【サイゾーオンラインより】
今週の注目記事・1「広末涼子を蝕んだ『本当の事故原因』」(『週刊文春』4/24日号)
同・2「『ニュース7』畠山衣美アナが溺れたNHK略奪不倫」(『週刊文春』4/24日号)
同・3「流行りの退職代行モームリの元従業員4人が『モームリ!』」(『週刊文春』4/24日号)
同・4「覚醒剤で逮捕された料亭『金田中』社長の“危険な日常”」(『週刊新潮』4/24日号)
同・5「もし玉木雄一郎総理ならトランプ恐慌に勝てるか?」(『週刊文春』4/24日号)
同・6「モノクログラビア 未来社会の実験場」(『週刊新潮』4/24日号)
同・7「62年ぶり『ルート変更』の裏に雅子皇后の“ご歓談”」(『週刊新潮』4/24日号)
同・8「『ポスト・ダウンタウン』争い 千鳥とかまいたちはどっちが有力か?」(『週刊新潮』4/24日号)
同・9「間もなく出産『大谷翔平ベビー』現地記者に聞いた全情報」(『週刊新潮』4/24日号)
同・10「備蓄米じゃなくても『コメ』を安く買う裏ワザ」(『週刊ポスト』5/2日号)
今週の話題は「大谷翔平・真美子のベイビー誕生」だろう。
新潮が発売になった17日は、大谷が「父親リスト」入りする直前だった。いい読みだったが、その中では「ベイビー誕生は5月らしい」と、少し先だと見ていた。3日間の出産休暇の2日目で生まれ、大谷は次の日には試合に出ていた。
日本はもちろんのこと、アメリカ国内からも祝福の嵐。女の子だから大谷の後継者とはならないが、その方がいい。
長嶋茂雄や野村克也のように、男の子が生まれても、スポーツの世界では偉大な親と並ぶ、または抜くことなどできはしない。
女の子は可愛がって育てるのが一番いい。名前は? 翔子か真美? この子の名前を付ける親が増えるのだろうな。
というわけで、今週は順位なし。
まずは、ポストのコメを安く買う裏技とは?
石破政権の大失態である。コメの値段が昨年の2倍にもなっているのに、一向に下がらない。
備蓄米を大量放出したが、それでも下がる気配がない。いったいどうしたことだろう。
GoogleのAI「Gemini」に聞いてみた。
「コメの値段が下がらない理由は複合的で、いくつかの要因が絡み合っています。主な理由としては以下の点が挙げられます。
1. 供給量の減少:
2023年の不作: 夏の異常な高温により、米の品質が低下し、収穫量が減少しました。特に、高温障害による白未(しろみ、粒が白く濁った米)が増加し、販売できる高品質な米の割合が減りました。
作付面積の減少: 政府の減反政策や、高齢化による農家の減少などにより、長年作付面積が減少傾向にあります。
2. 需要の増加:
観光客の増加: 円安や観光客の増加により、日本食への需要が高まり、結果として米の消費量も増加しています。
備蓄需要: 地震などの災害に対する備えとして、家庭での米の備蓄が増える傾向があります。
3. 流通・保管コストの上昇:
燃料費の高騰: 輸送コストの上昇が米の価格に転嫁されています。
保管コスト: 収穫された米を保管するための費用も価格に影響を与えています。
4. 価格維持政策:
政府の関与: 政府は、食料安全保障の観点や農家保護のため、米の価格が大幅に下落しないように様々な政策を行っています。これには、生産調整や備蓄米の放出などが含まれますが、市場への影響は限定的であるという指摘もあります。
卸売業者や小売業者の動き: 一部の報道では、卸売業者や小売業者が価格上昇を見越して在庫を抱えている可能性も指摘されています。
5. 輸入米の影響:
輸入関税: 輸入米には関税がかけられており、国産米と比べて価格競争力が低い場合があります。
直近の状況:2024年には豊作となりましたが、2023年の不作の影響や、依然として高い需要、流通コストの上昇などにより、米の価格は高止まりしている状況です。政府も備蓄米の放出などの対策を講じていますが、効果は限定的との報道もあります。
このように、コメの値段が下がらない背景には、生産、需要、流通、政策など、様々な要因が複雑に絡み合っていると考えられます」
実に過不足ない答えが返ってきた。私がまとめるより数段いい答えである。
だが、それでは物価高、コメ不足に苦しむ我々はどうすればいいのか?
