【サイゾーオンラインより】
TOKIO・国分太一が「コンプライアンス違反」を犯したとして、6月20日より無期限で活動を休止することが明らかになった。同日、TOKIOのレギュラー番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(以下『鉄腕DASH』)を放送する日本テレビ側が会見を開くも、問題行為の内容にいて具体的な説明がなかっただけに、情報が錯綜している状況だ。近年、同番組にはSTARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO)の後輩たちも多数出演してきたため、事務所のファンらもショックを受けている。
目次
・国分太一、「コンプラ違反」で無期限活動休止へ
・国分太一、レギュラー番組降板で『鉄腕DASH』の今後を憂う声も
TOKIO・国分太一、「コンプラ違反」で無期限活動休止へ……「プライバシー保護の観点」で詳細明かされず
6月19日午後7時台、雑誌「実話ナックルズ」(大洋図書)編集部の公式X(旧Twitter)が「明日夕方、人気ジャニタレが無期限活動休止を発表するらしい。事件の噂も」(原文ママ、以下同)とポスト。SNS上でさまざまな名前が取り沙汰される中、「サンケイスポーツ」のウェブ版記事が20日午前1時台に「国分太一、20日にも無期限の活動休止を発表へ 何らかの不祥事を起こしたか」とのタイトルで記事を配信した。
「国分といえば、旧ジャニーズのベテランタレントの中でも好感度が高いタレントのひとりで、『鉄腕DASH』などを通じて幅広い世代に認知されている人物です。そんな国分が不祥事を起こした可能性が浮上し、ネット上では『まさか』『何をしたの!?』といった驚きの反応が相次ぎました」(芸能ライター・阿部ベア氏)
一夜明けて、20日午後1時に日テレの福田博之社長が会見を実施。「国分太一さんにつきまして、過去に複数のコンプライアンス上、問題ある行為というのが認められました」「コンプライアンス上、問題ある行為をした出演者を起用してことについて、責任を感じています」と述べ、『鉄腕DASH』の降板が決定したと発表した。
ただ、「プライバシー保護の観点から、その行為につきましては、お話することができません」と詳細を語らず。記者からの質問に対して、「刑事告訴等については、そういう事案ではございませんので、考えておりません」などと答え、被害者がいるのかどうかについても明言は避けた。番組降板は国分自身の了承も得ているといい、『鉄腕DASH』自体は継続するという。
同日、STARTOは企業サイトで「株式会社TOKIOから、当社とグループエージェント契約を締結しているTOKIOのメンバーである国分太一が、本日より無期限で活動休止するとの申し入れがありましたことをご報告いたします。突然のご報告となり、また、ファンの皆様、関係者の皆様にはご迷惑をおかけする事態になりましたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
また、株式会社TOKIOの公式サイトでは「本人とも協議の上で猛省を促すべく、6月20日付にて無期限で全ての活動を休止することといたしました」「今後につきましては現時点では一切未定でございます」と、TOKIOのリーダー・城島茂名義で報告した。
なお、国分本人は「関係各所の皆様、応援し続けてくれているファンの皆様に多大なご迷惑をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます」と述べた上で、「長年の活動において自分自身が置かれている立場への自覚不足、考えの甘さや慢心、行動の至らなさが全ての原因です。期限を決めずに全ての活動を休止し、自分を見つめ直させていただきます。改めて、ご迷惑をおかけしましたことを、重ねてお詫び申し上げます」とコメントしている。
『鉄腕DASH』のほか、『世界くらべてみたら』(TBS系)、『男子ごはん』(テレビ東京系)などのレギュラー番組を抱えていた国分。ニュースサイト「スポニチアネックス」の記事(20日午前4時配信)によると、国分サイドはテレビ各局に降板を申し入れているといい、MCを務める予定だった7月9日放送の音楽特番『テレ東音楽祭2025~夏~』(テレ東)も出演見合わせになると、一部メディアで報じられている。突然の活動休止を受けて、各局はしばらく対応に追われることとなりそうだ。
TOKIO・国分太一、レギュラー番組降板で『鉄腕DASH』の今後を憂う声も
一連の報道により、SNS上では「またTOKIOからメンバーが減っちゃう」との声も上がっている。
「バンド編成のTOKIOは、1994年9月に『LOVE YOU ONLY』でCDデビュー。当時は国分、城島、山口達也、松岡昌宏、長瀬智也の5人組でしたが、18年には山口が女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検され(のちに起訴猶予処分)、同5月6日にTOKIOを脱退。以降、彼らの音楽活動は実質ストップしており、ボーカルを務めていた長瀬も21年3月末をもってグループを脱退し、事務所を離れました」(前出・阿部氏)
城島、国分、松岡の3人になったTOKIOは、21年4月1日にジャニーズグループ(当時)の関連会社として運営される株式会社TOKIOを設立。昨年4月12日、同社は旧ジャニーズに代わってタレントのマネジメントを担っている会社・STARTOと、エージェント契約を締結したことを報告した。
国分が活動休止に入り、TOKIOは城島と松岡の2人体制になるとみられるが、一足先に降板が決まった『鉄腕DASH』の今後を不安視する視聴者も少なくない。特に、東京・新宿区高田馬場のビル屋上にあるTOKIOのベース基地を舞台にした「新宿DASH」は、国分がメインで取り組んでいた企画だったため、「リーダーと松岡だけで『鉄腕DASH』は持つかもしれないけど、『新宿DASH』は打ち切りになるか、事務所の若手を借りて持たせるかになるのかな」「後輩は育ってきてるけど……TOKIOが出ない回だらけにならない?」と、憂う声が寄せられている。
さらに、STARTOのファンたちも「太一くんって、特に『鉄腕DASH』では後輩との絡み一番多いイメージがあるから、ショックすぎる」「『新宿DASH』はどうなっちゃうのかなって心配。番組内で後輩を育てるのも太一くんが主流だったし……」「後輩からもたくさん慕われていたのに……。リーダーと松岡くんもつらいだろうな」と、衝撃に包まれていた。
コンプライアンス違反の内容について、ネット上ではすでにさまざまな臆測が飛び交っているが、この問題は今後、どんな展開を迎えるのだろうか?