大型チャリティー番組『24時間テレビ47 愛は地球を救う』(日本テレビ系)が8月31日~9月1日に放送される。放送のたびに「偽善」「ヤラセ」「感動ポルノ」などと叩かれる同番組にまつわる、これまでの疑惑や醜聞を振り返っていく。
目次
・TOKIO・松岡昌宏、『24時間テレビ』の企画拒否(2010)
・ランナー徳光和夫に「世紀の茶番!!」とネット怒り(2011)
・平成ノブシコブシ・吉村崇、先輩芸人に「本気で大嫌い」発言で波紋(2012)
・森三中・大島美幸のマラソンに「徒歩9時間」疑惑(2013)
・『24時間テレビ』とジャニーズ事務所の黒い思惑(2013)
・チャリティーマラソンの後遺症を隠ぺい?(2013)
・TOKIO・城島茂、ランナー決定でネットから心配の声(2014)
・テレビ関係者&制作スタッフによる、『24時間テレビ』の意味(2014)
・マラソンの応援ギャラリーで“城島渋滞”が発生(2014)
・チャリティランナー選出までの舞台裏(2015)
・両足マヒの少年へ“虐待疑惑”(2016)
・チャリティ募金額、1億円以上減少(2017)
・『24時間テレビ』「感動ポルノ」を障害者はどう見るのか?(2017)
・『24時間テレビ』に精神障害や発達障害はなぜいない?(2017)
・橋本マナミの自宅で下着をさらす(2017)
・マラソンランナーは出演料1000万円?(2018)
・YOSHIKIの寄付金額に誤り(2018)
・チャリTシャツ、嵐・二宮和也は無関心?(2019)
・いとうあさこの駅伝ゴールを生放送せず(2019)
・志村けんさんドラマに「死を利用するな」(2020年)
・「木村拓哉だけ」編集にSMAPファン衝撃(2020年)
・King&Prince、岩橋玄樹を“アピール”で賛否両論(2021)
・募金額がYouTuber・ヒカキン以下!(2022年)
・なにわ男子、Tシャツ販売会にサプライズ登場で一部ファン激怒(2023)
TOKIO・松岡昌宏、『24時間テレビ』の企画拒否(2010)
『24時間テレビ』といえばチャリティーマラソンのほかにも、オリジナルドラマや身体障害者によるチャレンジ企画など、メインパーソナリティーが出演する番組コンテンツが主軸なるといっても過言ではない。3回目となるTOKIOは落ち着いた番組運びを期待されての起用だが、実際現場ではそのTOKIOのおかげで、ちょっとした”騒動”が起こったという。
「障害がある人たちと、TOKIOが一緒にオーケストラのコンサートをするという、『旅立ちの時コンサート』という企画があるんです。松岡昌宏はTOKIOではドラム担当なので、打楽器の担当にしようとなったのですが、それを本人に伝えに行くと、それを聞くなり”何コレ? つまんない。こんなのイヤだよ”とひと言。すべて会議で決まっていたのに、現場は騒然ですよ」(テレビ局関係者)
ランナー徳光和夫に「世紀の茶番!!」とネット怒り(2011)
番組史上最高齢の70歳で挑戦したフリーアナウンサーの徳光和夫。徳光は無事に、放送時間内に東京・日本武道館のゴールテープを切った。
徳光はゴール後、「千里の道も一歩から! ズボラなおれでもできるんだから、誰でもできる!」と声を振り絞ったが、番組内で走行した総距離は公表されず......。その答えは、直後に生出演した『行列のできる法律相談所』(同)で、63.2キロと明かされた。『24時間テレビ』で公表しなかった理由については、『行列~』司会の島田紳助が「沿道が応援の人であふれてパニックになることを避けるため」と説明した。しかし、これにかみ付いたのは、徳光の"追っかけ隊"だ。
平成ノブシコブシ・吉村崇、先輩芸人に「本気で大嫌い」発言で波紋(2012)
平成ノブシコブシ・吉村崇が、芸人として先輩である我が家の杉山裕之を「本気で大嫌い」と発言したことが「いじめ」「チャリティー番組にふさわしくない」と批判を呼び、吉村のブログが炎上。
さらに、吉村が「この人、九州支社に飛ばされるんですよ」と、本人が事務所からまだ聞かされてないことを発表し、これがネットニュースで「杉山、左遷」と報じられ、「九州を差別している」と非難の嵐に。