少し前なら「ふるさと納税」で米を送ってもらうことができたが、今は品不足でいつ送ってくれるかわからない。
節約ライターの三木千奈がいうには、「農家から直接買う」ことだという。だが、知り合いに農家がいればいいが、私の周りにはサラリーマンは多いが、農家などやっているのはいない。三木はこうアドバイスする。
「知り合いの農家に頼めればベストですが、いまはホームページやSNSでも直接買い付けを宣伝する農家が見つけられます。ネットも活用すれば意外と簡単に農家とつながれて、直接交渉できる」
農家にとっては直接販売のほうが卸を通すより儲けが多く、すぐ入金されるので、前払いで大量購入すると契約がまとまりやすいという。
ちなみに三木は120キロ分を前払いし、食べ尽くすたびに30キロずつ送ってもらっているというが、30キロ1万1000円として5万円弱か。そのまとまったカネがなあ~。
ベトナムのコメが味は国産と似ていて、5キロ2400円くらいだというが、流通量が少なくて手に入りにくいそうだ。
当分は、うどんで腹を満たすしかないようだ。
さて、先にも触れたが、大谷翔平と真美子のベイビーが誕生した。女の子だという。
美男美女で2人とも運動神経抜群だから、これからが楽しみだ。
新潮がタイミングよく、大谷ベイビーが間もなく生まれると特集を組んでいたが、新潮の読みでは、「早ければ5月中ではないか」だった。
新潮が発売されて2日後に「大谷さんが父親リスト入り」と報じられ、現地時間4月20日には生まれて、ベイビーの可愛いアンヨに大谷と真美子の親指が両側から添えられている写真がSNSで配信された。
大谷は「元気でかわいい娘を産んでくれた愛する妻に心から感謝します。娘へ、私たちを親にしてくれて不安と大きな楽しみをありがとう」というメッセージも発表した。
妻の出産に立ち会うための「父親リスト」に入ると3日は休めるが、大谷は2日休んだだけで3日目には試合に出た。
老婆心だが、彼らの娘が、父親は偉大な野球選手だと認識するにはだいぶ時間がかかる。5、6歳になれば記憶に残るだろうから、後それぐらいは現役で、しかもホームラン王と投手としても大活躍していなければいけない。
長嶋茂雄が引退したのは38歳の時。大谷の娘は父親が38歳だと8歳になる。どんな父親像を娘に見せるのか、今から楽しみである。
ところで、日本テレビが『ダウンタウンDX』を6月26日の放送をもって番組を終了すると発表した。
放送開始から32年続いてきたそうだ。松本人志が性加害問題でテレビから姿を消し、相方の浜田雅功が体調不良で休養してしまったから、当然だろうが、ダウンタウンの時代が完全に終わったことを強く印象づけた。
だが、テレビも吉本興業も、次のダウンタウンを作り出さなくてはと、あれこれ探してはいるようだ。
新潮によると、先の『ダウンタウンDX』は松本と浜田が抜けた後、週替わりで、1週目がかまいたちで2週目が千鳥としたことで、テレビ界では、「やはりこの両コンビがポスト・ダウンタウンだ」と声が上がったという。
先に期待されていたのは千鳥のほうだったようだ。
「どぎつい岡山弁でボケる大悟(45)と、言葉巧みなツッコミを駆使するノブ(45)。千鳥は2012年に大阪から東京へ進出を果たすと、二人のキャラが全国に浸透し、将来の大物候補と言われるようになりました」(キー局幹部)
かまいたちは少し遅れたそうだ。
