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【3千人が見た有料&無料動画TOP30】1位は『名探偵コナン』! 3位『水曜日のダウンタウン』がネット視聴で“独走”のナゼ

ByAdmin

8月 1, 2025 #テレビ, #視聴率

サイゾーオンラインより】

 7月21日~7月27日に動画配信サービスでよく見られた有料・無料動画のTOP30を紹介します(情報提供:Rakuten PLAY)。

1位は『名探偵コナン』、2位は『ダンダダン 第2期』

 トップは、日本テレビ系アニメ『名探偵コナン』。前週に28週連続1位だった『薬屋のひとりごと 第2期』の放送が終了したことにより首位が入れ替わった。

 2位は、毎日放送・TBS系「スーパーアニメイズムTURBO」枠ほかで放送中の『ダンダダン 第2期』。同作はテレビ放送開始と同時に海外(仏・米・台)のプラットフォームでも全世界的に配信をスタートしており、毎日放送の虫明洋一社長いわく「国内よりも海外で非常に反響が高い」のだとか。

 3位は、TBS系バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』。この週は「どこの地元にも名物おじさんいる説」と題してお笑い芸人たちが「子どもの頃に出会った“名物おじさん”」について語り、実際に追跡取材するという内容だった。

 ネット上では「大胆でおもしろい企画」として話題となっていた一方、「名物おじさんだけじゃなくて、不審者も混ざってない?」「不審者を面白がるのは倫理的にどうなの?」などと疑問視する声もちらほら。放送では司会のダウンタウン・浜田雅功も「大丈夫なん? これ」と苦笑していた

 とはいえ、アニメとドラマばかりが並ぶ同週の同ランキングにおいて、『水曜日のダウンタウン』は唯一ランクインしたバラエティ番組であり、ほかの週でも上位常連であることから、ネット視聴者から圧倒的な支持を受けているといえるだろう。

『水曜日のダウンタウン』、『イッテQ!』や『月曜から夜ふかし』と何が違う?

 『水曜日のダウンタウン』がバラエティ番組のネット視聴で独走状態にある理由について、バラエティ番組に詳しいお笑いライターの新越谷ノリヲ氏は次のように考察する。

「ネット上の動画ランキングで『水曜日のダウンタウン』だけがランクインするということは、『ほかのバラエティ番組は見ないけど、これだけは見る』という層が一定数いるということです。一方、テレビ視聴率で見れば『水曜』は『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)や『月曜から夜ふかし』(同)の後塵を拝している。そういう視点から、これらの人気テレビ番組と『水曜』の何が違うのか考えてみると、やはり“仕掛け”という構造に特異点があるように感じられます。

 『イッテQ』はタレント、『夜ふかし』は素人という違いはありますが、この両番組は基本的にアクシデントを待って、おもしろいところだけ編集して使うという、いわば偶発性に頼った作り方になっていますが、『水曜』には前提として作り手の意図がある。そして『水曜』を見ていて感じるのは、予告や番組の冒頭でその回の“説”が発表されたときは『よくそんなおもしろい企画を思いつくな』と感心するのに、“説”が終わってみると、まるで自分がその“説”を考えたかのような気分になってしまうということです。自分ひとりでは『パンサー尾形を落とし穴に放置してみよう』とか『ダイアン津田をミステリーの世界に放り込んでみよう』とか、倫理的にも発想力的にも到底思いつかないわけですが、私たち視聴者は仕掛ける側の立場で番組を見ているので、いつの間にか『その演者の誰も知らなかったおもしろさを引き出した者』という疑似体験ができる。そこに優越感や、一時的な自己肯定感があるような気がするんのです。

 『テレビはみんなで見て共感するもの』『ネット動画はひとりで見るもの』と乱暴に定義してしまえば、共感と自己肯定感、そのどちらが人の孤独を癒すのかという比較なのかもしれません。……と、無理やり分析すればそんな感じになりそうですが、じゃあ東海オンエアやコムドットといった共感系、仲間意識系のYouTuberがなぜ人気なのかというところに説明がつかないので、やはり『ただシンプルにおもしろいから』ということでいいんじゃないでしょうか」

