東野幸治とブラックマヨネーズ ・吉田敬がゲストを招いて真剣トークする特別番組『東野&吉田のほっとけない人』(MBS/関西ローカル、9月1日放送)に、関ジャニ∞・村上信五がゲスト出演した。MV撮影の裏話や、アイドルについての村上の考えが明かされるなど、ファンの話題を集めている。
村上は今年、フジテレビ系のオリンピック番組キャスターを務めたが、東野から「何年前に決まるの?」と聞かれると、「僕のケースは1年前でしたよ。なんとなく選手の皆さんへの取材も始まるってことで、『内々ですけど……』って言いながら」と関係者には知られていたとのこと。
東野が「その“内々”の時はほんまに“内々”なのか、関ジャニがみんな揃ってる楽屋とかでは、『ちょっと報告』みたいのは(あるのか)」とさらに質問すると、村上は「内々です」と、メンバーにも内緒だったという。
そんなメンバーとは、グループLINEでやりとりしているというが、「20代では絶対できなかったですね。最近ですよ、心のゆとりをみんなが持って」と話し、さらに若い頃は「俺いっつも端やんけ!」とグループの立ち位置に不満を持っていたと告白。
村上によると、「CDを出しますとかなったら、俺とか横山(裕)絶対端になるんです。でも、いざバラエティの番組で『広報用の写真撮ります』とか、収録終わりなるじゃないですか。あと『タイトルコールいきます』って時、俺か横山がセンターになる」と、バラエティ要員のように扱われることに納得がいかなかったと、振り返っていた。
一方、フジテレビ系オリンピック関連番組で使用された関ジャニ∞の新曲「凛」に話が及ぶと、東野は「PV見たけど……失礼やけどビックリしたというか……号泣しながら歌ってるねん。こんな村上君初めてやと思って」と驚いたそうで、吉田が「だいぶ疲れてますねえ……」と号泣をイジると、村上は思わず爆笑。
この号泣の真相は、かなり前にレコーディングは終わっていたものの、メンバーの大倉忠義から「オリンピック期間中にMV撮ったほうがよくない?」という提案があり、村上はオリンピックの中継と中継の合間に撮影することになったそう。
すると、「7月に取材させてもらった選手の皆さんの姿とかがぶわーっとフラッシュバックしてしまって、僕も初めてです、こんなん。こんな自分まだいたんだって」と、自身でも涙が止まらず驚いたとのこと。
そんな村上の様子を知った関ジャニメンバーは、「横山だけですよ! 『お前あれ泣いとったよなぁ!?』って。大倉くんも丸山(隆平)くんも安田(章大)くんも誰も触れずにそっとしてくれてたのに」と村上は横山のがさつさを挙げ、さらに横山から「お前泣いとったよなあ? 俺あの後(撮影)やってん。(スタッフから)“村上さんは感情的になってたから横山さんもその感じでいってください”って、泣けるかー!!」といじられたと話し、東野、吉田は「関ジャニらしいなあ!」と爆笑していた。
番組終盤には、村上の交流関係についての話題となり、「親友」と答えたのが意外にも元プロゴルファーの宮里藍夫妻で、オリンピックきっかけで親しくなったのだそう。村上は「こんな人格者、この歳で出会うなんて。謙虚でいらっしゃるし、聡明ですし。前置き枕なしに、芯を食ったことを話せる人に何年ぶりにあったやろ。学ぶところも山ほどある」と絶賛。
一方で、相談相手としたのは「税理士」で、東野は「悲しすぎるやろ」とコメント。また、尊敬する人には「中居正広」と挙げ、バラエティやキャスターとして活動できるのは「あの方の恩恵あってのこと」と、この歳になって改めて感じているのだそう。
そして、ライバルに挙げたのはジャニーズJr.から同世代で活躍していた「滝沢秀明」。しかし、滝沢はすでに表舞台からは退いているため、村上は「プレイヤーとしては一生勝てない」と話していた。
最後に東野に「アイドルっていう意識もうないやろ?」と言われ、「薄れてきました」と答えていた村上。吉田はすでに村上がアイドルという意識がないようで、「村上くんのツッコミをあてにボケたりしてる」と明かし、大笑いしていた。
これだけバラエティで重宝されるようになった村上だけに、「(アイドル仕事とは)めちゃくちゃすみ分けするようになりました。よりパキッと。コンサートの時にしか、お金もうた時にしかアイドルやらんって決めました!」と、コンサートの時にしか“アイドル・村上信五”は見られないと明かしていたのだった。
この放送は、ネット上での反響がかなり大きく、「あんなにしゃべってる村上くん久しぶりに見れて楽しかった」「お金をもらった時にしかアイドルをしない村上信五さん最高」「信五の言葉めっちゃいいと思う。コンサートはアイドルの村上信五にお金払ってるから、ちゃんと仕事として返してくれるのめっちゃ好き」「推しててよかった」と、、村上の宣言にファンは大興奮していた。