「奇抜なボケが身上の山内健司(44)と手品や料理が得意で多芸多才な濱家隆一(41)。かまいたちは17年に『キングオブコント』で優勝し、19年には『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)で準優勝するなど実力は折り紙つきでした。ただし、東京進出が18年と遅く、全国で売れ出したのは20年頃からです」(同)
3月13日に開場した大阪・関西万博の吉本興業のパビリオン開館式で、MCを担ったのはかまいたちだった。
今月23日から日テレ系で『千鳥かまいたちゴールデンアワー』という番組が始まるという。
文字通り、ポストダウンタウンの座を狙う2組が激突する番組である。ここでどちらが残るのか? 面白そうではある。
ネット版の産経新聞(4/19 18:13)は、4月22日に行われる園遊会で、62年ぶりにルートが変更されると報じていた。
「赤坂御用地の赤坂御苑(東京都港区)で22日に開催される春の園遊会で、天皇陛下と皇族方が歩まれる『お道筋(みちすじ)』と呼ばれるルートを3つに分ける試みが行われる。招待者の体調を気遣うとともに、多くの人に皇族方との会話を楽しんでもらうためで、赤坂御苑が会場になった昭和38年以降、初の変更となる。国民と皇室の幅広い交流の場となることが期待される。
春と秋に行われる園遊会は、天皇、皇后両陛下がご主催。両陛下に続いて皇族方が同じルートを通り、招待者にお声がけをされてきた。しかし、皇族方との会話を楽しみたい招待者が長時間、ルートに沿った場所に並んでお声がけを待つ間、暑さなどで体調を崩す事態が発生。宮内庁によると、昨秋は招待者5人の気分が悪くなり、2人が病院に搬送された。
宮内庁幹部によると、これを機に両陛下とも相談した上で、ルートのあり方を検討したという。
今回の園遊会では、両陛下が歩まれる従来のルートの他に、2つのルートを作った。1つは秋篠宮ご夫妻、常陸宮妃華子さま、寬仁親王妃信子さま、三笠宮家の瑶子さま、高円宮妃久子さまが歩かれるルート。もう1つのルートは、両陛下の長女の敬宮(としのみや)愛子さま、秋篠宮ご夫妻の次女の佳子さま、三笠宮家の彬子さま、久子さまの長女の承子さまが歩まれる」
このことは新潮がいち早く17日発売号で報じていた。
昨春の園遊会でも、美術家の横尾忠則(88)が体調を崩して倒れ、同年の秋の会では残暑のため、4人が救護室に運ばれたそうである。
その理由が雅子皇后にあるというのだ。
「両陛下、とりわけ雅子さまが、一人ひとりの招待客とあまりにも熱心に歓談なさるのです。お招きした方に楽しんでほしいとのお気持ちゆえだと承知していますが、それにしても……」(宮内庁関係者)
2023年の会では激しい雨に見舞われたが、
「土砂降りの園遊会でも、雅子皇后は雨の中丁寧に招待客らとお話になり、終了時間が1時間以上も遅くなってしまったのである」(新潮)
変更の理由は雅子皇后の熱心さにあるというのだが、適応障害という病を押して会に出る以上、誠心誠意できる限りのことをしたいという雅子皇后の“覚悟”の表れで、批判されることではないだろう。
しかし、
「こうしたことを受け、昨秋の会では、陛下らがご歓談を始められる時刻が30分前倒しになりました。それでも、先頭の両陛下が歓談されるうち、秋篠宮ご夫妻が追い付いてしまわれる状況が生じ、今回の変更に至ったのです」(宮内庁関係者)
宮内庁は、雅子皇后の「意志」を忖度して、彼女が無理なく招待者と話し合える「形」をこそ考えるべきだと思うのだが。
ところで、開催への反対があり、外国のパビリオンの遅れ、メタンガスの洩れでの爆発など、“呪われている”のではと思われた大阪・関西万博が4月13日に開催された。
