TOKIO・松岡昌宏がパーソナリティを務めるラジオ『松岡昌宏の彩り埼先端』(NACK5)。10月20日放送回では、芸能界における“定年”や“引退”について語る場面があった。
目次
・松岡昌宏、「たぶん死ぬまでTOKIO」
・松岡昌宏、芸能界は「忘れ去られたら引退」
松岡昌宏、「“芸能界を辞める”感覚がない」「たぶん死ぬまでTOKIO」と語ったワケ
この日、もうすぐ会社を定年になるというリスナーから、「松岡さんは定年がないから、自分で定年を決めるの? 芸能界をやめたら何するんですか?」との質問が到着。
松岡は「“定年”というものがあるから、そこで“一区切り”という形で人生を振り返りがちになってしまいますけれども」と前置きしたあと、「生きてる間はいろいろと続くので、第二、第三の人生はどうすんのかなっていうふうに考えていったほうがいい。僕はそういう生き方なんで」ときっぱり。
また質問にあった“定年”については、「『芸能人は定年がないから』っておっしゃるんですけど、確かに定年はないんですが、いつまでやれるかわかんないのも芸能だと思うんですね」と持論を展開。
「自分で『引退です』って言わない限り引退もないんですが、自分の中で“区切り”みたいなのはつけていくんでしょうね、これからね。『この歳になったらこういうふうにしていこう』とか『これぐらいになったらこうやっていこう』とか」と推測した。
そして「芸能界を辞めたら何をするのか」という質問については、「今も芸能のお仕事以外に、まぁ、ありがたいことに株式会社TOKIOで、協業という形とかパートナーシップとか取らせてもらって、違うお仕事もいくつかさせてもらってます」と話した上で、「“芸能界を辞める”っていう感覚が僕にはない」と主張。
「例えば、僕が『もうテレビ出ません』とか『一切人前に出ません』って言っても、道で会ったら、たぶんTOKIOの松岡だと思うんです」「だから自分は、たぶん死ぬまでTOKIOの松岡だと思うんです。どういう形になろうが『あぁ、あれTOKIOの松岡じゃね?』って言われると思うんで。だからもうそこは一生だなぁと思ってる」と覚悟しているという。
さらに、年齢を重ねたら体力面などを考慮しつつ、「そのときにやりたいことを一生懸命、周りのスタッフと作っていきたい」と話し、今の仕事を継続しながら、「いつかお店なんかもね、やってみたいななんて」と展望もあるようだ。
TOKIO・松岡昌宏、芸能界は「忘れ去られたら引退」「それでいい」
また、芸能界では「たぶん、忘れ去られたら引退なんじゃないですかね? それでいいなって思います」ともコメント。「松岡っていう人間を知ってる人がいなくなったときに引退かもね?」と述べ、「すげえかっこいいこと言った(笑)」と自画自賛。
そして、2023年10月に74歳で亡くなった故・谷村新司さんについて、「谷村さんは、ほんとに亡くなったのかって、今、『あ、そっか亡くなったんだ』って思うぐらい。すごいですね、亡くなったことを感じさせない男。かっこいいな」と話す場面も。
自身の考えの上では「谷村新司さんとか中尾彬さん(24年5月に死去、享年81)とかTARAKOさん(24年3月に死去、享年63)とか、全然引退されてないってことですよ」と故人の名を挙げながらしみじみ語り、最後に「そのとき、そのときの自分の人生を、自分なりにやっていこうと思ってます」と話をまとめたのだった。
この日のトークを受け、SNS上では「『死ぬまでTOKIOの松岡昌宏』ちょっと泣かせないで〜」「ずっとTOKIOの松岡でいてくれるのはうれしいな 記録より記憶に残るTOKIOだもんね」「私も死ぬまでトキオタです」といった声が寄せられていた。