Hey!Say!JUMP(以下、JUMP)のニューアルバム『H+』(エイチ)が、11月26日付の「オリコンデイリーアルバムランキング」で初登場1位を獲得。週間ランキングでの首位は確実視されているものの、前作『PULL UP!』の初日記録を下回るスタートを切った。
目次
・Hey!Say!JUMP、最新アルバムは初日12.4万枚売り上げ
・リード曲「Donkey Gongs」に絶賛の声
・「Donkey Gongs」、INIの楽曲に「激似」!?
Hey!Say!JUMP、最新アルバム『H+』は初日12.4万枚売り上げで前作から2万枚ダウン
『H+』は、JUMPにとって11枚目のオリジナルアルバム。JUMPが所属するレーベル・Storm Labelsの公式サイトによると、「日常 × 違和感をDARK & POPに表現する、まるで遊園地の入り口に立つ時のようなワクワクした気持ちを味わえる」(原文ママ、以下同)作品になっているという。
27日に初回限定盤1・2(CD+DVDまたはBlu-ray)、通常盤(CD)の3形態で発売され、26日付の「オリコンデイリーアルバムランキング」では、12万3,731枚を売り上げ1位にランクイン。昨年12月発売の前作『PULL UP!』は初日14万2,833枚だったため、2万枚ほどダウンしてしまった。
「2位は韓国の8人組ボーイズグループ・ATEEZが同日にリリースした『GOLDEN HOUR : Part.2』で、売り上げは2万8,204枚でした。JUMPの『H+』は、初日の時点で9万枚以上も上回っているだけに、週間ランキングでもトップに君臨する可能性は高いでしょう」(男性アイドルに詳しい記者)
Hey!Say!JUMP・山田涼介のこだわり詰まったリード曲「Donkey Gongs」に絶賛の声
そんな『H+』のリード曲のひとつが、「Donkey Gongs」(ドンキーゴングス)で、10月30日、JUMP公式YouTubeに「Official Music Video 4K ver.」が公開されている。概要欄によると、「VFXとダンスで魅せる、グルーヴィーな新境地のダンスナンバー」で、「山田涼介のこだわりが詰まった」一曲だそうだ。
「今回のアルバムはコンセプトやビジュアル、楽曲なども山田が中心となってプロデュースしたと伝えられています。『Donkey Gongs』のMVは、メンバーのラップや、遊園地を舞台にJUMPメンバーが激しいダンスを見せるシーンなどが特徴的です」(同)
JUMPといえば、「White Love」(17年発売)や「DEAR MY LOVER」(23年発売)といった爽やかな“王道アイドル曲”も人気だが、今作のMVのコメント欄には「JUMPがこんなにダンスがうまいとは思わなかった!」「JUMPはどのジャンルもこなすし、振り幅がすごい」「JUMPはどんな系統でもピタリとハマる。最高」などと、絶賛の声が相次いでいる。
Hey!Say!JUMP「Donkey Gongs」、INIの楽曲に「激似」!?
その一方で、同曲に関しては、韓国発のサバイバルオーディション番組の日本版『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』(21年にGYAO!、TBS系にて配信・放送)から誕生した11人組ボーイズグループ・INIの楽曲「Walkie Talkie」に“雰囲気が似ている”と、一部SNSユーザーの間で話題に。
「Walkie Talkie」は、21年11月にデビューした彼らにとって6枚目のシングルとなる「THE FRAME」(6月26日発売)収録曲だ。
「あるX(旧Twitter)ユーザーは『Donkey Gongs』のMVと、INIの公式YouTubeチャンネルに上がっている『INI | 'Walkie Talkie' Performance Video』の映像を比較しつつ、『曲も振り付けも激似』と指摘。確かに、両曲とも『Three two one』(INI)『3・2・1』(JUMP)とカウントする場面があるほか、曲調や映像の世界観もどことなく似通っています」(同)
実際、SNS上のファンからは「JUMPの『Donkey Gongs』、どこかで聞いたことある気がする……って思ってたらINIの『Walkie Talkie』に曲もダンスも似てる」「JUMPの新曲、『Walkie Talkie』かと思った」「INIの曲だと言われたら信じるレベル」といった反応も上がっている。
そんなJUMPは、『H+』の発売に合わせ、27日午前0時より各種音楽サービスでこれまでリリースした349曲の配信がスタートした。
SNS上のSTARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)のファンは喜んでいるが、楽曲配信によって『H+』のCD売り上げに影響はあるのか、週間ランキングの結果にも注目だ。