国民食ゆえに有名店も多く、熾烈な競争を繰り広げるラーメン業界。ここではサイゾーウーマンでこれまで実食してきた注目のラーメンを一挙紹介! 今一番食べたいラーメンを、ぜひ見つけてみてくださいね。
目次
・ラーメン山岡家「朝ラーメン」530円
・丸源ラーメン「肉そば」759円
・壱角家「味玉ラーメン(しお)」1,040円
・ラーメン魁力屋「特製醤油ラーメン」770円
・餃子の王将「豚辛ラーメン "手作り"カレー醤味」750円
・町田商店「ラーメン」800円
・幸楽苑「和風カレーらーめん」690円
・らあめん花月嵐「肉そば嵐 Concept Evolution」920円
・田所商店「北海道味噌 炙りチャーシューらーめん(2枚)」1,220円
・田所商店 タンタンメン部「山椒・味噌漬けチャーシュー担々麵」1,166円
・太陽のトマト麺「太陽のチーズラーメン」990円
・ポッポ「醤油らーめん」520円
※価格はすべて税込み。
※価格や商品は掲載当時の情報です。
※最新情報は公式サイトやSNSをご確認ください。
ラーメン山岡家「朝ラーメン」530円
※2024年9月26日時点の情報です。
到着した朝ラーメン! 麺のかたさ、油の量、スープの濃さは選べますが、初めてなので全部「ふつう」にしています。
小ねぎがたっぷり、チャーシューと海苔の上には味噌っぽいものが乗っています。ごまも全体にたくさんかかっていて健康にも良さそう。ちなみに、山岡家は農業事業も展開していて、ねぎを栽培しているとか。これも自社栽培かもしれません。
スープを飲むと、豚骨の味わいがありつつも、塩ラーメンのスープに近い後味。くどさがないので朝からラーメンを食べているという罪悪感は弱めです。
店内の掲示物に、麺の太さは「特製の太麺」のため茹で上がりまで7分かかるとあったので、どれだけ太いの? と構えていましたが、食べてみると一般的な細麺のよう。
そして海苔に乗っかっている味噌をつまむと、びっくり! 強烈な酸っぱさで目が覚めました。味噌ではなく梅干しペーストです!!
ペーストをちょこっとラーメンに乗っけてみると絶品で、容赦ない酸味が頭の隅まで叩き起こしてくれます。これはまさに「朝ラーメン」の名にふさわしい出来栄え!
ペーストをスープに溶かせば酸味も弱まり、ほんのり梅味ラーメンとしても楽しめました。
食後に気がついた「朝ラーメン」のポスター。筆者がノーチェックだっただけで、「細麺」「梅ペースト」とちゃんと書いてありました!
丸源ラーメン「肉そば」759円
※2024年3月11日時点の情報です。
公式サイトに「注文ごとに1杯1杯手鍋調理で炊き込む」と書かれていたので、「結構、待たされるのかな?」と覚悟していたのですが、なんと注文ボタンを押してからわずか2分ほどで「肉そば」が登場。“富士そば”並みのスピード感に驚きです。
なお、「肉そば」の麺は+110円で「糖質50%オフ麺」に変更することも可能だとか。
【丸源ラーメン】「肉そば」759円を実食、「柚子こしょうおろし」が最高
※2024年3月6日時点の情報です。
まず、スープを口に運ぶと、いろいろなタイプの旨味が波のように押し寄せてきます。これまで食べたどの醤油ラーメンとも異なる、かなり複雑な味です。
公式サイトによると、“かえし”は数種類の醤油に加えて「鶏・豚・宗田鰹節、香味野菜など20種類以上の食材」を使っているそう。これに合わせるスープは「豚と鶏中心に香味野菜や昆布でうま味を加え(中略)うるめ干し、さば節、香味野菜、鶏がらを乳化させるベースとして、豚背脂、鶏脂、豚腹脂を使い、うま味と香りがあるスープに仕上げています」とのこと。どおりで複雑なわけだわ……。
口に入れた瞬間は背脂の旨味でパンチがありつつも、後味やのど越しはかなりすっきり。こってりラーメン好きにもさっぱり派の人にも、双方に受け入れられそうなオールマイティーな味です。
麺は細いながらもコシが強く、見た目以上に食べ応えがあります。
一方、大量に乗っている薄切りの豚肉は、脂だらけの豚バラかと思いきや、脂は少なめでこちらも噛み応え十分。中央にトッピングされている「柚子こしょうおろし」や「オニオンスライス」と一緒に食べると、さっぱりといただけて最高です。
大根おろしがのったラーメンは初体験でしたが、豚肉だけでなく麺に絡めてもおいしいですね。これは大発見!