 4位以下は、ウェブアニメ『タコピーの原罪』、テレビ東京系ほかで放送中の『怪獣8号 第2期』、NHK連続テレビ小説『あんぱん』(ドラマ)と続いた同週のランキング。

 TOP30のジャンル別の内訳は、アニメが18本、ドラマが11本、エンタメが1本で、アニメが圧倒的な強さを見せた。

有料&無料動画配信サービス 人気コンテンツTOP30(2025年7月21日~27日)

1位『名探偵コナン』(アニメ)視聴人数536
2位『ダンダダン 第2期』(アニメ)視聴人数525
3位『水曜日のダウンタウン』(エンタメ)視聴人数447
4位『タコピーの原罪』(アニメ)視聴人数368
5位『怪獣8号 第2期』(アニメ)視聴人数358
6位『あんぱん』(ドラマ)視聴人数334
7位『その着せ替え人形は恋をする Season2』(アニメ)視聴人数292
8位『テレビアニメ「鬼滅の刃」柱稽古編』(アニメ)視聴人数284
9位『愛の、がっこう。』(ドラマ)視聴人数274
10位『しあわせな結婚』(ドラマ)視聴人数237

11位『テレビアニメ「鬼滅の刃」竈門炭治郎 立志編』(アニメ)視聴人数236
12位『最後の鑑定人』(ドラマ)視聴人数227
13位『Dr.STONE SCIENCE FUTURE』(アニメ)視聴人数219
14位『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(ドラマ)視聴人数217
15位『放送局占拠』(ドラマ)視聴人数216
16位『DOPE 麻薬取締部特捜課』(ドラマ)視聴人数213
17位『SAKAMOTO DAYS』(アニメ)視聴人数204
18位『光が死んだ夏』(アニメ)視聴人数191
19位『明日はもっと、いい日になる』(ドラマ)視聴人数185
20位『初恋DOGs』(ドラマ)視聴人数175

21位『誘拐の日』(ドラマ)視聴人数174
22位『薫る花は凛と咲く』(アニメ)視聴人数164
23位『大追跡~警視庁SSBC強行犯係~』(ドラマ)視聴人数163
24位『サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと』(アニメ)視聴人数158
25位『盾の勇者の成り上がり Season 4』(アニメ)視聴人数142
26位『追放者食堂へようこそ!』(アニメ)視聴人数141
27位『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます 第2期』(アニメ)視聴人数135
28位『勇者パーティーを追放された白魔導師、Sランク冒険者に拾われる ~この白魔導師が規格外すぎる~』(アニメ)視聴人数128
29位『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う 2nd season』(アニメ)視聴人数125
30位『桃源暗鬼』(アニメ)視聴人数121

<情報提供>
Rakuten PLAY 7/21~7/27「コンテンツ総合ランキング」

<ランキングの集計方法について>
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:日本在住の15歳以上の男女
対象期間:月曜~日曜(予定)
回答者数:約3,000人(過去1週間で動画配信サービスを利用した方)
動画配信サービスの定義:有料モデル(定額制、都度課金型)、無料モデル(広告型)を含みます。ユーザー個人がアップロード可能な動画配信サービスは除きます。
更新日:毎週火曜午後(予定) ※祝日をはさむ場合は変更する可能性があります。
集計方法の詳細:回答者に対して、過去1週間に視聴した作品を質問(複数回答可)。
・誤回答を避けるため、候補作品をリスト化し、そのリストの中に該当作品がある場合は選択、無い場合のみ「自由回答」する方式。
・回答者に関しては、総務省発表の人口統計とインターネット利用人口を参考に回答者の性年代別バランスを調整。

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