森三中・大島美幸のマラソンに「徒歩9時間」疑惑(2013)
お笑いトリオ・森三中の大島美幸。このマラソンのために88キロあった体重を71キロまで落として臨み、放映時間にこそ間に合わなかったものの無事ゴールし、皆の祝福を浴びた。
ところが、放送中から終了後にわたり、このマラソンの走行距離に対しある疑惑が持たれた。番組内では、当初の大島の体重にかけて88㎞の距離を走るとしていたが、このマラソンのスタート地点を見つけた人物が、Twitterで神奈川県藤沢市桐原町のオイレス工業だと書きこみ。これを見た人々が地図で位置を確認し、ゴールの日本武道館への主なルートを割り出したところ、なんと48㎞の距離しかないことが発覚したのだ。
『24時間テレビ』とジャニーズ事務所の黒い思惑(2013)
1978年に始まった同番組。最初はさまざまなジャンルの芸能人が和気あいあいと出演し、“愛は地球を救う”をテーマに番組を進めてきたといわれるが、20年前からある“異変”が起こったという。
「20年ほど前から、出演陣にいわゆる“旬な人物+ジャニーズ枠”なるものができました。95年にSMAPがパーソナリティとして出演後、TOKIOやKinKi Kids、V6らが出演してきましたが、2003年からは11年連続でジャニーズ所属タレントがメインパーソナリティに選ばれた。背景にあるのは、日テレ系ドラマのキャスティング権を得たい事務所の思惑、そして熱狂的なファンがいるタレントを起用することで、募金額を少しでも上げたい日テレの思惑が合致しているからでしょう。
チャリティーマラソンの後遺症を隠ぺい?(2013)
名物企画である「チャリティーマラソン」をめぐって、13年のランナーに関する“大トラブル”が発生していたという。
「14年は森三中の大島美幸が完走しましたが、昨年は北斗晶、それに夫・佐々木健介と2人の息子がランナーを務めました。実は、北斗には表に出ていない裏話があるんです。放送から約半年後、北斗がヒザの治療のために芸能活動を休止したことが話題になっていましたが、これはチャリティーマラソンが原因だったそうなんです」(制作会社スタッフ)
北斗の入院は1カ月半に及び、ブログでは手術の様子についてもすべて明かされていた。そして、今年の『24時間テレビ』にも北斗は出演し、元気な姿を見せていたが……
TOKIO・城島茂、ランナー決定でネットから心配の声(2014)
14年のマラソンランナーがTOKIO・城島茂だと発表されると同時に、ネット上では「えっまじ?」「茂大丈夫なのか」「TOKIO今年ツアーじゃん大丈夫か?」といった心配の声が多く上がる一方で、「全国民が応援するな、これは」「沿道まで行くよ!」「ランナー全然どうでもよかったのに、茂と聞いちゃあいてもたってもいられねぇ」という熱いエールも多数上がった。また、日本テレビに対して「茂が断らないの知っててオファーしてんだろ」という怒りの声も。
テレビ関係者&制作スタッフによる、『24時間テレビ』の意味(2014)
企業にとってもスポンサーイメージも良いため広告料も出しやすく、「総製作費40億円という話もある」(先の関係者)という、まさに日テレのドル箱番組。そんな『24時間テレビ』は、業界人にとってどんな位置にあるのだろうか。
マラソンの応援ギャラリーで“城島渋滞”が発生(2014)
「マラソンの応援に集まったギャラリーの数は歴代トップではないでしょうか。国道246号は城島の走行ルートに沿って渋滞が発生し、“城島渋滞”という言葉も生まれたようです。TwitterやSNSで城島の位置がリアルタイムにわかるため、応援に駆けつける人が多かったみたいですね。それだけ国民に愛されている存在だということでしょうが、今後のチャリティマラソン実行に際してはSNS対策も必要になりそうです」(ジャニーズに詳しい記者)
