2012年に公開された映画で『先生を流産させる会』という、とても恐ろしいタイトルの作品がありまして、それを撮ったのが当時30歳の内藤瑛亮という新人監督だったんですね。実際の事件をモチーフにしたわずか62分の映像は実におぞましいものでした。グロいシーンがあるわけではないですが、いわゆる精神的グロというやつですね。人の悪意のまがまがしさを、これでもかといわんばかりに露悪的に描いた作品は大いに評…
2012年に公開された映画で『先生を流産させる会』という、とても恐ろしいタイトルの作品がありまして、それを撮ったのが当時30歳の内藤瑛亮という新人監督だったんですね。実際の事件をモチーフにしたわずか62分の映像は実におぞましいものでした。グロいシーンがあるわけではないですが、いわゆる精神的グロというやつですね。人の悪意のまがまがしさを、これでもかといわんばかりに露悪的に描いた作品は大いに評…