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【夏ドラマ視聴率】『愛の、がっこう。』第6話は世帯4.2%……木村文乃&ラウール「15歳差キス」はなぜ絶賛される?

サイゾーオンラインより】

 人気脚本家・井上由美子氏が手掛けるオリジナルドラマ『愛の、がっこう。』(フジテレビ系、木曜午後10時)の第7話が8月21日午後10時より放送。一部メディアに低視聴率が報じられるなか、ネット上では木村文乃とSnow Man・ラウールの“15歳差キスシーン”が「ドラマ史に残る芸術的なキスシーン」などと大きな話題を呼んだ。

 『愛の、がっこう。』は、私立高校の高校教師である小川愛実(木村文乃)と文字の読み書きができないホスト・カヲル(Snow Man・ラウール)が出会い、禁断の恋へと足を踏み入れるラブストーリー。

 同局『白い巨塔』『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』を手掛けた井上氏と演出家・西谷弘氏がタッグを組んだ注目作であり、愛実の友人役の田中みな実、愛実の婚約者役の中島歩、ホストクラブの社長役を演じる沢村一樹らが脇を固める。

 同ドラマは初回の平均視聴率が世帯4.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)、個人2.6%となり、2022年7月期に同枠で放送された『純愛ディソナンス』の初回を下回ったことで「木曜劇場」枠史上最低を更新。その後も低空飛行が続いており、8月14日放送の第6話は世帯4.2%、個人2.4%であった。

 一方、TVerでは第1話の再生数が約1週間で200万を突破したほか、お気に入り数も72.1万(8月19日時点)と健闘しており、ネット視聴では反響を呼んでいる。

『愛の、がっこう。』木村文乃とラウールのキスシーンに「芸術」

 また、「二人だけの遠足」とのサブタイトルがついた第6話は、愛実とカヲルだけのシーンが全体尺45分のうち42分を占めるという異例回であった。

 そして、後半では“お別れ旅行”中の2人が、誰もいない神奈川県・三浦海岸の浜辺で初キスを交わすシーンが登場。ネット上では「ラウールさんのキスシーンは、しっとりとしながらもどこか初々しく上品で死角がない。美しい美術品を観てるような感覚でずっと見てられる」「ラウールさんって、中性的な魅力あるからこんな密着してても、芸術的な美しさになるよね」などと絶賛コメントが相次いだ。

 キスシーンへの反響について、ドラマライターの北村有氏はこう話す。

「木村文乃さんとラウールさんのキスシーン、もはやドラマ上の演出を超えて『芸術的』と評されるのも納得の仕上がりでしたね。景色も相まって、ラウールさんの中性的かつ彫刻のような美しさ、そして木村さんの透明感と凜とした大人の雰囲気が絶妙に融合していました。普遍的な愛の形を表現しようとしたとき、2人の年齢差とともに立場の違いも克明に浮かび上がって、なんともいえない切なさに繋がっていたと思います。SNS上で話題になっているのも、2人の醸し出す美しさや切なさが、視聴者の身体感覚とも響き合って言葉にできない価値として昇華された証拠ではないでしょうか」

永瀬廉や松村北斗も……年上女優とのキスシーンに利点?

 なお、ラウールが所属するSTARTO ENTERTAINMENTのアイドルといえば、最近、年の離れた女優とのキスシーンがたびたび話題となっている。エンタメ誌の編集者が話す。

「King & Princeの永瀬廉さんは昨年4月期の主演ドラマ『東京タワー』(テレビ朝日系)で、24歳上の板谷由夏さんとのキスシーンに挑戦。さらに、SixTONESの松村北斗さんは、映画『ファーストキス 1ST KISS』で18歳上の松たか子さんとのキスシーンがありました。

 過去には、同年代の若手女優とのキスシーンにSTARTOアイドル側のファンが嫉妬心を剥き出しにするケースもありましたから、年上のベテラン女優とのキスシーンのほうが、ファンにとっては余計な感情を抱かず作品に没入できるという利点はありそう」

 いよいよ“禁断の愛”が本格的に描かれていく『愛の、がっこう。』。視聴率の推移にも注目したい。

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