旧ジャニーズ事務所のタレントがメインパーソナリティを務めるという、これまでのルールが廃止された日本テレビ系チャリティー番組『24時間テレビ47』(8月31日午後6時30分~9月1日午後8時54分)。一方で、ネット上では嵐・相葉雅紀のファンから“チャリTシャツ”の購入報告が目立っている。
目次
・今年のチャリTシャツはジブリ
・過去には転売が多発
・相葉雅紀着用で購入者続出?
今年のチャリTシャツは、スタジオジブリ
長年、旧ジャニーズタレントが務めてきた“メインパーソナリティ”のポジションが今年は廃止され、それに伴い総合司会の羽鳥慎一アナと水卜麻美アナのほかに、「24人の出演者が24時間をつなぐ」ことが発表されている。
この24人については、6月に第1弾として嵐・相葉雅紀、サンシャイン池崎、三代目 J SOUL BROTHERS・岩田剛典、有働由美子、『笑点』メンバー、長嶋一茂、ヒロミ、松平健、やす子の名前を発表。旧ジャニタレは相葉のみだが、第2弾以降に同事務所のタレントが含まれる可能性もある。
また、売り上げの一部が寄付される番組グッズ“チャリTシャツ”は、7月12日より、日テレ通販サイトやイオングループの店舗にて税込1,999.8~2,000円で販売開始。
今年はスタジオジブリの宮崎吾朗監督がデザインを手掛けており、このために書き下ろされたキャラクターや、今年のメインテーマである「Will Love Save the Earth?(愛は地球を救うのか?)」の文字があしらわれている。
チャリTシャツ、過去には転売が多発したが……
「スタジオジブリがチャリTシャツを手掛けるのは2010年以来、14年ぶり3回目。ジブリファンのみならず『キャラクターの脱力感がかわいい』と評判です。しかし、今年はジャニタレによるメインパーソナリティ制度がなくなったため、売り上げ枚数が『激減するのではないか』との指摘も。日テレもそれを見越してか、例年の5色展開から白、黄色、グレーの3色展開に減らしています」(テレビ誌記者)
現在のTシャツの売れ行きは不明だが、過去にはサイズや色によって入手困難な状況となり、「イオン行ったら、でっかいサイズしか売れ残ってなかった」「欲しい色が手に入らない」などと嘆くジャニーズファンが続出したことも。
「チャリTシャツは“ジャニーズグッズ”として長年、“転売ヤー”のターゲットとなっており、この時期になると高値で『メルカリ』に大量出品されている状況も珍しくありませんでした。しかし、今年はそういった光景は見られません」(同)
嵐・相葉雅紀着用でグレーが人気に?
そんな中、同局『嗚呼!!みんなの動物園』の予告映像が今月3日に公開されると、ネット上で相葉ファンから「チャリTシャツ買った!」「グレーが売り切れてた!」といった報告が散見されることに。
予告の中で番組MCの相葉がチャリTシャツを着用していたためで、同日には番組公式Xやインスタグラムでも、グレーのチャリTシャツを着てやす子とポーズを決める相葉の姿が投稿された。
「結局、チャリTシャツの売り上げを伸ばすためには、ジャニタレの着用が一番手っ取り早そうに思えます。長年のジャニーズ贔屓をやめた格好の『24時間テレビ』ですが、終わってみたら『結局、今年もジャニーズファンの熱量頼りだった』というパターンもありえるだけに、今後発表される出演者などが注目されます」(同)
なお、なにわ男子がメインパーソナリティを務めた昨年の募金総額は、約8億4,800万円。今年は昨年発覚した日テレ関連会社幹部による“募金着服問題”の影響も懸念されているだけに、募金総額に注目が集まりそうだ。