timelesz・菊池風磨が、3月12日にアップされたYouTubeチャンネル「よにのちゃんねる」の動画内で、「何やっても叩かれる」と発言。timeleszはオーディションを経て新メンバー5人が加入したばかりだが、ネット上でのグループに関する騒ぎを把握しているようだ。その一方、今回の動画では、新たにジュニアをめぐるコメントに批判的な声が飛び交っている。
目次
・timelesz・菊池風磨、「何やっても叩かれる」と本音吐露
・コメント欄には「目に余るものが多い」と擁護の声も
・菊池、ジュニアに言及で「火に油」か
timelesz・菊池風磨、「何やっても叩かれる」とYouTubeで本音吐露
嵐・二宮和也を筆頭に、菊池、KAT-TUN・中丸雄一、Hey!Say!JUMP・山田涼介が出演している同チャンネル。12日公開の「#404【アワード!!】なんか気付いたら2人になってた日」は中丸と山田が不在の中、二宮と菊池が過去に訪れた飲食店で2人だけで食事をする企画だった。
会話が進むうち、timeleszの新メンバーの話題に。昨年4月1日より菊池、佐藤勝利、松島聡の3人体制となった同グループは、新メンバーオーディションを開催し、審査の過程を『timelesz project -AUDITION-』(以下、『タイプロ』)として同9月13日からNetflixにて独占配信。今年2月15日配信回で、一般公募から橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝の3人が抜てきされたほか、STARTO ENTERTAINMENTの「俳優部」所属で、4次審査から加わった寺西拓人と原嘉孝の計5名の加入が明らかとなった。
前出の「よにのちゃんねる」内で、菊池は「いやでも、本当になんか……。一変しました、この1カ月で。なんかもう、何やっても叩かれる」と本音を吐露しつつ、「えーん!」と、泣き真似をして見せた。
二宮に「何やったの?」と聞かれると、2月15日に行った「timelesz襲名式 新体制発表記者会見」などでの原との絡みが“炎上”した一件に言及。会見の際、報道陣が新メンバーに「自分が選ばれた理由はなんだと思いますか?」と質問したところ、真っ先にマイクをとった原が「ビジュアルです」と回答したのだ。
これがその場でウケたこともあり、原や菊池の間で「この流れ、ちょっと押して良いですか? 今日一日」という話になっていたとか。実際、会見の後に実施したファンクラブ会員限定の生配信でも、原が「ビジュアルを武器に!」と宣言すると、菊池が「やっぱカッコいいな、原さん」とヨイショする一幕があった。
菊池は今回の動画で二宮に一連の流れを説明しつつ、「『それは容姿イジリだ』っていうので(炎上した)」と回顧。菊池いわく、原自身は「俺、『かっこいい』って言われてるのに燃えてる」と困惑していたそうで、その言葉を聞いた二宮も「だってそれは原がかっこよくないっていう(ことに)……ならない? その理屈で燃えちゃうなら。かっこよくない人を『かっこいい』って言ってるみたいな」と納得。菊池は「そうじゃないのにな……っていう」とこぼし、自分たちの意図がうまく伝わらなかったと感じていたようだ。
コメント欄には「目に余るものが多い」「応援してる」とtimelesz・菊池風磨に擁護の声も……
ここで、二宮が「そんだけ注目度が高いっていう考え(方)もできるよ」とフォローすると、菊池は「今まではそんなことなかったんで。確かに、『これだけ注目してもらえてるんだな』っていうのは、メンバーでも8人で話して。それこそ、『言動とかも気をつけないといけないね』っていう。今まで当たり前だったことが、何言われるかわかんないから」と、打ち明けていた。
菊池への風当たりが強まっている理由について、芸能ライター・阿部ベア氏が解説する。
「そもそも、timeleszの新メンバーオーディションの開催を提案したのは菊池だといい、その決断について、特にSexy Zone時代のファンから反発の声が続出。『タイプロ』の配信が始まってからも、同プロジェクトの中心人物となっている菊池に対してSNSではシビアな意見が上がっていたんです。とはいえ、『タイプロ』自体はNetflixでの配信ということもあり、timeleszのファン以外の視聴者も獲得するなど、大反響を巻き起こしました。それでも、新メンバーや菊池の言動を受け入れられない人たちが一定数存在し、SNS上では過去の発言やパフォーマンスを批判する流れになるなど、菊池にまつわるネガティブな投稿が拡散されている状況です」
菊池もこうした現状を知っているため、「何やっても叩かれる」と愚痴をこぼしてしまったのかもしれない。ただ、「よにのちゃんねる」の動画のコメント欄には「このところ目に余るものが多くてつらかったから、風磨が弱音を言ってくれてよかった」「風磨なら、timeleszなら叩いていいっていう最近の流れを心配してた。無理せず頑張ってほしい」「風磨くん、かなりキツいんだろうなあと感じた。応援してる」と、擁護の声が数多く寄せられている。
timelesz・菊池風磨、「同じタイミングで新体制」のジュニアに言及で「火に油」か
一方、今回の動画は別のシーンが一部ジュニアファンの間で物議を醸している。問題になっているのは、二宮がジュニア内ユニットの解体・再編について切り出した場面だ。
STARTO ENTERTAINMENTは2月16日にHiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍、少年忍者のメンバーをシャッフルし、新ユニット「ACEes(エイシーズ)」「KEY TO LIT(キテレツ)」「B&ZAI(バンザイ)」の3組が誕生したことを報告。HiHi Jets、美 少年、7 MEN 侍は事実上の解散となり、ショックから立ち直れていないファンも多いだろう。
菊池も「大改革。驚きましたね」と衝撃を受けた様子だが、二宮が「メンバーも大変そうだよね」と当事者たちの苦労を想像したところ、「大変っすよ。結果、プラスに捉えるしかないじゃないですか、これは。ファンの方々の想いとかってあると思いますけど。それを『タイプロ』じゃないですけど、正解にしていくしかないっていうか。それをやったからには、本人たちもそうだけど、会社も頑張っていかなきゃいけないところあると思うし」とコメント。
続けて、「奇しくも同じタイミングで新体制になったっていうところでなんかね、面白いことできればなと思いますよ」と話し、具体的には「何も考えてない」というが、「会社を盛り上げていきたいなっていう気持ちはたぶん、それぞれみんなあると思うんで」と、持論を述べた。
二宮は「それが偉いよね」と感心した上で、「え、燃える? これ」と確認し、菊池は「いやー、ギリ」「結構ギリかも。俺も相当、言葉選んだけど」などと、笑いながら語っていた。
ジュニアファンの中には、事務所での下積み経験がなく、一般公募から合格し、timeleszとしてデビューした3人を快く思わない人もいるのだろう。「『タイプロ』は本人たちの決断だけど、ジュニアの解体は本人たちの決断じゃないじゃん。“同じタイミングで新体制”って、どういうつもりで言ったの? ジュニア本人たちに失礼だよ」「『プラスに捉える』なんて軽々しく言うな」「今の状態の風磨がジュニアに関して発言するのはあまりにも配慮がなさすぎる。『何やっても叩かれる』って言うけど、火に油を注いでいるのはそっちじゃん」などと手厳しい反応が出ていた。
二宮の言う通り、timeleszや菊池への注目度が高いからこそ、さまざまな意見が噴出するのだろう。今は批判ばかりに目を向けず、前を向きながら新メンバーを支えていってほしいところだ。