【サイゾーオンラインより】
フジテレビ元アナウンサーへの性的トラブルで今年1月に芸能界を引退した中居正広氏。そして、複数のコンプライアンス違反により、日本テレビ系の人気バラエティ『ザ!鉄腕!DASH!!』を降板し、無期限の活動休止を余儀なくされたTOKIOの国分太一。
芸能界、とりわけテレビ界では目下、ハラスメントが大きな問題になっているが、「NEWSポストセブン」が大物タレントAに関する新たなハラスメント疑惑を報じて注目を集めている。
「ある民放キー局が、水面下で『Aさんによる社員、スタッフ、その他関係者へのハラスメント行為を見たことはありますか』と調査を行っている、というものですが、ポストセブンの報道に間違いはありません」(大手プロの役員)
「日テレで国分のパワハラが問題になった際、局内でAの番組スタッフへの言動を問題視する声が上がったんです。そこで、Aと仕事をしたことがある番組スタッフやAと親交がある社員に極秘でアンケート調査が行われた。回答内容によってはヒアリングされた関係者もいるようです」(前同)
大物タレントAとは誰なのか。パワハラ疑惑とは具体的にどのような内容なのか。業界関係者の間で真っ先に取りざたされたのは、中居氏の女性トラブル問題を調査したフジテレビ第三者委員会の報告書に登場したタレントUだった。 「Uは、中居氏らが催した『スイートルームの会』の参加者として報告書に登場した人物ですが、今回浮上した大物タレントAも中居氏とプライベートで親しかったことから、同一人物ではないかと噂されました。ちなみに、“U”とは、報告書に出てくる人物をアルファベット順に割り振ったもので、イニシャルではありませんが、結局、Uが誰なのかは、いまだにわからずじまいです」(スポーツ紙記者)
だが、その後、大物タレントAについては、一部の業界関係者の間ではほぼ特定された状態だ。
「現在、レギュラー番組を8本以上持ち、テレビで見ない日はないほどの人気タレントです。もともとお笑いトリオのメンバーでしたが、その後ピンで活動するようになり、主にフジテレビ系のバラエティに出演してブレイクしました。 ただ、デビューの頃から口が悪く、態度もデカいため、当時から『西の島田紳助、東のA』と言われていました。紳助が売れると態度を改めたのか、Aも少しは大人しくなりましたが、お笑いの大先輩であるビートたけしを『たけし』と呼び捨てにしたこともありました。もっとも、たけしは相手にしていませんでしたが、別のレジェンド級のタレントを怒らせて、しばらく干されていた時期もあったはずです」(お笑い関係者)
そんなAのパワハラについて今回、調査対象になっている日テレ系のレギュラー番組は、少なくとも3本あるという。
「ポストセブン」によると、Aは納得いかない部分があると、収録現場で「それは違うだろ!」などと声を荒らげることがあったという。
「Aは趣味を活かした番組を持っているのですが、ものづくりへのこだわりからか、自分が納得できないと、声を荒げることがあるんです。その態度が威圧的なので、特に若手からすれば、パワハラと感じてもおかしくありません」(大手プロマネージャー)
Aに関する調査は、最近では、過去の共演者や所属事務所の関係者にまで対象が広がっているという情報もある。
「それが事実なら、日テレはA本人の耳にも入ることも承知の上で調査していることになりますから、その本気度がうかがえます」(前同)
調査結果は、国分太一氏のケースのように公表されるのか。Aはどのような言動に出るのか――。局の対応に注目だ。
(文=本多 圭/ジャーナリスト)
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