番組では、『ザ!鉄腕!DASH!!』(同)でTOKIOに農作業を指導してきた三瓶明雄さんへの思いも明かされた。城島が今回走ることを決めた理由の1つに、「明雄さんのために走りたい」「自分が姿を見せるだけで生きる気力を取り戻してくれる」という思いがあったという。ランナー決定から数週間後の6月6日に死去した明雄さんだが、城島のその思いはマラソン中の頭に巻いたタオルに込められていたようだ。
チャリティランナー選出までの舞台裏(2015)
「大前提として『24時間テレビ』は、日テレの看板番組を手がける人気ディレクター数人が毎年ローテーションで総合演出を担当するのが通例となっています。ですからランナー候補もおのずと、そのディレクターが担当している番組の出演者からピックアップされることが多いんです」(テレビ局関係者)
例えば、日曜夜8時の人気番組『世界の果てまでイッテQ!』の演出を手がける古立善之氏は2009年、そして13年と『24時間テレビ』を担当しているが、それぞれの年のランナーは、イモトアヤコ(09年)、森三中・大島美幸(13年)と、どちらも『イッテQ』の出演者だ。また『行列のできる法律相談所』を手がける高橋利之氏が担当した05年のランナーは、当時『行列』に出演していた丸山和也弁護士だった。
両足マヒの少年へ“虐待疑惑”(2016)
16年の放送で、視聴者から大ブーイングが巻き起こったのは「両足マヒになんて負けない! 少年と家族が挑む富士登山」という企画。ここには、転落事故が原因で下半身不随になった12歳の少年が登場。リハビリによって杖を使えば歩けるようになった少年が、父親・母親・弟と浜口京子の支えによって、富士山の登頂を目指すという内容だった。
「問題になったのは登頂後の映像です。武道館でのAKB48のライブに合わせて、登山を終えてへたり込んだ少年の姿が映されたのですが、そこで男性が、少年の頭をはたき、帽子が飛んでゆく様子が放送されたんです。顔が見えないため、父親なのかスタッフなのか定かではなく、激励のつもりだったのかもしれませんが、そのあまりにも荒々しい触れ方には『虐待にしか見えない』『かわいそうというか、もはや胸クソわるい』などの声が飛び交う事態に。
チャリティ募金額、1億円以上減少(2017)
17年の『24時間テレビ』は、平均視聴率も18.6%と歴代2位タイとなる高視聴率を獲得。しかし、集まった募金額は近年で最も低く、番組の存在意義に疑問の声も上がっている。
「同番組では、集められた募金額をエンディングに発表するのですが、今年は1億2902万958円で、昨年より1億円以上少ない額に。放送終了時に公開される募金額は、2009年からいずれも2億円を突破しているだけに『視聴率が良くても、集まった寄付金は、最近では最低額なんでしょ? 意味ないじゃん』『番組やらずに製作費丸々寄付した方がいいんじゃない?』と揶揄する声が噴出しました。
『24時間テレビ』「感動ポルノ」を障害者はどう見るのか?(2017)
近年、同番組における障害者への演出に対し「感動ポルノ(健常者に勇気や希望を与えるための道具)ではないか?」という声も寄せられている。昨年放送された裏番組『バリバラ』(NHK Eテレ)では「検証!『障害者×感動』の方程式」がテーマに掲げられ、本家を「感動ポルノ」と皮肉に扱った内容が大きな話題を呼んだ。はたして『24時間テレビ』は「感動ポルノ」なのだろうか? 6月にバニラ・エア搭乗拒否騒動で話題になった「バリアフリー研究所」代表の木島英登氏に、同番組の障害者の取り上げ方について聞いた。
『24時間テレビ』に精神障害や発達障害はなぜいない?(2017)
同番組の定番企画として、足の不自由な障害者が登山をしたり、知的障害者の子どもたちがコンサートをしたりといった「障害者が何かにチャレンジする」というコーナーがある。これらが「募金目当ての感動ポルノだ」という視聴者からの批判が出るのも夏の風物詩のようなものだが、不思議なのは、同番組で取り上げられる障害者が身体障害者および知的障害者ばかりなことだ。そこには、うつ病・パニック障害等の精神障害者、ADHD(注意欠陥・多動性障害)・ASD(自閉症スペクトラム)等の発達障害者は出てこない。それはいったいなぜなのだろうか?