【丸源ラーメン】名物“4回味変”を体験! スープが激変
丸源ラーメンの「肉そば」は、ラー油や酢などで“味変”が可能。ベーシックな味を含めて「4つの味」が楽しめるそうです。
ということで、まずは壺に入った「どろだれラー油」を入れてみます。すると、濃厚な辛みが後を引く一杯に変化。これは何杯か多めに入れて、「辛ラーメン」的な感覚で食べるのもおいしそうです。
ちなみに、この「どろだれラー油」は瓶入りのものが410円で店内販売されているほか、ネットショップでも購入できます。
続いて、揚げにんにくを投入。カリカリとした食感が楽しく、結局、追加で3杯入れてしまいました。
気に入ってしまったので、家で「サッポロ一番」を食べる際も揚げニンニク入をれたい……。
ラストの味変アイテムは、丸源ラーメンオリジナルの酢。
酢のボトルには「肉そばの〆にレンゲ半分の酢を入れると飲み干したくなる美味しさに」との説明があり、「そんなに入れて大丈夫?」と思いつつ、表示どおりの量を入れてみます。
すると、さっぱりとしたまったく別のスープに激変。そして、なぜか酸っぱくない!
「なんで?」と不思議に思い、試しに酢だけをレンゲに入れて飲んでみると、やはり酸味は少なく、ストレートでゴクっといけるほどマイルド。スープとの相性がすこぶる良く、まんまと最後の一滴まで飲み干してしまいました。
壱角家「味玉ラーメン(しお)」1,040円
※2024年6月30日時点の情報です。
注文から約10分後、「味玉ラーメン(しお)」(1,040円)が運ばれてきました。壱角家は「麺の硬さ」「味の濃さ」「脂の量」がそれぞれ3段階で選べますが、今回はすべて「普通」で頼みました。
最近、700円台でラーメンが食べられる「魁力屋」や「丸源ラーメン」といったファミリー向けのラーメンチェーンにばかり行っていた筆者。久々に食べる1,000円超えのラーメンに、思わずハードルが上がってしまいます。
ちなみに、家系ラーメンチェーン「町田商店」の「味玉ラーメン」は970円なので、「壱角家」のほうが若干高めに感じました。
食べてみると、ミルキーな「濃まろ豚骨スープ」ともちもちの中太麺がよく合います。
並盛の麺の量はそんなに多くない印象。たくさん食べたい人は「物足りない」と感じるかもしれませんが、セルフサービスのごはんが食べ放題なので、そこで調整できそう。
麺を食べ終えたので、ごはんをよそいに行きます。
大きな電気釜に、ほかほかごはんが大量に入っています。
残ったスープにごはんを入れて、雑炊風にサラサラっと食べてみると、おいしい!
スープは濃厚ですが、背脂ちゃっちゃ系のような油っこさはないので、最後までおいしく完飲できました。
なお、壱角家には今回食べたスタンダードな「家系ラーメン」のほかに、「赤辛家系ラーメン」「ベジタブル家系ラーメン」「黒家系ラーメン」「つけ麺」、さらに「油そば」や「すた丼」、期間限定の「冷やし中華」などもありました。
筆者がいた間、店内では若い男性店員さんが1人で調理&提供をこなしていましたが、これだけの商品数をたった1人でさばいているのかと思うとびっくりです!
