――男性アイドル情報チェックに連日精を出すドルオタ2人が、アイドル誌を眺めながらよもやま話をダベり中!
B美……永遠の29歳。人生の半分以上をSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)のタレントに捧げている、ドルオタ歴20年超の芸能ライター。今一番気になるアイドルは、笑顔がかわいい子。
C子……永遠の35歳。デビュー組からジュニアまで追う月刊誌編集者。好きなアイドルはパフォーマンス能力が高い子。
目次
・渡辺翔太&宮舘涼太の「ゆり組」の由来
・映画が撮れそうな「ゆり組」エピソード
・渡辺翔太、サインボールを手に“虚無顔”
・宮舘涼太のトンチキコスプレ写真も
・宮舘涼太、イメージと違うステージ写真とは?
Snow Man・渡辺翔太&宮舘涼太の「ゆり組」コンビの由来
B美 Snow Manが8月21日の夜に公式YouTubeで生配信をするんだってね。久しぶりのライブ配信ってことで、何か重大な発表があるのでは……って、SNSが盛り上がってた。
C子 そうそう。Snow Manの公式X(旧Twitter)が生配信の告知をしたら、すぐに「ツアー発表」がトレンド入りしたの。それだけファンはツアー開催を熱望してるんだと思う。
B美 そういえば、「J-GENERATION」2024年9月号(鹿砦社、以下「Jジェネ」)がSnow Manの「ゆり組」こと渡辺翔太&宮舘涼太コンビを特集してたよ。2人は8月15日放送のラジオ番組『不二家 presents Snow Manの素のまんま』(文化放送)でもパーソナリティを務めていて、SNS上のファンが沸いてたね。Snow Manにさほど詳しくない私でも、 “エモいコンビ”ってことは知ってる。
C子 この「Jジェネ」のイントロダクションページにも書いてある通り、彼らは「産まれた病院から大学まで一緒という正真正銘の幼なじみ」(原文ママ、以下同)で、同じ幼稚園の「ゆり組」だったことから、コンビ名にその名前がついたの。
B美 小・中学校は別々だった中、2人とも旧ジャニーズ事務所(現・STARTO ENTERTAINMENT)に入って下積みのジュニア時代を経て、一緒のグループでデビューするって、本当に唯一無二のコンビだよね。ここまで深いつながりのコンビは、同じ事務所内でもほかにいないんじゃないかな? 「Jジェネ」はなべしょ(渡辺)と舘様(宮舘)が産まれた病院でのエピソードとかまで書いてあるから、自分みたいなゆり組初心者にはありがたいわ。
C子 5ページでは「涼太とは目で会話できる」っていうなべしょの発言を紹介しているけど、最近ではこれが「テレパシーが使える」レベルにまで到達したそう。昔は、ゆり組が絡む時はなべしょのほうが照れていたけど、大人になった今は逆に開き直っていることもあるくらいで、そこに寂しさも感じる人もいるみたい(笑)。
B美 普段、あまりベタベタする2人じゃないからこそ、たまに見せる“デレ”が良いんだろうね。あらためて歴史を振り返ると、漫画とかアニメの設定みたいな関係性だよね。いや、漫画やアニメにあったとしても、「こんなことないだろ」って思ってしまうかも。
Snow Man・渡辺翔太&宮舘涼太で映画が撮れる!? 「ゆり組」エピソード
C子 13ページの初恋エピソードとか、甘酸っぱくていいよね。幼稚園時代、2人が好きになったのが双子の女の子で、舘様は妹のほう、なべしょはお姉さんを好きになり、「幼稚園の隅っこ」で、4人でアイスのチューペットを食べたりしてたらしいよ。
B美 チューペットを真ん中でポキっと折って、それぞれのペアで分け合ってたのかな。想像するだけでかわいい! 今回の「Jジェネ」はテキストはもちろん読み応えがあるし、写真も若かりし頃のカットが多いから、成長過程が見れるね。ところで15ページのなべしょ、頭が爆発していて鳥の巣みたい。