開催さえすれば、入場者は溢れ、メディアは好意的になるだろうと甘く考えていた協会側は、現実を突き付けられたのである。
それは、反対派のデモなどではなく、開催日当日の自然現象、暴風雨だった。
そのすさまじさを新潮はモノクログラビアページで記憶に留めている。
「なにしろここは埋め立てて作った人工島。周囲に遮るものは何もない。
『大屋根リングの上はすごい風で、傘が折れたんです。傘はどこで売っていますかね?』(来場者)
と、尋ねられても会場内にコンビニは4カ所しかなく、お土産物コーナーのミャクミャクのキャラクター傘は3300円~。ウーム、高い、高すぎる」
高いのは傘だけではない。食事がバカ高い。安いパンを買って食べようと思えば、フードコートの「指定席」は50分550円也。初日こそ満員だったが、2日目は誰も入らなかった。
まるで「貧しい者は来るな」といわんばかりではないか。
メタンガス抜きのために設けられた蓋の脇にはキッチンカーが何台も並んでいて、客に食事をさせているが、「本当に大丈夫か?」(新潮)
パビリオンを見るためには予約しなければ容易に入れない。「話題のIPS細胞の心臓なんて、予約がなかったら絶対に見られない」と、出張のついでに寄った会社員は寂しそうに語っている。
しかもそのスマホがつながりにくいというのである。予想通り、こんな万博見たくないという声は、開催前より大きくなっているようだ。
だが新潮は、こんな「皮相」な万博批判では終わらない。
「大阪・関西万博の開幕、折からの円安で、今年の訪日外人客数は年間約4020万人と過去最多を更新する見通し(JTB試算)。万博のパビリオン見学のついでに東京に寄って、立ちんぼを“買う”旅行者がいても不思議ではない」(新潮)
新宿・歌舞伎町の大久保公園周辺は「立ちんぼの聖地」。彼女たちを物色する人間たちの多国籍化が急加速しているという。
『ルポ歌舞伎町』の國友公司(32)は、ここ数カ月でインド人や欧米人が一段と増えたというのだ。
「増えた原因ですが、インド人とみられるインフルエンサーが立ちんぼの映像を『X』に上げたり、立ちんぼを『tachibo』とローマ字で表記した動画がユーチューブにアップされたりして、世界中に拡散したのが大きいようです」
訪日外国人にとっては、昔はフジヤマ・芸者がお目当てだったが、今は、フジヤマ・立ちんぼが日本を訪れる「目的」になってきているのではないか。
インバウンドが日本経済を潤すなどと寝言をいっている政治家どもは、一度、立ちんぼの聖地へ見学にでも行ったらどうか。
昔、農協の買春ツアーが世界中で問題になったことがあった。今は、外国人が買春目的で日本に殺到している。
「国辱ものだ」と怒る政治家はいないのかね?
さて、昨年の衆院選で得票数を大幅に伸ばし、議席を大きく増やした国民民主党。その劈頭に立つ玉木雄一郎は「愛人問題」でつまづいたが、まだその勢いは衰えていないようだ。
特に、40代以下の若い世代の支持率が自民党を上回っているのだ。夏の参院選でも大幅議席増なら、自公政権が崩れ、自国連立政権ができ、玉木総理になるかもしれないとまでいわれている。
買い被られ過ぎという声はあるが、石破茂首相よりもいいような気がする。
そこで文春は、玉木が総理になったら、「トランプ恐慌に勝てるか?」をシミュレーションしてみた。結果はいかに?
文春は、所得税の課税最低限額103万円の壁をぶち割って178万円まで引き上げられた場合、手取りはどれだけ増えるのか。
国民民主党は「実質賃金が持続的にプラスになるまで一律消費税を5%に引き下げる」と公約している。そうなるとどのぐらい手取りが増えるのか?
