Netflixにて独占配信されているtimelesz(元Sexy Zone)の新メンバーオーディション番組『timelesz project -AUDITION-』(以下、『タイプロ』)。1月31日配信回では、6次審査に進む8人の候補生が明らかになるも、視聴者からは「結果に納得がいかない。熱が冷めた」などと否定的な感想が相次いでいるほか、ネット上では“情報漏洩疑惑”も浮上している。
目次
・『タイプロ』のこれまで
・timelesz・佐藤勝利、候補生を注意
・5次審査脱落者に視聴者から不満
・『タイプロ』で関係者が“情報漏洩疑惑”
timeleszの新メンバーオーディション『タイプロ』のこれまで
timeleszの佐藤勝利、菊池風磨、松島聡がグループの新たな“仲間”を探すために開催を決意した同オーディション。一般公募から1万8,922件ものエントリーが寄せられ、審査の過程に迫るドキュメンタリーが、昨年9月27日からNetflixで配信開始となった。
2次審査(episode1~2)、3次審査(episode3~6)を経て、勝ち残った15人に加え、4次審査(episode7~10)からはSTARTO ENTERTAINMENTの「俳優部」に所属する寺西拓人、今江大地、原嘉孝が合流した。その後、5次審査(episode11~14)では佐藤、菊池、松島が通過者12人をそれぞれ4人ずつのグループに分けて自らプロデュースする “メンバープロデュース審査”が行われた。
チーム佐藤(episode 12)、チーム松島(episode 13)の稽古やパフォーマンスの模様を公開していき、最新の1月31日配信回(episode 14)では、チーム菊池をフィーチャー。最後には、6次審査への切符を掴んだ8名が発表された。
timelesz・佐藤勝利、『タイプロ』参加の候補生に「親しき仲にも礼儀あり」と注意
そんな中、番組を見た視聴者の間では、ダンス初心者の現役大学生・篠塚大輝の言動などが物議を醸している。これまでの審査でも振り付けを覚える時点で苦労している様子がうかがえ、チーム菊池の課題曲「New Phase」においても仲間の候補生(橋本将生、本多大夢、前田大輔)より遅れを取っていた。
彼らを見守っていた菊池は番組内で、経験者・未経験者で“魅せ方”に差が出ていると指摘し、トレーナー不在時、篠塚に教えられる人物がいないと発言。そして「シノ(篠塚の愛称)のパートを覚えよう」とほかの3人に指示した。
その後、仕事で不在の菊池に代わり、佐藤が彼らの練習を見学。チーム全員で篠塚にアドバイスを送る中、篠塚が特に前田に対して、「そんな難しい単語知ってるの?」「言えよ」など、強い言葉で返す一幕も。
こうしたやり取りを目にした佐藤は、ため息をつきながら「(メンバーに)振りを教わって、シノのための時間があったわけでしょ。俺、すごい気になるな」「返す言葉」と、指摘。「俺、怒っちゃうかも。それやられたら」「『親しき仲にも礼儀あり』じゃないけどね」と、やんわりと篠塚に注意したのだった。
『タイプロ』5次審査脱落者に視聴者から「意味がわからない」と不満
その篠塚は本番のパフォーマンスを終え、最終的に6位で5次審査を通過。一方で、チーム菊池の前田のほか、佐藤、松島のチームから3名が脱落となった。
こうした結果を受け、ネット上の視聴者からは選定基準などに疑問の声が続出。中でも、篠塚をめぐっては、「今回は“篠塚成長物語”だった。未経験者をお世話した人が落とされるとか、理不尽すぎる。timeleszのファンクラブに入ったけど、この気持ちのまま応援していくのは無理」「篠塚くんの言葉遣いの悪さが気になったから、注意してくれた勝利に感謝」「風磨が“シノのパートを全員が覚えよう”って指示したのはワケがわからない」と、さまざまな意見が見受けられた。
なお、3次審査と4次審査でも、通過者の順位が明らかになっており、この時は山根航海が連続で首位通過。5次審査ではチーム松島に入り、ほかの候補生3人と課題曲の王道アイドルソング「SWEET」に挑戦。彼らの練習風景に密着した「episode 13」では、山根がプロデューサーの松島に「次もし、ミスって落ちたらどうしよう」というプレッシャーを抱えていると、本音を打ち明ける場面もあった。
ところが嫌な予感が的中し、山根は5次審査で脱落。「episode 14」では、timeleszが山根を含む脱落者4人を落とした明確な理由が明かされなかったことから、「連続1位だった山根くん、順位が下がったりするのはわかるけど、いきなり脱落は意味がわからない」「ここに来て落とされるとかトラウマものでしょ……。そもそも、仲間探しに順位付けするとか何様?」「評価基準がスキルの高さじゃなくて“仲間探し”なら、順位をつける必要はなかったのでは?」などと不満も寄せられている。
『タイプロ』で関係者が“情報漏洩疑惑”浮上――SNS上にリーク出回る
このように大荒れしている『タイプロ』最新回だが、芸能ライターの阿部ベア氏は、一部視聴者をドン引きさせた最大の要因は、“情報漏洩疑惑”にあると話す。
「実は最新回の『episode 14』が配信される前から、SNS上には脱落する4人の候補生の名前が出回っていたんです。“ガセ”の可能性もあったものの、結果的に落ちた4人は事前情報と合致していました。それだけに、発表を受けてX(旧Twitter)などには『リーク通り』という書き込みが続出。『冷めた』『ドン引きした』として、『タイプロ』の視聴をやめると宣言する人もいたほどです。リークの件を把握していた視聴者は、プロジェクト関係者からの情報漏洩を疑っています。今後の番組進行に影響が出かねない“ネタバレ”だけに、信用問題に関わりますから、番組側はしっかりと内部調査を行うべきでしょう」
終盤に大波乱を巻き起こした『タイプロ』。最終エピソードは2月15日午前10時に配信されるという。一体、どんな結末を迎えるのだろうか?