C子 この時代ならではの外ハネスタイル(笑)。隣のページの舘様は同じ衣装を着ているけど、髪型は対照的にどストレートだね。なべしょにとって、この昭和アイドルみたいなヘアスタイル時代は黒歴史だろうな。こうしてたくさんのステージ写真を見ると、2人ともいろいろと髪型を変えてきたことがわかるね。
B美 あとは、20~22ページに書かれているダンススクールのエピソードも面白いよね。2人が同じ「Star Light Studio」というスクールに通っていたことは少し前の「Jジェネ」でも読んだけど。あらためてさかのぼると、「運命」ってこの2人のためにある言葉なのかなと思うレベルでドラマチック。しかも、23ページには同じ施設でピアスを開けたっていう情報も。エピソードが充実しすぎて、もはやおなかいっぱいだよ。
C子 小学生のときにピアスを開けさせようとしたり、のちにダンスを習わせたりしていたわけだから、親同士も相当気が合ったんだろうな。
B美 もう、ゆり組の物語だけで映画が1本撮れそう。出生時から幼稚園時代、離ればなれの小中から再会、ジュニア時代、そして現在へ……って、2人の歩みをたどってほしいよ。何人かの後輩に演じ分けてもらって、作品化してほしいわ。
C子 写真に関しては、22~23ページを見ると、それぞれ着ている衣装は違うんだけど、チャラさが増してる。だいたい同じくらいの時期じゃないかな? それぞれ茶髪になったり、髪型にこだわりが出てきたのかも。
SnowMan・渡辺翔太、ドームツアーでサインボールを手に“虚無顔”
B美 ちょっとページが飛ぶんだけど、33ページのなべしょ、元AKB48・北原里英の夫で、俳優の笠原秀幸に似てない? 37ページは20th Century・長野博寄りだけど。39ページの白い衣装のカットは、なんか表情が幼くて、きゅるんとしててかわいいなあ。
C子 角度や顔つきによって、「◯◯に似てる」みたいな発見もあるね。っていうか、今号、「いくらゆり組でも、1冊もつ?」と思っていたけど、後半は個人をフィーチャーした構成になっているんだね。
B美 まずはなべしょのページからか。10~20代前半頃のジュニア時代に、真剣な表情でステージに立っているカットが多いけど……。66~67ページをめくると、唐突にタッキー(滝沢秀明)の舞台で、魚をイメージしたトンチキな衣装を着ているファニーな写真が出てくるから、どうしても笑っちゃうわ。もはや「Jジェネ」ではおなじみだけど。
C子 このなべしょ、上目づかいで口がポカーンと開いてるから、ちょっとアホ面なのもおもしろポイント。この写真を見開きでドドーンと使う「Jジェネ」のセンス、好きだわ(笑)。ほかのアイドル誌を見ている時はなかなか味わえない感情だよ。
B美 77ページ右上の写真は、どことなく、関西ジュニア時代の向井康二みたい。顎の下でシャキーンみたいなポーズをキメているから、より康二っぽいわ。ところで78~79ページのなべしょ、サインボールを投げる前みたいだけど、こんな虚無顔のアイドルいる? こういう楽しくなさそうな顔でボール投げてほしくないわ~。目の前でボールを取り合うファンを見ちゃって、ドン引きしてるみたいな感じ。
C子 確かに、どういう感情の顔なんだろうね(笑)。これは昨年5~7月に行われたドームツアー『Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME』での写真で、メンバーはサインボールはバズーカみたいな道具を使って遠くに飛ばしたり、手で投げたりしてたんだけど、なべしょの様子はまったく見ていなかったから、こんな顔してたんだってびっくりだよ(笑)。もう少し表情管理は頑張ってほしいわ~。
Snow Man・宮舘涼太、「赤ちゃん」「クラゲ」のトンチキコスプレ写真も
B美 86~111ページからは舘様の個人コーナーだね。ちょっと待って!! 86~87ページの舘様は一体何をしているの!? スクワットをする時みたいに重心を低い位置でキープしていて、めっちゃ真面目なキメ顔してる。そして、横にいる目黒蓮は視線や指を差している方向が舘様のデリケートゾーンに向いているような……。