ラーメン魁力屋「特製醤油ラーメン」770円
注文から15分ほどたった頃、「特製醤油ラーメン」が到着。
まず、スープを一口。コク深いしょう油の味と、背脂のまろやかさが万人ウケしそう! “昔ながらのラーメン”的な懐かしさを感じました。このスープなら、しょっぱすぎないので完飲できそうです。
麺は中細のストレート麺で、「数百種類の中から厳選した小麦粉を使った、魁力屋特製の低加水麺」(公式サイトより)とのこと。
筆者は「硬め」のゆで加減で頼みましたが、ストレート麺はのど越しが良く、気づけばどんどん食べ進めてしまいました。
魁力屋のチャーシューは「京都流」とのこと。薄くカットされているので、とろけるような食感が楽しめます。
卓上には、刻みニンニクやヤンニンなどの味変アイテムがありました。
ちなみにヤンニンとは一般的に、唐辛子やにんにくなどを混ぜて作る韓国の辛味調味料のこと。少し入れてみると、“うま辛スープ”に様変わりしました。
また、卓上には小口切りしたねぎが置いてあり、ラーメンや焼きめしなどにトッピングし放題! このねぎがシャキシャキでおいしいんです。
さらに、黄色いたくあんも食べ放題なので、箸休めにいただきました。
おなかいっぱいになり会計を済ますと、好きなラーメンに使える100円割引券をゲット。さらに、店員さんが息子に棒付きキャンディーを渡してくれました。
餃子の王将「豚辛ラーメン "手作り"カレー醤味」750円
※2024年5月20日時点の情報です。
レギュラーメニューの「豚辛ラーメン」(638円)をカレー味にアレンジした「豚辛ラーメン "手作り"カレー醤味」をいただきます。
公式サイトによると、カレー醤とは「にんにく・ショウガ等各種香辛野菜をペースト状にし、豆板醤とカレースパイスを加え、炒めたもの」とのこと。
上には豚肉、キャベツ、ニラ、キクラゲ、卵の炒め物がたっぷり! キャベツがシャキシャキで、食べ応えがあります。
また、スープに沈む麺も結構多め。これならおなかを空かせたサラリーマンの胃袋も満たしてくれそうです。
中細タイプの麺によくからむスープは、かなり濃厚。しっかりと辛味がありつつ、それを卵のまろやかさが包んでくれます。
味は日本のカレーではなく、異国のカレーといった印象。卵が入っているせいか、タイ料理の「プーパッポンカリー(カニと卵のカレー炒め)」の味を思い出しました。
「和風カレーらーめん」と比べると、「豚辛ラーメン "手作り"カレー醤味」は味にパンチがあり、満足度はかなり高いです。
町田商店「ラーメン」800円
※2024年4月2日時点の情報です。
中太麺に、チャーシュー、ほうれん草、海苔、うずらの卵。スープをすすると、濃厚なとんこつにびっくり! こんなに塩分を摂取して腎臓は大丈夫なのだろうか……と不安になりながらも、麺を口にすると、シンプルに「うまい」!
もちもちした麺の存在感が、筆者の知ってるラーメンよりも、うどんに近い感じです。これは満足感ありそう。具のほうれん草は口をリセットするのはもちろん、栄養素のカリウムによって塩分を少しだけでも排出してくれそうです。
びっくりしたのはチャーシュー。箸で持ち上げると切れてしまうほどトロットロ!
そしてうずらの卵。ラーメンがこってりしてるので、卵のサイズもこのくらいのほうがくどさを感じずおいしく食べられるように思います。
味変は「お酢や生姜でさっぱりさせるのもグー」
カウンターに掲示してある「家系ラーメンの楽しみ方」によると、家系の魅力は「味変」とのこと。ニンニク、豆板醤、生姜は三種の神器で、「お酢や生姜でさっぱりさせるのもグー」というので、生姜を試してみました。
卓上にある「しょうが」をラーメンに乗っけて食べてびっくり!! なんと酢漬けのしょうが、つまりガリ! 刻み生姜を想定していたので、思わぬ酸味に驚かされましたが、たしかにさっぱりしておいしい。
背後の女子大生風2人組が「ニンニクと豆板醤でしょ」「絶対にんにく!」と話していたので、ニンニクと豆板醤を試してみました。
なるほど、ニンニクのガツンと感がスープと良い勝負をしてくれます。しかし豆板醤を入れすぎてしまい、かなりしょっぱくなってしまいました。反省です。
幸楽苑「和風カレーらーめん」690円
※2024年2月29日時点の情報です。
ちょうどランチタイムだったこともあり、店内は満席でしたが、10分もたたないうちに「和風カレーらーめん」が運ばれてきました。客席から厨房が見通せるタイプの店舗だったのですが、レギュレーションがしっかりしているようで、注文から提供までがスムーズです。
「和風カレーらーめん」はこれでもかと湯気が立っており、できたて熱々。寒い季節にぴったりです。なお、具は豚肉、玉ねぎ、小松菜、ななめ切り&小口切りのネギ。
さらにカレーの飛び散り対策として紙エプロンが添えられていました。こういった細かな気配りはうれしいですよね。
肝心の味ですが、カレーといっても辛味はゼロで、小さな子どもでも食べられそうなほどマイルドです。かなりあっさりしていて、まさに「和風カレー」といえる味! 具もたっぷり入っており、満足感が得られます。
ただ、辛味もなくあっさりしているので、食欲を刺激するカレーの良さがかき消されている気も。鰹と昆布の和風だしが使われているそうですが、だしの旨みもあまり感じられませんでした。
メニュー画面に「カレーと餃子で飯を食う、これ最高なり!」というキャッチコピーがありましたが、ご飯と一緒に食べるのは無理かもしれません……。ご飯がどんどん進むようなスタミナ感はないように思えます。
実は「幸楽苑」のメニュー「らーめん屋さんのカレー」(370円)が個人的に好きなので、カレーつながりの「和風カレーらーめん」にも期待していたのですが、想像とは違いました。ただ、あっさりしたカレーが好きな人ならハマるかもしれません!