日本テレビに電話でコメントを求めたところ、担当者不在で話を聞くことはできなかった。そこで、精神障害や発達障害の当事者の声を聞いてみた。
橋本マナミの自宅で下着をさらす(2017)
真面目なテーマを掲げた番組かと思いきや、時には“下品な企画”で視聴者を不快にさせたことも。
「15年の深夜企画で、NON STYLE・井上裕介が橋本マナミの自宅を訪れる様子が放送されました。この時井上は、発見した下着をカメラに堂々とさらしたり、ベッドに上がって腰を振る姿を披露し、ネット上には『チャリティー番組とは思えない下品さ』『深夜とはいえ低俗すぎる』などと多くの苦言が寄せられたんです」(芸能ライター)
マラソンランナーは出演料1000万円?(2018)
「チャリティ」を謳う同番組だけに、毎年「出演者にギャラは支払われているのか?」と議論が巻き起こる中、今年も同様の現象がネット上で散見されそうだ。
「日テレ側は、あくまで『出演者はノーギャラ』というスタンスのようですが、2013年、『フラッシュ』(光文社)が各出演者のギャラを暴露する記事を掲載。ネット上は大荒れになりました」(芸能ライター)
同記事では、メインパーソナリティを担当した嵐のギャラが5000万円、マラソンランナーを努めた森三中・大島美幸が1000万円、さらに上戸彩と羽鳥慎一がそれぞれ500万円と、具体的な金額を詳報していた。
一般人100人による、『24時間テレビ』が苦手な理由(2018)
「これを見ないと夏が終わらない」という根強い支持者もいる一方で、不快感を抱いている視聴者も。そこで今回、「『24時間テレビ』が好きではない」という100人の男女に、苦手な点を聞いてみた。
YOSHIKIの寄付金額に誤り(2018)
YOSHIKIは番組の趣旨に賛同したことで、2018年の放送にノーギャラで出演すると、自らTwitterで報告。本番では、YOSHIKIに憧れる盲目の“天才ドラマー少年”とともに、「紅」や「ENDLESS RAIN」など、X JAPANの名曲をセッションした。
「そして総合司会の羽鳥慎一、水卜麻美アナウンサーとのトークでは、YOSHIKIが用意した300万円の目録を手渡す一幕も。日頃からチャリティ活動に勤しむYOSHIKIですが、この日も自腹で寄付金を用意したということです」(芸能ライター)
ところが、このシーンには日テレサイドの“大失態”が含まれていたのだという。
「実は、YOSHIKIが用意した寄付金は、300万円ではなく……
チャリTシャツ、嵐・二宮和也は無関心?(2019)
今年は嵐がメインパーソナリティを担当。出演者が着用する“チャリTシャツ”は、大野が描いたイラストがプリントされており、ファンの間で話題を呼んだ。
しかし、二宮は大野がTシャツのデザインを担当するとは聞いていなかったらしく、「俺、まったく知らなくて。どこで気づいたんだろう? 発表と同時に知ったぐらい。リーダーがやるんだ、って。で、その後は『デザインできました』って流れだから」と無関心な様子で告白。
いとうあさこの駅伝ゴールを生放送せず(2019)
今年のチャリティーマラソンは、「24時間駅伝」と銘打ち、4人による駅伝方式が取られた。最終ランナー・いとうあさこが、ゴールである会場の両国国技館へあと少しで到着するという中で番組は終了。
これに対し、ネット上では「ゴールシーンを放送しないのはなぜ?」「頑張った人に対しての仕打ちがひどい。怒りすら感じる」と批判が続出している。
志村けんさんドラマに「死を利用するな」(2020年)
2020年3月に新型コロナウイルス感染症による肺炎で亡くなった志村けんさんのヒストリードラマ『誰も知らない志村けん−残してくれた最後のメッセージ−』を放送。メインパーソナリティの一人であるジャニーズWEST・重岡大毅を主演に据え、長年連れ添ったディレクターから見た“志村さんの素顔”を描いた作品だ。