C子 ふっか(深澤辰哉)も舘様を見ていて、康二はもたれかかってる感じだね。これもドーム公演でのワンシーンで、曲中にふざけてる場面なんだけど、あらためて写真で見ても、よくわからないポーズだわ(笑)。
B美 でもこの体勢、体幹がしっかりしてる舘様だからこそビシッとキマっているよね。太ももとかお尻がガッチリしてるイメージ。
C子 体幹の強さで言うと、90~91ページの写真もよくバランスとれてるなって思った。片足を高く上げている瞬間なのに、全くキツそうじゃなくて、むしろ余裕そうな笑顔を見せているじゃん。ジュニアの頃の写真だけど、この時代から体幹が鍛えられていたんだなって。
B美 打って変わって、93ページにコスプレ写真が紛れ込んでる(笑)。ほかの3枚はわりとシリアスな表情だから、ギャップがすごい。確かこれ、タッキーのコンサートか何かの1コマだったよね。頭にナイトキャップ被って、スタイ(よだれかけ)をつけていたり、赤ちゃんをイメージしてる感じで、ポーズも含めておもしろいわ。体でアルファベットの「K」を表現してるのかな?
C子 95ページには、なべしょのトンチキ魚衣装の舘様バージョンが載ってる。舘様のモチーフはクラゲだったっけ。頭に透明なシャワーキャップみたいなの被らされてる状態で、どんな気分で踊っていたんだろう。
B美 でも、そこまで嫌々やってる感じがないからいいよね。こういうユニークな衣装も、「Jジェネ」の写真だと細かいところまでじっくり楽しめるのがうれしいな。
C子 100ページとかのカットはもう、今の舘様に近いビジュアルだよね。ステージ映えするキリッとした表情で。あのクラゲ時代を経てここまで仕上がったのかと思うと、感慨深いよ。
Snow Man・宮舘涼太、“ロイヤル”イメージとは違った“ワイルド”なステージ写真とは?
B美 一方で103ページの舘様、上半身が結構な露出度だね。スケスケ衣装のタンクトップで、乳首が見えてしまってる。ここまで肌を出されると、ちょっと生々しいわ……。そういえば、なべしょも81ページ左下の写真でお腹が出る衣装を着ていたし、Snow Manってステージ衣装は露出が多いの?
C子 これもドームツアーの写真で、舘様のほうは106ページを見てもらうとわかるんだけど、本当は上にジャケットを羽織っているんだよね。でも、コンサートでボルテージが上がってきたり、暑くなってくるとみんな脱ぎがちというか……。
B美 いくら会場内が涼しかったとしても、夏場に着るにしては重そうなジャケットだもんね。舘様、代謝良さそうだし。汗だくで、ついついタンクトップになっちゃった感じか。
C子 “ロイヤルな舘様”っていう世間の人のイメージとは違う、ワイルドな一面が見れていいよね。コンサートのステージ写真ならではの貴重な姿かも。
B美 ロイヤル感で言えば、111ページ下の白いシャツの衣装もすごく似合っているなと思った。胸元にビジューみたいな装飾が施されていて、袖口はフリルっぽくて。さすが舘様、高貴な雰囲気が漂ってるよ。上の写真だとジャケットを着ていて、これも赤い花の飾りがサマになってる。
C子 今号はゆり組としてだけじゃなく、個人のコーナーを設けているだけあって写真も多かったから見応えがあったね。ゆり組ファンなら買って損はない1冊!
B美 私にとっては“ゆり組入門編”みたいで楽しかったけど、もともとこのコンビが好きな人にも、あらためて読んでほしい内容だと思った。次の10月号はSnow Manの「めめこじ」こと目黒&向井コンビの特集だって。ゆり組の号が良かったから、めめこじも期待しちゃうね。
C子 今後もペアシリーズが続くようだったら、メンバー同士のいろんな関係性が深堀りされていきそうだし、しばらくSnow Manファンは「Jジェネ」に注目だよ!