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【2024年大掃除】トイレ掃除は100均「プッシュボトル」! プロが教える簡単テク

整理収納アドバイザー1級とクリンネスト2級の資格で「家をまるごと片付ける」収納ライター伊藤まきが、お掃除の悩みを“簡単&安く”解決するコツを提案します!

目次

・トイレ掃除は「流せるグッズ」より「プッシュボトル」が◎
・拭き掃除にも使える「トイレ用洗剤」3つ
・トイレ簡単掃除法&ポイント1~2
・「流せるトイレブラシ」の代替案&ポイント
・トイレ掃除は「取扱説明書」どおりに!

トイレ掃除は「流せるグッズ」より「プッシュボトル」が◎

 年末の大掃除シーズンが到来しました。トイレ掃除は欠かせませんが、「流せるシート&ブラシ」を使っているお宅も多いのでは? ノーブランド品を選ぶとすぐに乾燥して使えなくなり、洗剤メーカーの有名な商品だとお値段も高めです。

 そこで今回は、上から押し当てるだけで液体が出せる「プッシュボトル」に洗剤を入れて、トイレットペーパーや古布でサッと簡単に拭き掃除ができる方法をご紹介します。

外国製の「流せるシート」は詰まりやすい!?

 トイレ掃除に「流せるシート&ブラシ」を使うと、便器が詰まりやすくなるというSNS情報が。

 「節水型のトイレだと詰まりやすい」「トイレの取扱説明書ではNGだった」「丸めて流さずに、1枚ずつ流せば大丈夫」「国外製造の安価品だと溶けにくいから詰まる」など、諸説があります。
※有名な国産メーカーが作る「流せるシート」は、日本工業規格のテストを満たした旨の記載があります。

トイレの「取扱説明書」を要確認!

 トイレ掃除の際は、自宅にある「取扱説明書」を確認するのがおすすめ。購入住宅であれば、家の設備ファイルに入っています。賃貸であれば、便器まわりに製造番号のシールがあるのでメーカー名と品番を検索すれば、取扱説明書が見つかります(古すぎる場合を除く)。

 便器の種類によっては「流せるシート」が不可の場合もあるので、念のためチェックしておくようにしましょう。

汚れを放置しなければ、お手入れは「簡単」でOK!

 メーカーの取扱説明書によれば、掃除は「柔らかい布で水拭き」で大丈夫。昔よりも汚れにくい素材へ進化しているため、ゴシゴシ洗いや強い洗剤は必要ありません。汚れを放置しなければ、家にある道具(古布、キッチンスポンジ、使い古した歯ブラシ)で済むのです。

 次からは毎日の拭き掃除が簡単になる「プッシュボトル」を使った方法をご紹介していきます。

拭き掃除にも使える「トイレ用洗剤」3つ

 トイレの簡単お掃除には「床と便座に使える洗剤」がおすすめ。今回用意したのは、花王「トイレマジックリン消臭・洗浄スプレー(容量:300ml)」と、ライオン「まめピカ抗菌プラス トイレのふき取りクリーナー(容量:210ml)」。ともに、ドラッグストアで200円以内で購入できます。

※床が木材だと、塗膜を落とす可能性もあります。また、便器は陶器製と樹脂製があるので洗剤のパッケージ裏の仕様書を確認ください。

【トイレ簡単掃除法】100均の「プッシュボトル」へ詰め替える

 花王「トイレマジックリン消臭・洗浄スプレー」を「プッシュボトル」に詰め替えます。通常のスプレーボトルは、便器掃除に役立ちますが「毎日の簡単お掃除」なら「プッシュボトル」のほうが使いやすいです。

 「プッシュボトル」は100均などで購入できますが、ジョンソン「スクラビングバブル アルコール除菌トイレ用」の空き容器もおすすめ! 100均の「プッシュボトル」より使いやすいので、水でよく洗ってからお好みの詰め替え用洗剤を入れると良いでしょう。

【ポイント1】洗剤が乾かないから、しっかり落ちる!

 トイレットペーパーを数回折りたたんで「プッシュボトル」の上から押し当てると、簡単に洗剤をつけることができます。

 コレで便座まわりや床をサッと拭きあげればOK。「流せるシート」や「スプレーボトル」を使うよりアクション数が少ないので、掃除が習慣付きやすくなります。

【ポイント2】掃除後は「紙を丸めない」ように!

 便器に流す時はトイレットペーパーが溶けやすいように、分解すると安心。丸めずに、溶けやすい状態にしてから流しましょう。外国産のトイレットペーパーの場合は、数回に分けて流すと良いです。

 次に「流せるトイレブラシ」の代替案を紹介します。

「流せるトイレブラシ」は優秀だけど、コスパが悩ましい

 写真は「流せるトイレブラシ」です。手間要らずで、洗浄力も抜群! 画期的な商品ですよね。

 洗い上がりもピカピカになるので素晴らしいのですが、お値段が気になるところ。予算的に頻繁に使えないというかたは、次の方法がおすすめです。

「流せるトイレブラシ」の代わりに使うもの

 用意するのは使い捨ての手袋と使用済みのキッチンスポンジ。こちらを使って便器を掃除していきます。

 写真はダイソー「引っかけたまま使用できるポリエチレン手袋(100枚入り)」110円(税込)。トイレに吊り戸棚があれば、扉の裏側にかけられます。キッチンスポンジは3分割程度にカットしておきましょう。

「流せるトイレブラシ」の代わりテク

 筆者宅にも「流せるトイレブラシ」がありますが、普段はこちらの方法で掃除しています。やわらかいスポンジと食器用洗剤を使っているので便器に傷がつかず、撥水効果もキープしています。

【ポイント】使用後は手袋にくるんで捨てるだけ

 トイレブラシだと届かない部分にまで手が入るので、便器の内側もピカピカに! 最後は手袋を裏返すようにスポンジをくるんで、ゴミ箱へ捨てるだけ。簡単でエコにもなる0円お掃除です。

トイレ掃除は「取扱説明書」どおりに!

 年末掃除をする前に、自宅トイレの「取扱説明書」を確認しましょう。トイレの製造日や素材によって、お手入れの方法が変わります。

 こまめに毎日拭き掃除していれば、年末も「水掃除」だけで簡単に終わるトイレも多いです。

By Admin