【サイゾーオンラインより】
第7話が2月23日に放送されるバカリズム脚本ドラマ『ホットスポット』(日本テレビ系)。物語も後半戦となり、ネット上では結末予想合戦が盛り上がっているようだ。
目次
・『ホットスポット』高橋の主な能力4つ
・高橋のような宇宙人は「存在する」
・『ホットスポット』の結末を大予想
『ホットスポット』東京03・角田晃広演じる“高橋”の主な能力4つ
同ドラマは、数々のドラマアワードを受賞した安藤サクラ主演『ブラッシュアップライフ』(2023年1月期)のスタッフが再集結した“地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー”。
キャストには連ドラ初主演の市川実日子をはじめ、東京03・角田晃広、鈴木杏、夏帆、ココリコ・田中直樹、平岩紙、小日向文世らが名を連ねており、TVerやNetflixといった動画配信サービスの再生数ランキングでは、連日上位となる人気ぶりを見せている。
第1話では、山梨県のビジネスホテルで働く遠藤清美(市川)があわや交通事故に遭いそうになるも、職場の先輩である高橋孝介(角田)に自転車ごと担ぎ上げられ、命を救われる。これがきっかかで高橋が自分jは「宇宙人と人間のハーフ」であるという秘密を清美に打ち明け、物語がゆるく展開していく。
なお、第6話時点までに描かれた高橋の特殊能力は、主に以下の4つ。
(1)怪力(10円玉を指で曲げる。車を持ち上げる)
(2)大ジャンプ
(3)爆速で疾走
(4)頭脳労働(山梨大学の医学部に合格)
この能力だけ見るとSF映画そのものだが、同ドラマは今のところ日常生活を描くコメディであるため、ネット上では「日曜の夜に見るにはぴったりの脱力系ドラマ」「みんなに弄ばれてる高橋さんがかわいく見えてきた」といった感想が散見される。
しかし、この『ホットスポット』をオカルト目線で捉えると、見え方は少し変わってくるのかもしれない。国内外のありとあらゆるオカルトを取り扱うニュースサイト「TOCANA」の総裁(元編集長)である角由紀子氏に話を聞いた。
『ホットスポット』高橋のような宇宙人は「存在する」
――『ホットスポット』の高橋のように、能力の高い宇宙人は実在するのでしょうか?
角由紀子氏 1955年、米ケンタッキー州ホプキンスビルにある農場に出現した宇宙人は、体長約1メートルで腕は長く、爪のついた指もあったといいます。その場にいた人間2人がライフルとショットガンで狙撃するのですが、それらを余裕でかわしたというから『マトリックス』のネオもびっくりです。
さらにその狙撃後、浮遊するように消えたと思ったら、10~15体もの数をそろえて再び出現。2人は弾薬が尽きるまで撃ち狂ったのですが、一切命中しなかったそう。宇宙人は、恐ろしい動体視力・瞬間視力・脳速視力、さらに身体能力を持っていたと考えられます。
また、80年代後半にKGBエージェントが残したとされる報告書では、シベリアで訓練中のソ連軍がUFOの撃墜に成功するも、中から現れた生物の反撃に遭い、兵士23名が瞬時に“石化”された記録があります。遺体を調べると、兵士らの体は石灰岩と同じ組成に変性していたそう。ゆえに、宇宙人には物質を変容させる能力もあるといえるのではないでしょうか。
それに、53年のスペインでは、UFOから降りてきたわずか60センチほどの身長の宇宙人に、14歳の少年が突然ビンタされて吹っ飛ばされた事例もあります。小さな体からは想像もできないほどの計り知れない腕力を持ち合わせている証拠ですね。
『ホットスポット』の結末を大予想! 記憶、誘拐、宇宙戦争……
――映画プロデューサーとしてもご活躍の角さんですが、『ホットスポット』はどんな結末だと予想しますか?
角氏 リアルな予想でいくと、高橋さんがホテル従業員全員の記憶を改変し、自分がいた記録を全て消去して、状況だけ整えて街を去っていくという結末ではないでしょうか?
実際に、宇宙人に遭遇してアブダクション(誘拐)された人の多くが、記憶の抹消や改ざんをされたという事例があり、心理学的な側面からだけでは片付けられないケースも多いことから、本ドラマでも記憶に対する何らかのアプローチが組み込まれる可能性は高い気がしています。高橋は去るけど、遠藤清美さんの体内にGPS的なインプラントが仕込まれていて、ずっと遠い惑星からホテルを見守っているとか……。
あるいは、高橋の存在を隠そうとする「黒スーツの男たち」がホテルに泊まり、拉致・誘拐するパターンも。そこから高橋の争奪戦が始まり、ホテルで血戦を繰り広げる宇宙戦争に発展すると面白いですね。
遠い昔、“オリオン大戦”と呼ばれる大規模な宇宙戦争があり、多くのオリオン星人やプレアデス星人が血を流したといわれているので、そうした血生臭い歴史のオマージュもあるかもしれません。一方で、人間社会に飽き飽きした高橋がキレて、クレーマー全員を石化あるいは液体化させる可能性もなくはないでしょう。
――なんだか結末を見るのが怖くなってきました。今日は貴重なお話をありがとうございました。
『ブラッシュアップライフ』では終盤で“大どんでん返し”があったが、『ホットスポット』は果たして……。