らあめん花月嵐「肉そば嵐 Concept Evolution」920円
※2024年3月21日時点の情報です。
こちらが「肉そば嵐 Concept Evolution」です。ニラと玉ねぎ、味付け玉子、丸源ラーメンはネギと柚子こしょうおろしがそれぞれのっています。
公式サイトによると、大阪・道頓堀のあまウマなスープをベースに、秘伝のタレ、背脂、唐辛子でアクセントを加えているそう。スープを一口飲むと、あまりのおいしさにびっくり! 甘さがありつつも、ピリッと辛みが利いており、そこに背脂の旨味が溶け合うという絶品スープで、思わずぶっ飛びましたよ!!
お子様にはちょっと辛みが強いかなと思うのですが、ピリ辛好きの大人にはたまらない味わいではないでしょうか。
一方で豚肉は一口大で程よいやわらかさ。ピリ辛のスープに豚肉が合わないはずがなく、もりもり食べられます。ニラと豚肉も相性◎。
今回はラーメンのみの注文だったのですが、ライスと一緒におかずとしてラーメンを楽しむこともできるポテンシャルの高さを感じましたよ。
そして、特製中太麺は食べ応え◎。なんでもらあめん花月嵐は、昨年9月に麺を細麺から中太麺に変更したそうなのですが、細麺だとスープとよく絡み、するすると食べ進められる利点がある一方、中太麺のもちもちとした食感はそれはそれでやみつきになる!
豚肉が入っているのもあって、このラーメンは食べやすさより、ガッツリとした食べ応えに重きを置いているのでしょう。
ただ、くどいといわれるとそんなこともないんです! 道頓堀のあまウマなベーススープはさっぱり感があり、普段、スープを残してしまう筆者も、全部飲み干せました。
そんな大満足の一杯だった「肉そば嵐 Concept Evolution」ですが、ほかのメニューにはない特徴がもう一つありました。それは、レンゲが2つついてくるところ。1つは一般的なレンゲ、もう1つは穴が開いたレンゲです。この穴開きレンゲを筆者は初めてみたのですが、具をすくうのにかなり便利!
「肉そば嵐 Concept Evolution」には細かくカットされた玉ねぎが入っているのですが、それを穴開きレンゲですくって食べてみると、甘みがじわじわ~と口に広がりとっても美味! こういったちょっとしたサービスはありがたいものです。
田所商店「北海道味噌 炙りチャーシューらーめん(2枚)」1,220円
※2024年5月17日時点の情報です。
メニューに「濃口味噌」と書いてありましたが、スープは本当に濃〜〜〜厚! こってり好きの人はトッピングのバターを追加しても楽しめそうです。
「北海道味噌」ラーメンであるせいか、厚切りのポテトが入っています。ポテトが味噌味のスープをこれでもかと吸っており、大きめサイズで食べ応えあり!
