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SUPER EIGHT・丸山隆平、出演舞台で「オペラグラス使用禁止」「オレンジ色の洋服NG」の独自ルール設定にファン困惑

サイゾーオンラインより】

 SUPER EIGHT・丸山隆平が、8~9月にかけて東京・大阪・福岡で上演される舞台『震度3』に出演する。同作は劇作家で俳優の赤堀雅秋氏が作・演出・出演を務めるが、このほど一部メディアに掲載された赤堀氏と丸山の発言がネット上で物議を醸している。

SUPER EIGHT・丸山隆平、出演舞台で「オペラグラスの使用禁止」「オレンジ色の洋服NG」に

 俳優・荒川良々が主演する『震度3』は、丸山のほかに上白石萌歌、水澤紳吾、山下リオら、個性豊かなキャストが集結。8月21日に東京・本多劇場(9月7日まで)で開幕し、9月10~16日は大阪の梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、同19~21日には福岡・J:COM北九州芸術劇場 中劇場で公演が行われる予定だ。

 そんな同作に関連して、いま注目を集めているのが、楽天グループが運営するオンライン書店「楽天ブックス」による総合エンタメメディア「推し楽」に掲載されたインタビューだ(21日午後12時配信)。赤堀氏とメインキャストの荒川、丸山、上白石が取材に応じたもので、4人が今作の内容などについて語っている。

 後半の2ページ目で、インタビュアーから「最後に、楽しみにしているお客さんに一言ずつお願いします」と話を振られた際、丸山はこれまで舞台に出演した際は「ファンの方たちがSNSに感想を投稿してくれるので、どんなふうに刺さったのかなと見たりしているんです」(原文ママ、以下同)とコメント。さらには「まずは見に行かなきゃ始まらないので、ぜひ『震度3』に足を運んでもらいたいです。きっと、これまでにない何かを体感できるんじゃないかと思います」と、来場を呼びかけていた。

 この発言を受け、赤堀氏が「あ、オペラグラスの使用は禁止だよ」と言うと、丸山は「あっ、それファンの方に伝えなくちゃ! 『オペラグラスを持ってきたら、割りに行くでー!』……って、いや、それはそれで喜ばれるわ!」と、冗談を交えて返答。

 本多劇場は客席数が386席となっているだけに、赤堀氏は「本多劇場は空気感の伝わる本当に素晴らしい劇場です。大阪シアター・ドラマシティも福岡の北九州芸術劇場も、ちゃんと空気感が伝わる劇場を選びました。だから、オペラグラスで(舞台上の)1点だけを見るのではなく、全体を楽しんでもらいたいですね」と、“オペラグラス禁止”の意図を補足した。

 すると、丸山は「あとファンの方に、今回オレンジ色の服だと上演中に目立つから着て来ないようにってお願いしようと思います。俺のメンバーカラー、オレンジなので目立つんですよね(笑)」と、やんわりと注意喚起。

 小劇場の舞台に出るのは初めてとのことで、「僕自身すごく楽しみだし、せっかく見に来ていただけるなら、お客さんにもマナーや楽しみ方を知ってもらって、小劇場という空間ならではの魅力をまるごと味わってもらえたらうれしいなと思っています」と、ファンに理解を求めていた。

「そんなルールは聞いたことない」「一部のインタビューで言っているのが問題」とファン困惑

 この記事がSNS上で広まると、赤堀氏の「オペラグラスの使用は禁止」という言葉や、丸山のメンバーカラー・オレンジの色を着た洋服は“NG”といった部分に話題が集中。ネットユーザーは「『小劇場はオペラグラスの使用がダメ』なんて、そんな謎のルールは聞いたことがない」「最後列なんてちゃんと役者の表情までは見えないでしょ……オペラグラスがないとどんな表情をしているのか、確認できないのでは」「オレンジの服は禁止って、意味がわからない。迷惑さえかけなければ、何を着ようと自由じゃん」などと困惑している状況だ。

 また、「舞台の公式サイトではなく一部のインタビューで言っているのが問題だと思う。独自ルールやマナーが存在するならきちんと公式で言うべき。でないと、お客さん同士のトラブルにつながる可能性もある」「インタビューの内容を知らずに、オレンジ色の服を着てくる丸山さんのファン以外の方もいるのでは? 公式以外で曖昧なルールの発信はちょっと……」と、否定的な反応が寄せられている。