さらに「給食代、修学旅行の無償化」が実現できたら……。
その結果、少なくとも一世帯当たりの年間の手取り額は、一般世帯が29万7820円の手取り増になる。
子育て世代では52万4989円の手取り増になるというのである。
玉国(玉木の国民民主党)の言っていることすべてが実現すれば、われわれ国民にとってはいいことだらけのように見えるが、大阪大学の八田達夫名誉教授は、「玉木氏の政策では、高所得者ほど減税額が大きくなるので、高所得者優遇なのは明らかです」と難じている。
八田名誉教授は、現役世代の負担を軽減するためには、まず、社会保険料に手を付けるべきだという。
「年間所得が二百万円の自営業者の場合、税と社会保険料を合計した総負担額は約七十二万円。このうち半分以上を占める四十万円超が社会保険料です。つまり所得税や消費税よりも社会保険料のほうが負担が大きい。そのため、減税より社会保険料の引き下げのほうが、現役世代の負担を減らすことができます」
さらに大きな問題は、玉木は、財源をどうするかについて触れない。文春が、これまでの国民民主党の政策を実現させるためには、23兆2162億円が必要になるが、この財源をどうするのか?
昭和女子大学の八代尚宏特命教授は、トランプだって大規模減税を掲げる一方で、イーロン・マスクが1兆ドルの支出削減を進めている。「現状では国の借金を増やすだけのポピュリズム政策です。“玉木総理”の政策はトランプより酷い」と批判する。
玉木は文春誌面で、こうした批判に答えなければならないこと、いうまでもない。
ところで、東京・銀座などに店を構える料亭「金田中」の本店へは、私も何度か足を運んだことがあった。
作家や政治家の座談会をそこでやったと記憶している。出席者の希望ではなく、私が見てみたいと思ったからだった。
座談会の進行役なので、次々に出てくる料理の味は楽しめなかったが、部屋は落ち着いた雰囲気でなかなか良かった。
料亭では女将が顔を出して挨拶をするが、大料亭の女将という堂々たる雰囲気で、こちらが圧をかけられた。
銀座に「金田中」の廉価版の店を出したが、こちらはそれほどでもなかった。
新喜楽、吉兆と並ぶ日本三大料亭の「金田中」の社長・岡副真吾(63)が覚醒剤と大麻を所持した疑いで逮捕されたのは4月9日のことだった。さらに家宅捜索では違法薬物が押収されたという。
お坊ちゃん育ちでちやほやされて生きてきたのであろう。
「昨秋、タクシーに乗った際、あろうことか覚醒剤と大麻を置き忘れ、警視庁から内偵されていたようです。先日、捜査員が“所持の容疑”で逮捕しようと彼の自宅を訪れました。すると、その場でも覚醒剤が見つかった。日常的に薬物を使用していたということでしょう」(社会部記者)
実は、岡副容疑者に対しては、以前から様子がおかしかったと、だいぶ前に新潮が報じていたのだ。
「例えば、料理人が新メニューを披露し、総料理長や岡副社長に食べてもらう“試食会”の場で突然、怒鳴り散らしていました。“そうじゃない、俺にやらせろ”と。でも、自ら包丁を握って料理を作ろうとしたら、手が震えて上手く切れなかったことも。本人は、“厨房で7年修業した”と言っていますが、料理はからっきし。手の震えは、包丁さばきに自信がなかったのか、それとも薬の影響だったのか」(金田中の関係者)
ヘッドホンを付けてノリノリで試食会にやってきて、ブツブツ呟いたり、奇声を発していたこともあったという。
偽名で大阪のSM系の会員カードを持っていたこともあった。
「社長として信頼している人は皆無でした。逮捕されても驚きはないですね」(同)
政財界では「金田中に行けるようになったら一人前」といい継がれてきた。そんなブランド力を生む、かけがえのない伝統がいま揺らいでいる。
岡副で三代目だそうだが、「唐様で書く」となりそうだな。
ところで、「退職代行」というのはどんなことをやるのだろう。その大手である「モームリ」というのは、利用者に代わって会社に退職の意思を伝えて、円滑に退職手続きを進めるサービスをやっているそうである。
確かに、自分から辞めるとはいい出しにくいものだろう。私も現役時代、「こんな会社辞めよう」と思ったことがあった。しかし、グズグズしていて辞める気もうせてしまって、結局、その会社に定年まで住み着いてしまった。