そして、器の半分以上を覆ってしまうほどの、規格外のビッグなチャーシューも。
公式サイトによると、「秘蔵の味噌にじっくり漬け込んだ自家製チャーシューを注文が入ってから直火で香ばしく炙ることで、旨みを引き出している」というこだわりの一品です。
こんがりとした炙りチャーシューなので、香ばしさがたまりません。見た目通りボリューム満点で、チャーシューだけでもおなかいっぱいになりそうです。
麺は細めのちぢれ麺で程よい弾力感。スープとよく絡みます。
もやし、ニラなどの野菜はシャキシャキ感たっぷり! 麺と一緒に食べると、麺の弾力感と野菜のシャキシャキ感の二重の噛み応えが口いっぱいに広がります。
ただし注意点としては、普通盛りでもかなりボリューミーなので、少食の方は食べきれない可能性あり。逆に、食べ盛りのお子さんを連れて行った場合は大満足してくれるでしょう。
また、途中で味に飽きてしまいそうになるので、卓上にある調味料で味変するのがオススメです。
田所商店 タンタンメン部「山椒・味噌漬けチャーシュー担々麵」1,166円
※2024年9月29日時点の情報です。
山椒味の「味噌漬けチャーシュー担々麵」が到着。黒い担々麺を食べるのは初めてです。木のトレーにのって運ばれてくるので、食べている最中にスープが飛んでもあまり気にならないのがうれしい!
公式SNSの紹介文によれば、「四川漢源花椒を使用した旨痺(うましび)担々麺。赤山椒の痺れと青山椒の華やかな香りが特長です。黒ごまとマー油のコク、江戸味噌のおいしさが広がります。ご希望があれば山椒をガリガリッと追加サービスができますよ」とのこと。
麺の上には、肉みそやガーリックチップ、キクラゲなどがのっています。
「旨痺」とはどんな体験ができるのだろうか……とワクワクしながらスープを一飲みすると、山椒の風味がこれでもかとダイレクトに感じられておいしい!
逆に言えば、山椒がそこまで好きじゃない方は、口の中が大変なことになるかも? それほどまでに「THE 山椒」なスープです。
麺にも山椒風味がよく絡んでいます。もう山椒のビリビリから逃れられません。
「味噌漬けチャーシュー」は3枚のっていました。
スタンダードな田所商店には「味噌漬け炙りチャーシュー麺」というメニューがありますが、こちらは炙っていないもよう。チャーシュー自体は同じものでしょうか? とても柔らかく、スープに浸して食べるとたまりません!
このラーメンは唐辛子の辛さは弱めながら、山椒でみるみる口の中の痺れ度が増し、完食後もしばらく口内が山椒に占拠されていました。この超刺激的な体験は貴重です!
太陽のトマト麺「太陽のチーズラーメン」990円
※2024年5月5日時点の情報です。
「太陽のチーズラーメン」990円とAセット「チーズ包み揚げ3個、ちびリゾ」410円がこちら。
まずは、真っ赤なスープから一口いただいてみると、トマトの酸味や鶏白湯の旨味がぎゅっとつまっていて、さっぱりとしつつも濃厚な味わい。
スープは少しとろみがあるため、細めの麺によく絡みます。豆乳入りの麺は、素麺のようにちゅるんちゅるん。固さもちょうどよかったです。
具材の鶏肉は柔らかく、小松菜はシャキシャキ感が残っていました
なお、最初はトマトの味が強かったんですが、食べているうちにだんだんと粉チーズと細切りチーズの2種類のチーズが溶けだして、まろやかな味に。麺にもよく絡み、2段階の味の変化を楽しめました。もちろん、最初からチーズがよく麺に絡むように混ぜてから食べるのもアリですよ!
ポッポ「醤油らーめん」520円
※2024年3月20日時点の情報です。
このらーめん、ひと目見て気に入りました!
シンプル・イズ・ベストとはこのことでは? まんまるのチャーシューとナルトとシナチク。色味がきれいなほうれん草とネギ、透き通った黄金色のスープ!
まずスープから口にすると、思いのほか甘さを感じます。しっかりと醤油のコクを感じるのに、後味がホッとする優しい甘さ。くせになって何度も口に運んでしまいます。
麺は細麺。ほどよい弾力ある食感で、ツルツルと食べられる喉越しの良さです。こういう麺、昔はよく口にした気がしますが、最近は珍しいように感じました。
そしてネギがいい仕事ぶり! スープの油分が気になりだした中盤に麺と食べると、さっぱりして相性バツグンです。