 一方で、「本多劇場の前列でお客さんがオペラグラスを持っていると、たぶんステージ上で芝居をしている役者側はぎょっとするんだと思う」「出演者の気が散るような派手な色の服は控えるのが普通でしょ」「メンカラを連想する服を『着てこないで』っていうのは、あくまでも丸ちゃんの気遣いだよね」など、さまざまな意見が出ている。

 ちなみに、22日にはエンタメメディア「HOMINIS」でも『震度3』キャストによる座談会の内容が公開され、「観客へのメッセージ」をお願いされた丸山が「僕は普段アイドルをやっていますが、いろんな座組で経験を重ねてきて、こういう作品に出会えるのは本当にありがたいことだと思っています」と切り出した上で、「劇場で作品自体を観て楽しんでほしいので、オペラグラスで僕の顔ばっかり見るのはやめてください(笑)。オレンジの服もご遠慮いただけると嬉しいです!」と話す構成になっていた。

 なお、22日時点で舞台の公式サイトを見ると「各劇場でのオペラグラスの使用は禁止」といった注意事項は見当たらない。「推し楽」の記事にもあった通り、あくまで「オペラグラスで(舞台上の)1点だけを見るのではなく、全体を楽しんでもらいたい」という赤堀氏の意向によるものなのだろう。

「『震度3』のチケットの一般分は7月18日午前10時から全国で一斉発売されていました。本多劇場はローソンチケットのみでの取り扱いのようで、すでに『予定枚数終了』となっています(22日午後9時時点)。今回、『推し楽』の記事がSNSで拡散されたことにより、SUPER EIGHTファン以外の舞台好きなどからも『こういう禁止事項は公式が発表しないと現場が混乱しそう』『オペラグラスの使用がダメだというのなら、チケット発売前に公式からちゃんと告知するべきでは?』と疑問の声が漏れていました。ちなみに、丸山は公式モバイルサイト・FAMILY CLUB webに個人連載『丸の大切な日』を持っていますが、22日午後12時更新の最新投稿では特にオペラグラスやメンバーカラーの洋服に関する話題には言及していません」(芸能ライター・阿部ベア氏)

STARTOタレント出演舞台、オペラグラスを“申請制”で使用可の過去

 丸山は、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)に所属しているが、過去には同事務所のタレントが出演する一部の舞台作品において、オペラグラス・双眼鏡が使えない、または“申請制”になるという例もあったそうだ。

「2018年、東京グローブ座(以下、グローブ座)が双眼鏡の使用に敏感になっている時期があったんです。まず対象となったのは、NEWS・増田貴久が主演を務め、同年7月12日に開幕した舞台『Only You(オンリー・ユー)~ぼくらのROMEO&JULIET~』でした。録画機能付きの双眼鏡による“盗撮行為”が問題視されたことも関係しているのか、同月末になって『1階席で双眼鏡禁止』とのアナウンスがあり、事前に申告して許可を得られた場合は使用可能になっていたとか。同年10月3日にグローブ座で始まった三宅健(当時はV6メンバー)主演の舞台『二十日鼠と人間』でも劇場内に『双眼鏡許可所』を設け、係員がお客のチケットと双眼鏡をデジタルカメラで撮影する……という対応をとっていたそうです」(前出・同)

 ジャニーズ事務所(当時)は、赤字経営によって休館中だったグローブ座を02年に買収。グループ会社が運営に乗り出し、以降は同事務所のタレントが出演する舞台が数多く上演されてきた。旧ジャニーズと深い関係にあるグローブ座だからこそ、多くのファンは劇場側の指示に従い、列に並んでまで“双眼鏡申請”に応じていたのだろう。

「当時、増田は『Only You~』終了後の8月22日に公式モバイルサイトの連載『増田貴久の○○』を更新。『オペラグラスは反射して眩しい』『全体を見ないのは勿体ないと思うから、苦手なの』などとつづっていました。客席でのオペラグラス・双眼鏡の使用は、出演者の希望や主催者側の都合によって不可となる場合もあるのかもしれませんね」(前出・同)

 今回の『震度3』に関しては、あらためて初日の8月21日までに公式サイドが何らかの声明を発表するのかどうか、続報が待たれるところだ。

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