しかしコロナが収束する気配が一向になく、志村さんの急死を受け入れきれていない人もいる段階でドラマ化するのは、どう見ても時期尚早。ネット上でも「志村さんの死を視聴率稼ぎに利用するな」といった声が上がった。
「木村拓哉だけ」編集にSMAPファン衝撃(2020年)
「日テレ系伝説の映像解禁100連発~もう一度見たいドラマ&バラエティー~」コーナー。「これまで『24時間テレビ』でパーソナリティを務めてきたジャニーズグループ9組の超貴重な初パーソナリティ映像を、歌唱シーンとともに一挙大公開」(ナレーション)として、1997年に初めてパーソナリティを担当したKinKi Kidsを皮切りに、TOKIO、V6、嵐、KAT-TUN、NEWS、関ジャニ∞、Hey!Say!JUMP、Sexy ZoneのVTRを大放出していた。
しかし、この映像には、元SMAPの中居正広、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾、元TOKIOの山口達也、元KAT-TUNの赤西仁、田中聖、田口淳之介、元NEWSの手越祐也、元関ジャニ∞の渋谷すばる&錦戸亮ら退所組の姿は映っておらず、現役メンバーのみに編集が施されていたという。
King&Prince、岩橋玄樹を“アピール”で賛否両論(2021)
メインパーソナリティーを務めたKing&Princeが、番組終盤で彼らのデビュー曲「シンデレラガール」を歌唱。その際、今年3月末をもってグループを脱退した岩橋玄樹を“匂わせる”演出があり、ファンの間で賛否両論が飛び交った。
King&Princeは序盤、岩橋の立ち位置を空けてダンス。2番の「キミが思うより ボクは君を想ってる」のパートは岩橋が歌っていたが、この日は神宮寺と岸が担当し、岩橋との“絆”をアピールするかのように、2人は手で「3」の数字を表していたが……。
募金額がYouTuber・ヒカキン以下!(2022年)
チャリティー番組とあって、放送中に視聴者から募金を募っている『24時間テレビ』。2022年は終了時点で約3億1819万円が集まったと発表された。しかし、昨年は番組終了時点で約4億2102万円だったため、1億円以上も募金額が減ったことに。視聴率は前年より上がったにもかかわらず、肝心のチャリティー活動の部分は、寂しい結果になってしまった。
さらにネット上では、今回の募金額について、「YouTuber・ヒカキンが集めた金額より少ない」と話題に。というのもヒカキンは20年7月、Yahoo!基金と共同で行った「命を守る人を支えたいコロナ医療支援募金」の寄付総額が、約3億7061万円にのぼっていたのだ。
なにわ男子、Tシャツ販売会にサプライズ登場で一部ファン激怒(2023)
恒例グッズである「チャリティーTシャツ(チャリTシャツ)」の発売イベントが東京・汐留の日テレホールで開催されたが、なにわ男子がサプライズで登場したことから、ネット上で波紋を広げている。
イベント自体はもともと告知されていたものの、なにわ男子が訪れることは伏せられており、彼らの登場に参加者は騒然。SNSに投稿された参加者の報告によれば、メンバーから直接Tシャツを手渡しされたり、数分間にわたって会話した人もいたという。
直後からTwitterでは、「手渡しでTシャツ買ったし、その間、普通に2~3分がっつり会話した」「ずーっと目線をそらさず話してくれた」などと興奮気味につづるユーザーが続出。
こうした報告に対し、「レポ見たら推しの対応が良すぎて、自分は会えてないのに勝手にうれしくなっちゃった。お話できた皆さま、おめでとう」と好意的に反応するなにわ男子ファンがいる一方で、「会えなかったファンからしたら、すごく不快。地方のファンは蚊帳の外ってこと?」「マジで不平等すぎ。『24時間テレビ』はファンの気持ち考えなさすぎる」と激怒するファンも見られた。