが、摂取できる栄養素はどのようなものがありますか?

猪坂みなみ先生(以下、猪坂) アイスは牛乳由来の乳製品に砂糖を加えて作るのが一般的ですので、主に摂取できる栄養としては、脂質と糖質になりますね。あとは「カルシウム」や「ビタミンB2」「たんぱく質」といった、牛乳由来の栄養素も含まれます。

 濃縮されている分、同じ100gで比較すると牛乳よりも多く含まれる栄養もありますね。たとえば、普通牛乳100gに含まれるカルシウムの量は110mgですが、アイスクリーム(普通脂肪)100g」には、140mgのカルシウムが含まれています。

 ただしその分脂肪分や糖分なども多くなっているので、食べ過ぎにはご注意ください。

――アイスと氷菓の違いを教えてください。

猪坂 「アイス」と聞いて私たちがよく思い浮かべるものは、「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」などの種類に分かれています。いずれも乳固形分とそのうちの乳脂肪分が一定量含まれており、程度の違いはありますが、滑らかなミルク感を味わうことができます。

 一方で「氷菓」とは、シャーベットやかき氷、アイスキャンディーのようなものを指します。原材料のほとんどが糖分で、乳成分は含まれないものが多いです(商品によっては練乳などが入っているものもあります)。ミルク感はありませんが、暑い日などにさっぱりとした味わいが楽しめますね。

――アイスでよく使用されているワッフルコーンの栄養素的な特徴を教えてください。

猪坂 アイスのコーン部分は、主原料の小麦粉に油脂や砂糖を混ぜて加熱して作られます。そのため、摂れる栄養としては糖質や脂質がメインとなります。あとは、小麦粉や油脂由来のたんぱく質やビタミンB1、ビタミンEなども含まれるでしょう。

【セブン】 ワッフルコーン バナナシェイク:エネルギー&糖質が少し高め

――セブン-イレブンの新作「ワッフルコーン バナナシェイク」の特徴を教えてください。

猪坂 バナナシェイク味のワッフルコーンのアイスミルクですね。アイスミルクは、乳固形分が10%以上という規格になっていて、乳製品由来の栄養がその分含まれているということになります。

 ただし、そうすると乳脂肪分の含有量も増えるため、カロリーは1個293kcalと、少し高めになっていますね。糖質の量も43.2gで、これはお茶碗1杯弱くらいのご飯に含まれる糖質の量と同じくらいになります。

【ローソン】レモネードレモニカワッフルコーン:さっぱりとした口当たり

――ローソンの新作「Uchi Café×レモネードレモニカ レモネードレモニカワッフルコーン」の特徴を教えてください。

猪坂 甘酸っぱいレモンアイスとコクのあるホワイトチョコが巻かれているラクトアイスですね。レモン果汁が含まれるので、暑い日でも爽やかな気分になれるのではないでしょうか。

 こちらは「ラクトアイス」という種類になっていて、「氷菓」よりは乳固形分を含みますが、「アイスミルク」や「アイスクリーム」よりは乳製品由来の栄養が少なめになります。

 含まれている原材料も砂糖が一番多くなっており、脂質は乳脂肪分だけでなく、植物油脂を混ぜることで滑らかな口当たりを出しています。その分ミルク感は減るかもしれませんが、重たくならないさっぱりした涼感を味わえるでしょう。

【ファミマ】ワッフルコーン濃旨ミルクバニラ:濃厚な味わいが楽しめる

――ファミリーマート「ワッフルコーン濃旨ミルクバニラ」の特徴を教えてください。

猪坂 こちらは乳脂肪分が8.0%と、今回ご紹介する商品の中で最も多いため、リッチなミルクのコクを味わうことができるでしょう。

 その分脂質は多めですが、同じ分量(175mL)であるセブンの「ワッフルコーン バナナシェイク」と比べると糖質がやや少ないので、エネルギーは少し低くなっています(1個268kcal)。

 乳成分だけでなく卵が配合されていることもあってか、たんぱく質は3.8gと一番多く含まれていますね。

管理栄養士が選んだベスト1は「ワッフルコーン濃旨ミルクバニラ」

――栄養面を踏まえて猪坂先生が選ぶなら、どれにしますか? 

猪坂 ファミリーマート「ワッフルコーン濃旨ミルクバニラ」ですね。乳固形分や乳脂肪分の多い「アイスクリーム」に分類されるアイスなのですが、今回の3つを比較すると、こちらの商品はたんぱく質の含有量が最も多いのに糖質が一番少ないので、栄養面でも最も優秀だと思いました。

――アイスを食べるときに気を付けたほうが良い点があれば、教えてください。

猪坂 暑いとアイスのような冷たいものが食べたくなりますが、冷たいものばかり食べると内臓から冷えてお腹を壊してしまうこともありますので、食べ過ぎないように注意していけると良いですね。

 また脂質と糖質が多めの食品ですので、ボリュームのあるアイスをおやつに食べた場合、夕食の時は揚げ物などの脂質の多いおかずは避けるようにしたり、ご飯は少なめに盛るようにしたりして調整するのがおすすめです。

編集部が実食!「ワッフルコーン濃旨ミルクバニラ」

 口に入れた瞬間、ぶわっと広がるミルク&バニラビーンズの風味! 濃厚でしっかりとしたコクとうまみが感じられるのですが、しつこさはまったくナシ。甘さも控えめなので、飽きることなく食べ進めることができました。

 ワッフルコーンの香ばしさとほのかな甘みも◎。滑らかなアイスと相性抜群で、ザクザクッとした歯触りが良いアクセントに。コーンの最後のほうまでアイスがたっぷり詰まっているのに、食感がしっかりと保たれていることにも驚きました。

 ちょっと贅沢なスイーツでひと息つきたいな~という気分のときに、おすすめしたい一品です!! 

By Admin