しばらく公務を休む予定のウィリアム皇太子とキャサリン妃が、パリオリンピックに参加したイギリスの選手たちを讃えるリレー動画を公開。2人の自然体な姿が「素敵」だとネット上で大きな話題となっている。
目次
・一瞬でバズった、ウィリアム皇太子夫妻のナチュラルな姿とは?
・キャサリン妃の指輪にも注目集まる
・ウィリアム皇太子が「ワイルド!」と話題さらう
・スヌープ・ドッグ出演の経緯は?
一瞬でバズった、ウィリアム皇太子夫妻のナチュラルな姿とは?
抗がん剤を使った化学療法中のキャサリン妃と、夏休みに入った3人の子どもたちと自分の心のケアのため、家族水入らずで長い夏休みをとっているウィリアム皇太子。8月4日からは、チャールズ国王が夏に滞在するバルモラル城に移動し、穏やかな時間を過ごしていると見られている。
そんな皇太子夫妻が、パリオリンピックに参加したイギリスの選手たちをセレブと一緒に讃えるリレー動画を制作。これまで見せたことがない2人のナチュラルなルックスに注目が集まり、一瞬でバズった。
動画は11日に夫妻が公式SNSに投稿したもので、今回のパリオリンピックで最も注目を集めたアメリカ人のスヌープ・ドッグがオープニングとエンディングを飾る、「セレブたちがチームGB(イギリス人選手たち)」を祝福するメッセージ動画。
お気に入りのラルフローレンの白と黒のボーダートップを着たキャサリン妃のメイクは薄めで、髪の根元には白髪が確認できるとネット上は騒然。
ファンから「ナチュラルな姿を公開してくれるなんて!」「公務の時の完ぺきなルックスとは異なる、日常の妃が見られてうれしい」といった感激の声をはじめ、「家族で過ごされている時間は心からリラックスしているのだと伝わってくる」「健康を最優先している様子がわかって安心する」といった声が続出した。
キャサリン妃の指輪にも注目集まる
そんなキャサリン妃は公務中、右手の薬指に婚約指輪として皇太子からもらったダイアナ元妃のダイヤモンドとサファイヤの指輪に、ウェルシュゴールドの結婚指輪を重ねてつけることが多い。近年はダイヤモンドのエタニティリングも加わり、3つの指輪をはめているが、今回の動画では婚約指輪をはめていないことも話題に。
今回確認できたのは、結婚指輪とエタニティリング、そして初お披露目となる指輪1〜2つ。その一つは皇太子が妃と交際している時期に贈った、2人の誕生石が埋め込まれたいわゆるプロミスリングではないかと米「People」は報道している。
しかし、皇太子が妃に贈ったプロミスリングはパールとガーネットであり、今回はサファイアのような色の宝石が埋め込まれていることから、「普段使いの指輪だろう」という説がネット上では有力のようだ。
ウィリアム皇太子が「ワイルド!」と話題さらう
一方、チームGBのユニフォームを着こなして動画に登場したウィリアム皇太子も、日焼けした顔に髭を伸ばしており「ワイルド!」だとネット上の話題をさらった。皇太子は2008年に一瞬だけ髭を伸ばしていた時期があったが、エリザベス女王に激怒され、以来、髭はきれいに剃り続けてきた。
ヘンリー王子とは対照的なクリーンなイメージが定着している皇太子だが、王子は自伝本『Spare』で、「女王から髭を伸ばしたままで結婚式を挙げてよいと許可をもらったのに、ウィリアムは猛反対した。自分は許されなかったのだから、お前も髭は剃れというのだ」と暴露。兄も本当は伸ばしたいのに、許可されなかったから「弟のお前も剃れ!」としつこく言われ続けたとつづっていた。
今回は休暇中であることから、皇太子は髭を剃らずに動画撮影に望んだと見られており、ファンからは「妃をしっかり守れるような強いイメージ!」だと好意的な声が上がっている。
白髪のリタッチをしない薄化粧のキャサリン妃と、髭を伸ばした休暇中のファミリーマンという風貌のウィリアム皇太子から、チームGBと同じくらい励まされたという意見も少なくない。
「抗がん治療は本当につらいもの。そばで見ている家族も同じように辛い。そんな中、選手たちを祝福したいという気持ちを形にした2人は本当に素晴らしい」「闘病している人、病気の家族を支えている人たちの励みになる」と称賛する声も多く上がっているのだ。
スヌープ・ドッグ出演の経緯は?
今回の動画には、デヴィッド・ベッカムらスポーツ界で活躍したセレブらも出演しており、最後はスヌープの「”ビッグ”・スヌープ・ドッグとプリンス、そしてその素敵な妻を代表して。ありがとう、グレートブリテン」と合掌する姿で締めくくられている。
スヌープだが、1994年のツアーでイギリスを訪問する際、第一級殺人罪で起訴されたことを理由に入国拒否されそうになったが、エリザベス女王が「我が国では何も悪いことをしていないのなから、入国させるべき」だと助けてくれたことがあったそうで、女王のことを「マイガール」「偉大なお方だ」だと公言。
皇太子が自分の大ファンだという話も知っていることを明かしており、大の王室派であることから今回の動画への出演も引き受けたのではないかとみられている。
公務では完ぺきで隙のないルックスの皇太子夫妻が見せたレアな姿に、ネット上は今なお騒然としているが、好意的な意見がとても多い。キャサリン妃が1日も早く回復することを願う声も高まっている。