こういう会社があれば、あの時、辞めていたのかもしれない。その後の人生はどうなっていたのか? まあ、今更考えても仕方ないが。
退職代行を望む若者が多くいて、急成長しているというのである。
「モームリ」は2022年に谷本慎二(36)が創業したそうで、正社員の退職代行は2万2千円。バイトなら1万2千円という安さが売りで、従業員は50名ほどだという。
谷本は、一部上場企業で10年働き、退職。その後にこのサービスを思いつき、起業したという。
退職代行の意義について彼はこう話しているそうだ。
「(会社への)抑止力にはなると思います。退職代行を十件二十件使われた会社があったら、これ以上使われたくないって思うじゃないですか。そうすると、何かしら改善しようとすると思う」(ABEMA Prime)
なるほどそうかと頷いてみたが、その会社で従業員たちが、社長のパワハラで「モームリ」だと辞めているというのだから、世の中おもしろいものである。
そのパワハラとは、皆の聞こえる場所で社員を叱責することは日常茶飯事。さらに社員たちを苦しめているのはLINEで共有される「失敗リスト」だという。
「毎日社員のミスの数を集計して、社内の全体LINEで共有された。ミスの多い社員は赤字で強調されていて、まるで吊し上げ。仕事をするのが怖くなり、無理だと思って辞めました」(元従業員のB)
Cは、別の退職代行を使って退職したという。
「叱責が怖くて、辞める人は後を絶ちません。すでに五人が退職代行を利用してモームリを辞めています」
これって、笑っちゃいけないけど、笑えるな。
さらに元従業員のDは、こんなことを話している。
「モームリは弁護士に依頼者を斡旋し、成約後は三割相当の金額をキックバックさせて受け取っています。これは問題ではないでしょうか……」
弁護士以外が法律業務を行い報酬を得ることは「非弁行為」として弁護士法で禁じられているのだ。
そのため、弁護士事務所からは、「労働組合への賛助金」という形で振り込んでいるそうだが、振込先は「モームリ」と同じ口座だということが文春の取材でわかったという。
谷本本人が文春に答えた。パワハラについては「業務上必要な対応」との姿勢を崩さなかったが、弁護士法違反について問うと、俯き加減になり、「事実ではありません。もらってないです」。証拠のLINEを見せると、「僕はわからない」と逃げてしまったという。
しかし、モームリなんて社名を付けるから、社員からも文春からも「モームリ」だからやめた方がいいといわれるのだ。
早急に社名変更したほうがいい。
文春が皆様のNHKにまた不倫騒動が起きていると報じている。
しかも、その不倫ドラマの主役はこの春『NHKニュース7』に抜擢された畠山衣美アナだというのだ。
熊本県熊本市出身の畠山アナは、津田塾大学学芸学部を卒業後、2015年4月にNHKに入局した。
だが、「最初は、営業担当(放送管理・営業企画職)でした。所任地は新潟で、入局から3年が過ぎた2018年7月に故郷の熊本放送局に異動。この熊本時代にアナウンサーに転身し、県内のニュースやリポートを担当しました」(NHK関係者)
「彼女がアナウンサーに転身したきっかけは十六年四月に起きた熊本地震。故郷の様子を伝え、被災地に寄り添った呼びかけを送る同僚キャスターの姿を見て、『現場を自分で取材し、自らの声で伝える。その一端を担える人材になりたい』と強く思い、上司に相談したそうです。今では多様な働き方の広告塔として目立つ仕事をやらせてもらっている印象です。入局した当初は内田姓を名乗っていましたが、アナウンサーに転身したときには今の畠山姓になっていた。どうやら離婚したらしい」(芸能記者)
その後、大阪放送局を経て2023年に東京のアナウンサー室に異動。『ニュースウオッチ9』のフィールドリポーターに抜擢され、そこから『ニュース7』のリポーターへと駆け上がっていったのである。まさにシンデレラガール。
「畠山は、昨年九月に『ニュースウオッチ9』にディレクターとして異動してきたTと昨年末頃から不倫関係にあるのです。現在、畠山は独身ですが、Tには妊娠中の妻がいます。まだ、安定期にも入っていない妻を家に残し、Tは畠山の部屋に転がり込み、同棲を開始してしまったのです」
そう驚きの証言をするのは別のNHK関係者。
ではTという男性はどんな人間なのか?
