関東地方を中心に139店舗(2024年7月末現在)を展開するスーパーマーケットチェーン「ベルク」で売られている調味料「アレの素」。“アレ”の正体を探るべく、早速ゲットしてきました。
目次
・ベルク「アレの素」とは?
・「アレの素」323円で肉野菜炒め
・「アレの素」で即席スープ
・「味覇」より優秀なワケ
※2024年8月13日時点の情報です
※商品はすべて税込み
※最新情報は公式サイトやSNSをご確認ください
【ベルク】で売られている「アレの素」とは?
埼玉県鶴ヶ島市に本社を構えるベルクは、イオングループでありながら店内は“ベルクらしさ”を全面に押し出したオリジナル商品が豊富。プライベートブランド「くらしにベルク」では、現在600品以上の商品を展開しているといいます。
そんなベルクの公式SNSが最近プッシュしているのが、「アレの素」(322.92円)という中華調味料。インスタグラムによると、「中華の炒め物や中華スープに! 素材に絡めるだけであっという間に美味しいコクのある中華おかずができちゃうという優れもの」だといいます。
いてもたってもいられず、早速ゲットしてきました。
材料名を見ると、砂糖、チキンエキス、ラード、オニオンエキス、ガーリックパウダーなどが入っています。
なお、筆者が買いに走るほど食いついた理由は、先日ふと手にした「くらしにベルク」のスパイス調味料「集まれ肉好き!万能スパイス」(431円)が非常においしかったため。
使い勝手が良く、それまで使っていた「ほりにし」から見事に乗り換えたほどです。
「集まれ肉好き!万能スパイス」は粉末みその味が効いていて、肉、魚、炒め物、スープなどに使えるもの。個人的には「ほりにし」シリーズよりも「日本人が親しみやすい味」だと感じます。それでいて値段は「ほりにし」の半額ほど!
だから、ベルクが作った「アレの素」もきっとおいしいはず! とりあえず肉や野菜との相性が知りたいので、今回は「肉野菜炒め」を作ることにします。
【ベルク】「アレの素」で肉野菜炒め
材料はすべてベルクで購入。キャベツやパプリカなど8種類の野菜が入った「8品目の彩り炒め野菜」は106.92円でした。
フライパンで軽く炒めた肉&野菜に「アレの素」を入れます。分量がわからないので、適当に……。塩こしょうなど、ほかの調味料は一切足しません。
食べてみると、超適当に作ったのに、高級中華料理店で出てきてもおかしくないほど本格的な味! ラードが入っているためかコクがあり、まろやかでトゲのない味わいです。
驚いたのは、水溶き片栗粉を少し入れたかのようなとろみが感じられること。材料名に「増粘剤(加工澱粉)」とあるので、その効果でしょうか。食材に「アレの素」がよく絡みます。
中華料理を家で作る際、とろみを付ける作業が「めんどくさいな……」と思ってしまう筆者にとって、味付けととろみ付けが同時に完了する「アレの素」は、まさに神アイテム!
また、甘めの味が子どもも好きなようで、いつもは野菜嫌いの筆者の子どもが、「おいしい! 全部食べたい!」と言ってモリモリ食べ始めたのには驚きました。
【ベルク】「アレの素」で即席スープも
肉野菜炒めを食べていて、「ん? エースコックの『スープはるさめ』に、味似てね?」と脳裏をよぎった筆者。
試しに、お湯で溶いた「アレの素」に乾燥ワカメと乾燥春雨を投入し、春雨が柔らかくなるまで3分ほど待ちます。
お湯はケトルで沸かしたので、火は使わずに完成。食べてみると、やっぱり「スープはるさめ」の味に近い印象です。
お湯に溶かすだけで複雑な味のスープができるので、忙しい朝にも良さそう。
【ベルク】「アレの素」は、味覇や創味シャンタンより優秀?
「アレの素」があれば、炒め物やスープが爆速で完成することが判明。一緒にとろみも付くので、個人的には「味覇」や「創味シャンタン」といった有名中華調味料よりも気に入りました。
ただ、パッケージに目安量などの記載がないため、自分で味付けの調整が必要。とはいえ、塩気はあっても塩辛さはなく、非常に甘めに仕上がるので、多少入れ過ぎても大事故にはならなさそうです。
時短が叶うことから、ズボラさんの強い味方であることが判明した「アレの素」。ベルクのオリジナル調味料の奥深さを感じられずにはいられません!