【サイゾーオンラインより】
7月19日放送の音楽番組『Venue101』(NHK総合)に、STARTO ENTERTAINMENT(以下、STARTO)所属のA.B.C-Zと、滝沢秀明氏のアーティスト会社・TOBEの新グループ・CLASS SEVENが出演。A.B.C-Zメンバーとかつて舞台で共演したCLASS SEVEN・大東立樹(元ジュニア)が再会を果たした。
A.B.C-Z、『Venue101』で元ジュニア・大東立樹と再会! 滝沢秀明氏にラブコールも
かまいたち・濱家隆一と元乃木坂46・生田絵梨花がMCを務める『Venue101』は、毎週土曜午後11時から生放送されている音楽番組。A.B.C-Zは、6月25日発売の2nd EP『ROMANTIC!』収録楽曲「Just Romantic!」を引っさげて番組に登場し、TOBEの新星・CLASS SEVENは7月7日リリースのデジタルデビューシングル「miss you」を披露した。
平均年齢16.4歳というフレッシュな7人組・CLASS SEVENは年齢の都合もあり、生放送のスタジオトークには現在20歳の大東と、18歳の近藤大海のみが参加。CLASS SEVENの2人は、A.B.C-Zの4人(橋本良亮、五関晃一、戸塚祥太、塚田僚一)と横並びで座っていた。
CLASS SEVENのトークパートでは、デビュー曲の“まだ完成していない恋”というテーマにかけて、「“未完成”ながら頑張りたいこと」を7秒で語る流れとなり、近藤は「褒められると照れすぎる」との悩みを吐露。ゲスト陣に向けてアドバイスを求めたところ、MCの濱家は「アイドルの先輩である五関くん、どうでしょうか?」とパスした。
すると、“アイドル歴27年”の五関は「そっか、君はまだその領域なんだね」「これはもう簡単ですよ。ズバリ、慣れろ!」と、余裕たっぷりに助言。その後、近藤が「かっこいいね」と言われた時のリアションを見せた際には、「照れ笑い、かわいいですよね」とフォローした。
また、A.B.C-Zが歌のスタンバイに入る時、橋本が大東の後ろを通りながら、彼の体に触れたような瞬間も。
「大東は、子役としてミュージカルなどで活躍した後、2019年7月に旧ジャニーズ事務所に入所。同年10月上演のA.B.C-Z主演舞台『ABC座 ジャニーズ伝説2019』に出演し、グループのメインボーカルでもある橋本とともに、劇中でSexy Zone(現timelesz)の楽曲『君と… Milky way』(12年発売のアルバム『one Sexy Zone』収録曲)を歌う場面もあったんです。大東がジュニアの活動をしていた時代、滝沢氏はジャニーズ事務所の関連会社・ジャニーズアイランドの社長を務め、若手の育成やプロデュースを手掛けていました。そして、大東は23年7月に事務所を退所し、同年8月16日には滝沢氏がジャニーズ退社後に立ち上げた会社・TOBEに所属することに。TOBEでグループのセンターを任され、晴れてデビューとなりました」(芸能ライター・阿部ベア氏)
今回、大東は、舞台でお世話になったA.B.C-Zと『Venue101』で再会。濱家と生田によれば、CLASS SEVENの2人はA.B.C-Zのパフォーマンスを身を乗り出して見ていたそうで、「Just Romantic!」の終了後には大東が「最高でした。4人とも本当に素敵でした!」「生で見れて最高です!」と興奮気味にコメントしていた。
一方、濱家がエンディングで「橋本さん、今日いかがでしたか?」と聞くと、「めちゃめちゃ楽しかったですね。タッキー見てましたか?」と、手を振りながらラブコールを送る一幕も。大東が「社長~!」と乗っかれば、A.B.C-Z・塚田はCLASS SEVENを指差して「頑張ってたよ~!」と笑顔でコメント。大東は恐縮気味に橋本や塚田を見て「ありがとうございます」と、先輩の優しい対応に感謝していたのだった。
こうした2組の絡みを受けて、ネット上の視聴者からは「最後に『タッキー見てましたか?』って言うはっしーが面白すぎた。『社長~』って言う大東くんもかわいいし、塚ちゃんも『頑張ってたよ~』って言ってあげてるのが素敵だった」「TOBEとの壁がないどころか、生放送でタッキーに手を振る橋本さん、最高。塚ちゃんも『頑張ってたよ~!』ってタッキーに向けて言ってるし、A.B.C-Zは最高の先輩」「橋本くんが大東くんのことタッチしてからステージへ向かったところ、エモくてめっちゃよかった」などと、好意的な感想が相次いでいた。
STARTOとTOBEタレントの共演増! A.B.C-Zの振る舞いが“通常運転”といえるワケ
さらに、「A.B.C-Zはラジオをやっている時から、事務所を辞めた人の名前を普通に出していた」という指摘もあり、A.B.C-Zメンバーにとって今回の振る舞いは“通常運転”だったようだ。
「A.B.C-Zはラジオ番組『A.B.C-Z 今夜はJ's倶楽部』(NHKラジオ第1、23年10月10日まで放送)や、その後継番組『STUDY!ぼくたちとみんなのラジオ』(同、24年3月26日まで放送)などで、旧ジャニーズを退所したタレントの名前を気兼ねなく出しています。例えば、『今夜はJ's倶楽部』23年7月11日放送回で大学の学生寮を尋ねる企画がオンエアされた際、学生との会話で『マグマ』というキーワードが出ると、橋本は『マグマ! タッキーじゃないですか』と反応。滝沢氏はタレント時代からプライベートで“火山を探検する”という趣味があり、事務所退所後に開設したTwitter(現X)のプロフィール欄の肩書きは『冒険家』となっています。戸塚も『(滝沢氏は)火山好きですからね』と補足しつつ、滝沢氏の話題を切り出していたんです。同氏に対してネガティブな感情がないからこそ、自然と名前が出せるのでしょう」(前出・同)
なお、『Venue101』放送後、個人インスタグラムを更新した塚田は「大東くんと再会出来たのも嬉しかった」(原文ママ、以下同)とコメント。そして、20日に公式モバイルサイト・FAMILY CLUB webの個人ブログ「橋の素」をアップした橋本は、「大東くん久々に会えてよかた」と、こちらも大東に言及。事務所に入所直後、東京・渋谷駅でアイスを奢ったことがあるそうで、「言ったら覚えてた」と、裏側での会話を明かした。
TOBEのアーティストといえば、元King&Princeメンバー・平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太からなるNumber_iは24年1月1日にデジタルシングル「GOAT」でデビューした後、音楽番組『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)や、嵐・相葉雅紀が司会を務める音楽特番『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)などでSTARTO勢とたびたび共演。
6月27日に放送された『ミュージックステーション』では、ジュニア(当時はジャニーズJr.)内ユニット・IMPACTorsのメンバーとして活動していた7人組グループ・IMP.(TOBE所属)と、STARTOのなにわ男子が共演。トークタイムでIMP.・松井奏となにわ男子・道枝駿佑が交流エピソードを語っていた。
こうして、同じ番組に出演する機会は増えているものの、TOBEとSTARTOのタレントたちがリレー形式ではなく、がっつりとコラボパフォーマンスする機会はほとんどない。今後、彼らが歌やダンスで息を合わせる日はやって来るのだろうか?