「身長百八十センチ超えの大柄で、お酒もめっぽう強くワイワイ飲むのが好きなタイプです。朝まで飲んでも平気なくらい体力もあり、ザ・陽キャのヘビースモーカー。妻を交えて同僚たちと食事に出かけることも多く、局内では“愛妻家”のイメージが強かった」(番組関係者)
そんなTが、それまではめていた結婚指輪を外したという。本人は「失くした」といっているようだが、そのころから畠山と付き合い始めたのではないかといわれているようだ。
だが、やがてTの妻が二人の関係に気付く。
「今年二月。畠山との関係について奥さんが問いただしたところ、Tはしぶしぶ認めたそうです。だが、Tは結局開き直り、身重の妻を自宅に残し、わずかな荷物を持っただけで畠山が住む都内一等地の賃貸マンションに転がり込んだのです」(同)
Tの妻は、文春に対して、
「許せない。こんな酷いことをする人に、公共の電波でニュースを伝える資格があるのか……」
と漏らしたという。
文春は「よっしゃー」と、畠山のマンションを張り込み、二人が同棲しているのを確認。
3月1日、ディズニーランドでデートする二人を追い続けた。
Tが畠山の頬にキスする瞬間。終始顔を寄せ合い愛おしそうにお互いを見つめ合う。レストランで食事をする姿。
閉園まで居続けた二人が、電車を乗り継ぎ、愛の巣へ帰っていくまでをカメラで追っていた。
それから三週間後の3月22日、二人の姿は北海道にあったという。畠山が大ファンの「SixTONES」のライブを見に行ったのだ。
そして4月4日から、畠山は『ニュース7』のリポーターとして溌溂とした姿を見せたのである。
4月11日、出勤のためマンションから出てきた畠山を文春が直撃した。
――週刊文春です。
記者がこう声をかけると、目を見開き、驚いた表情で踵を返す畠山。
「すみません、バスに乗らないといけなくて……」
と、突然猛ダッシュして記者を振り切ろうとする。
――T氏との交際について教えてください。
「……」
――T氏は既婚者ですよね。
「……」
走り続ける畠山に質問を投げかけたが、無言を貫き、やがて流しのタクシーを捕まえて去っていったという。
NHKに質問状を送ったところ「職員個人に関することについてはお答えしていません」と返信があったそうだ。
二兎を追うものは……。夢と愛を追った畠山は、今何を思うのか。Tは。NHKは二人にどんな処分を下すのだろう。
今週の最後は、お騒がせ女優ナンバー1の広末涼子についてのお話。
新東名高速道路で自分が運転している車が大型トレーナーに追突。搬送先の静岡県の病院で、看護師に対して数回足で蹴るなどの暴行を働き、4月8日未明に傷害容疑で逮捕されてしまった広末涼子(44)。
自宅までガサをかけられたのは、あまりにも広末の言動がおかしかったため、アルコールを疑ったが、それはシロだった。そのため、何らかの薬物によるものではないかと彼女の自宅を捜索したが、薬物は出なかった。
薬物検査のため尿検査をしようとしたが、広末が拒否したといわれるが、検査結果もシロだったという。
文春(同)によれば、事故を起こす前に立ち寄ったサービスエリアでは、「周りに『広末です』と声を掛けたり、見知らぬ男性三人に抱きつくなど、不可解な言動を目撃されていました」(社会部記者)
子ども3人の養育。オファーが来る仕事には自分で逐一目を通していたというから、かなりハードな日々だったことは間違いない。
