TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティを務めるラジオ『松岡昌宏の彩り埼先端』(NACK5)。8月25日放送回では、松岡が芸能界の大先輩からかけられたありがたい“金言”について語る場面があった。
目次
・松岡昌宏、故・いかりや長介さんからの言葉に「震える」
・松岡昌宏、故・藤田まことさん、東山紀之の裏話明かす
TOKIO・松岡昌宏、「ちょっと震えるものがあった」故・いかりや長介さんからの“金言”とは?
松岡は、「芸能界でこの人の一言がきっかけで転機が訪れたみたいなことがあれば聞かせてください」というリスナーからのメールを読み上げ、「たくさんあります」「キリがないんですけど、今パパッと思い出せるので言わせてもらうなら」と言いながら、ザ・ドリフターズの故・いかりや長介さんとのエピソードを語り始めた。
TOKIOといかりやさんはかつて「キリンラガービール」のCMで共演。映像にはいろんなシリーズがあり、松岡といかりやが2人で出演したバージョンもあったという。「自分がなんかコンガかなんか叩いて、いかりやさんがウッドベースを弾いてらっしゃるっていう」「そのウッドベースを持ってらっしゃる写真がすごくかっこよかったっていうイメージがあって。たぶんそれを遺影に使われたのかな?」と話しながら、撮影の空き時間にいかりやと話をしたときのことを述懐。
ドリフファンの松岡は、「こうだったんですか?」「ああだったんですか?」「教えてくださーい!」といかりやさんに質問し、「志村(けん)はこうで、加藤(茶)はああで」と、話を聞いたとか。
「僕はね、ドラマとかで“茶様”、加藤さんとご一緒させてもらって、いろんなお話させてもらってたし。バラエティでもね、志村さんにはお世話になってたから」と笑いながら、いかりやと話したときの興奮を振り返った。
さまざまな話をする中、「でもあれだよね、最近バラエティ頑張ってるよね、TOKIO」と言われたといい、「音楽をやって、バラエティをやって、そういうふうにどちらの面からも楽しませることができる人がこういう形で出てくるとは思わなかったなあ。頑張ってね。TOKIOね。僕は好きだよ」との言葉もかけられ、「ちょっと震えるものがあった」そう。
「いかりやさんなりの、自分に対しての応援でありリップサービスだったのかもしれないんだけど」と前置きしつつ、子どもの頃から見ていた人から温かい言葉をかけられたことや、自分を「認知されている」ことに感激したという。
「『うわ〜〜、まじか』みたいな。そのあとも撮影続くんだけど、『やべえ、ちょっと心ここにあらずだ』みたいな。ちょっとふわふわしちゃった松岡がいたことを覚えてますね」と話したのだった。
TOKIO・松岡昌宏、『必殺仕事人』故・藤田まことさん、東山紀之の裏話明かす
また、金言をくれたもう1人の先輩として、『必殺仕事人』(テレビ朝日系)で共演し、「親分」と呼んでいた俳優の故・藤田まことさんの名前を挙げた松岡。
藤田さんが最後に出演した『必殺仕事人』の打ち上げの席にて、「今回もおもしろかったけど、松岡ちゃんは『必殺』が好きなんだね。前から思ってたけど」と言われたという。
松岡は「『必殺』大好きですよ、だってずっと見てましたもん」と返事をしつつ、「自分のキャラクターとかもこうしたい、ああしたいとか監督に言わせてもらってますけど、大丈夫ですかね?」と質問したところ、「いろんな仕事人がいていいんだよ。人それぞれの仕事人がいて、あなたが作っていく仕事人の役作りをしていくのを見るのもおもしろい」と言ってもらったそう。
さらに「東山(紀之)さんもすごい自分でしっかり作ってやってるし、松岡ちゃんみたいに自由に作っていく新しいやり方もあるし。いやあ、うれしいな。『必殺』よろしくね」と激励されたという。
その後、藤田さんと共演することはなかったそうだが、松岡は今でもドラマ撮影の際は「親分に『クランクインします』って言う。終わったときも『無事終わりました』って」、あいさつを自分の中でしているとのこと。
また、「これ言ったら怒られるかもしれないけど」と断りつつも、「東山先輩は必ず、親分の写真を楽屋にお飾りになって。きちんとごあいさつをしてからクランクインに入る」と、裏話も披露。
東山の楽屋にあいさつに行くと藤田さんの写真が見えるため、「よろしくお願いします」と松岡もあいさつしているそうだ。
松岡は最後に、上記2人以外にも芸能界の先輩たちにたくさん教わったことがあったとしながら「今の松岡を、こうやって頑張らせていただいてる姿をみなさんに見てもらってるのには、そういった先輩方々の言葉があるっていうのはね、感じました」と話をまとめたのだった。
この日のトークを受け、SNS上では「CMの話、詳しく聞けてうれしい」「フワフワしちゃうのわかるわ〜」「藤田まことさんには『松岡ちゃん』って呼ばれてたんだ」「藤田まことさんから『松岡ちゃん、いろんな仕事人がいて良いんだよ』て言われる松岡さん。なんだかリアル必殺仕事人世界みたいな会話だな」といった声が寄せられていた。