Snow Manにとって11枚目のシングル「BREAKOUT / 君は僕のもの」が、7月30日付の「オリコンデイリー シングルランキング」で1位に初登場。初日の売り上げは83万4,015枚で、初週ミリオン（100万枚）も射程圏内の好スタートを切った。前作「LOVE TRIGGER / We'll go together」の初日記録は下回ったものの、今作はさらに売り上げが伸びていく可能性もあるようだ。
目次
・Snow Man、両A面シングルリリース
・Snow Man、新曲の初日売り上げ83万枚
・ラウール主演映画、『ヒロアカ』との興行対決に注目
Snow Man、メンバー主演作主題歌の両A面シングル、先着購入者特典に「お守りキーホルダー」
「BREAKOUT / 君は僕のもの」は、メンバーが主演する映画・ドラマの主題歌を収録した両A面シングル。「BREAKOUT」は、8月2日公開のラウール主演映画『赤羽骨子のボディガード』（以下、『赤羽骨子』）の主題歌で、ロックテイストのダンスナンバー。もう片方の「君は僕のもの」は、渡辺翔太主演の7月期ドラマ『青島くんはいじわる』（テレビ朝日系）の主題歌に起用された楽曲。「BREAKOUT」とは対照的な爽やかなラブソングとなっている。
初回盤A・B（CD＋DVD）、通常盤（CDのみ）でリリースされ、初回盤AのDVDには「BREAKOUT」のミュージックビデオ（以下、MV）やMVマルチアングル映像などを収録。初回盤BのDVDは「君は僕のもの」のMVをはじめ、撮り下ろし特典映像「2024チーム対抗スノ五輪」も入っており、熱心なSnow Manファンならば3形態すべて揃えたい商品だろう。
さらに先着のCD購入者特典として、表題曲にかけた「“僕は君のもの”お守りキーホルダー3個セット」のプレゼントも実施。メンバーのソロ写真の絵柄に直筆メッセーがプリントされたアクリルキーホルダーで、初回盤Aに岩本照、深澤辰哉、ラウール、初回盤Bは渡辺、向井康二、阿部亮平、通常盤は目黒蓮、宮舘涼太、佐久間大介という振り分けになっている。
Snow Man、新曲の初日売り上げ83万枚で前作から7万枚ダウン
そんな同作の初日の売り上げは、前作の10枚目シングル「LOVE TRIGGER / We'll go together」（今年2月発売）の90万2,987枚よりも7万枚ダウンの83万4,015枚だった。
「前作には“3形態同時購入特典”として、『Snow Manカレンダー 2024.4-2025.3』がついていました。毎年、各出版社が制作するグループの公式カレンダーが3月頃に発売されていたものの、今年は見送りになり、ファンが残念がっていたところに、Snow Manサイドはシングルの特典としてカレンダーを用意したんです。カレンダーは週めくりの12カ月分の構成で、メンバー9人の集合カットやソロカットなど、さまざまな表情が楽しめる内容になっていました」（男性アイドルに詳しい記者）
“カレンダー効果”は大きかったのか、「LOVE TRIGGER / We'll go together」は初日約90.3万枚に続き、2日目で13.0万枚を売り上げ、累計103.3万枚と、わずか2日間でミリオンを達成。ニューシングル「BREAKOUT / 君は僕のもの」も3形態買えばメンバー9人全員のお守りキーホルダーをゲットできるが、カレンダーほどの訴求力はなかったのかもしれない。
ラウール主演『赤羽骨子のボディガード』、『僕のヒーローアカデミア』との興行収入対決に注目
なお、8月2日には、「BREAKOUT」を主題歌に起用したラウール主演の『赤羽骨子』が公開される。映画がヒットし、楽曲の魅力が広まっていけば、シングルの売り上げアップにも期待できるだろう。
「ただ、8月2日は人気漫画『僕のヒーローアカデミア』（集英社）の劇場版アニメーション第4弾『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』も公開初日を迎えます。今作は完全オリジナルのストーリーが展開されますが、現在放送中のテレビアニメ版（日本テレビ系）の物語は佳境に入り、『週刊少年ジャンプ』で連載中の原作もあと1話で完結と、ファンが大いに盛り上がっているタイミングだけに、映画のヒットは間違いないでしょう。『赤羽骨子』との興行収入対決に注目が集まります」（同）
前作「LOVE TRIGGER / We'll go together」の初週売り上げは、自己最高となる119.3万枚を記録。メンバーの主演ドラマや映画の勢いに乗って、前作超えはできるだろうか？