鳥羽もその後離婚し、別々に暮らしてはいるが仲は順調だそうで、「将来を長い目で見据え、お互いが今できることを二人でしっかり考えています」(広末の親しい知人)
昨年12月には都内のジャズクラブでライブをやるなど、少しずつだが仕事も入ってきていたようだ。
しかし、女性自身(4月29日・5月6日号)は、フジテレビで『ザ・共通テン!』という番組が3月28日に放送されたが、彼女のママ友12人を集めて座談会をやったり、広末の恩人の店でロケをしたりと盛りだくさんの内容で、広末も相当時間を割いて協力したが、出演料は40万円程度だったと報じている。
今回の事故は奈良市で撮影の帰路に起こったが、それはW不倫からの復帰作となる主演映画『おんおくり』のためだったという。
骨髄バンクをテーマにした作品で、70代の大物女優や元ジャニーズタレントたちが脇を固め、彼女自身も「いい作品にしたい」と意気込んでいたそうだ。
だが、製作費は安く、かつての彼女なら1千万円前後はもらっていたが、今回は百万円に満たない額だと文春が報じている。
その上、育児と撮影が両立できるよう、広末は「関東近郊での撮影」「泊まりはなし」という約束を交わしていたのに、反故にされたという。
「ロケ場所を確保する中、舞台となる奈良市の全面協力で撮影することになった。現地に泊まり込みで、拘束の長い撮影を余儀なくされたのです」(広末の友人)
周囲が出演取りやめを勧めても彼女は「私が選んだことだから」と引き返さなかった。
4月4日、広末たちは撮影場所になる県中央部の吉野町の小さな集落へと向かった。
「テレビで観た時の天真爛漫な広末さんそのままやった。終始笑顔で和気あいあいと撮影は進んでいたように見えました」(地元住民)
翌日は奈良中心部へ移動。しかし、事態は悪化したという。
「演出を巡り、広末とM監督は激しい口論になり、撮影が止まった。怒った監督は『俺は降りる』と言い出し、現場は大混乱になったのです」(映画関係者)
プロデューサーが間に入り広末と監督双方と話し合い、監督の降板が決まったという。
そのため彼女のシーンは延期となり、いったん、東京に帰ることになった。広末は、これで10日に長女を始業式に送り出し、家族みんなで長男の誕生日を祝えると考えていたのか、異様なほどハイテンションだったという。
最初、男性マネージャーが運転していたが、彼が持病の腰痛が悪化したため、広末が彼を気遣って運転を代わったというのだ。そして事故が起き、件のマネ―ジャーは骨折したが、「彼女は悪くない」と庇っているという。
薬物検査はシロ。薬の過剰摂取による錯乱の可能性も噂されたが、先の知人は、「涼子に限ってあり得ません。仕事も育児もすべてキッチリこなさないと気が済まないタイプ」と否定している。
そして4月16日朝6時20分。釈放され、浜松西署の玄関から姿を現した広末は、集まった報道陣に頭を下げ、鳥羽氏が手配したとみられる車に乗り込み、その場を去っていった。
報道によると、看護師や追突した車との示談は成立したそうだから、傷害罪では不起訴処分になる見通しで、同乗者への過失運転致傷容疑で追送検、起訴するかどうかを判断するようだが、文春の報道通りなら、こちらも不起訴になるのではないか。
元超アイドルの逮捕に、ワイドショーを始めテレビ局は小躍りして喜んだはずだ。その過熱ぶりに一部の識者から、「興味本位で人権を軽視している」と批判が出たが、広末自身は、「メディアなんてこんなもの」とひとりごちているかもしれない。(文中敬称略)