TBS系「日曜劇場」枠で放送中の神木隆之介主演『海に眠るダイヤモンド』。4話までが放送されたが、3話時点で視聴率は残念ながら右肩下がりのようだ。
目次
・『海に眠るダイヤモンド』視聴者から高評価
・『海に眠るダイヤモンド』視聴率は右肩下がり
・「日曜劇場」歴代ワースト視聴率ランキング(2010年以降)
日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』、視聴者から高評価
『海に眠るダイヤモンド』は、同局『逃げるは恥だが役に立つ』などの野木亜紀子氏が脚本、同局『グランメゾン東京』などの塚原あゆ子氏が監督を務めるヒューマンラブエンターテインメント。昭和の高度経済成長期の長崎と現代を結ぶ、70年にわたる愛と青春と友情、そして家族の壮大な物語が描かれる。
スタッフも強力だがキャストも豪華で、神木の脇を斎藤工、杉咲花、土屋太鳳、宮本信子といった主役級俳優がずらり。
ネット上の視聴者からの評価は高く、「さすが野木脚本! 程よい恋愛要素と軍艦島の活気に漂う切なさがいいな」「壮大な映画を見ているような満足感。King Gnuの主題歌もぴったり」などと好意的な声が目立つ。
日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』視聴率は右肩下がり
一方、平均視聴率は前述のとおり不安定だ。第1話こそ世帯11.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、個人6.9%と健闘したが、第2話で世帯9.3%、個人5.6%、第3話で世帯7.0%、個人4.3%と回を追うごとにダウンしている。
「歴史的描写や恋愛要素など、さまざまな要素が複雑に入り交じった作品なので、視聴者によっては『結局、なんのドラマなの?』とわかりづらい部分があるのかもしれません。また、脚本、演出、キャストの演技ともに高い評価を受けている同作ですが、前クールの嵐・二宮和也主演『ブラックペアン シーズン2』と比べると、そこまで大きな話題になっていない印象を受けます」(テレビ誌記者)
もしもこの調子が続いた場合、「日曜劇場」枠における全話平均視聴率でワースト入りとなる危険水域に近づいている『海に眠るダイヤモンド』。
そこで、2010年以降に同枠で放送された全58作品の平均世帯視聴率の全話平均をランキング化し、下位の11作品を紹介する。
「日曜劇場」歴代ワースト視聴率ランキング(2010年以降)
1位『ごめんね青春!』(14年10月期、錦戸亮主演)7.7%
2位『ナポレオンの村』(15年7月期、唐沢寿明主演)9.0%
『家族ノカタチ』(16年1月期、香取慎吾主演)9.0%
4位『特上カバチ!!』(10年1月期、櫻井翔・堀北真希主演)9.3%
5位『おやじの背中』(14年7月期、主演は週替わり)9.4%
『Get Ready!』(23年1月期、妻夫木聡主演)9.4%
7位『アトムの童』(22年10月期、山崎賢人主演)9.6%
『下剋上球児』(23年10月期、鈴木亮平主演)9.6%
9位『ごめん、愛してる』(17年7月期、長瀬智也主演)9.7%
『この世界の片隅に』(18年7月期、松本穂香・松坂桃李主演)9.7%
『THE GOOD WIFE / グッドワイフ』(19年1月期、常盤貴子主演)9.7%