ジャニーズWEST・桐山照史が、9月3日放送のラジオ番組『ジャニーズWESTの男前をめざせ!』(ABCラジオ)に出演。前身の『関ジャニの男前を目指せ!』を含め、15年続いてきた番組だが、同月いっぱいで最終回を迎えると発表した。また、同じくABCラジオでは、関ジャニ∞・村上信五がパーソナリティを務める『村上信五の週刊!関ジャニ通信』も、9月をもって終了するという。関西出身ジャニーズのラジオ2番組が突如放送終了する異例の事態に、ファンはショックを受けている。
『ジャニーズWESTの男前をめざせ!』は、もともと2006年10月に『関ジャニの男前を目指せ!』としてスタートし、村上がMCを務め、週替わりで関西ジャニーズJr.数名が出演していたが、その後、村上が番組を卒業。ジャニーズWESTがCDデビューする14年4月に改題された。以来、7年にわたって桐山をMCにして放送されてきたが、9月3日放送回のエンディングで、同月末での終了を報告。「このお仕事が一番長かった」と話す桐山は、番組への思い入れも強かったようだが、「違う形でもABCさんのこのラジオで帰ってこれるように、桐山も頑張ります」と前向きにコメントしていた。
翌日、桐山は公式携帯サイト・Johnny's webの個人ブログ「きょうのあきと」を更新。Jr.時代から参加していた『男前をめざせ!』は、村上がまだ仕事の少ない後輩に配慮し、「ラジオでしゃべりの勉強も出来る様に」と与えてくれたチャンスだと回顧し、「俺の中では1番大切にしてた仕事」「なんか正直抜け殻状態。こうやって色々終わっていくんやな。と現実の流れを身に感じました」と、現在の率直な気持ちを明かしたのだ。
一方、9月5日深夜放送の『村上信五の週刊!関ジャニ通信』のエンディングで、村上は「お知らせがありまして、今月いっぱいで終了ということに……」と、サラリと発表。同番組は04年10月に始まったご長寿番組とあって、スタッフが「17年やった歴史を3秒で『はい、今月で終わりです』って……そんなMCいますか?」と拍子抜けした様子で返すと、
「逆にここまでよく長くやってくださったな、というのがありますから。『今生の別れじゃないやろ』っていつも僕、言うんですけどね。これで人生何もかもが終わるわけじゃないでしょ。だからみなさん、それぞれ次のステップであったり、次の時間を自分の人生でどう使うかっていうことでもあるわけじゃないですか。そういう意味では、ここまでこの時間に『関ジャニ通信』にお付き合いいただいた皆さんには、時間を割いていただいて、感謝しかございませんですけれども。次は僕もこの時間を何かに使って、ほかの関ジャニ∞の活動に生かしたりもするでしょうから。ここに関しては残念かもわかりませんけど、人生においてはプラスの判断でいいじゃないですか」
と、明るく締めくくっていたのだった。
こうして、『男前をめざせ!』『関ジャニ通信』ともに残り3回の放送とわかり、ネット上のジャニーズファンからは「WESTと村上くんの番組が同時に終わるとは、かなりショック。何があったんだろう?」「『関ジャニ通信』は村上くんの庶民的な日常とかが知れてほっこりしてたのに……。なくなるのは寂しい」「村上くんと桐山くんの近況が聞けるラジオがどっちも9月で終わっちゃうのは悲しい」「勝手に『男前をめざせ!』は終わらないものだと思ってた。寂しくてたまらない」といった驚きの声が上がり、悲しみに暮れているようだ。
なお、いずれも10月以降の同枠における新番組や、同局でのジャニーズWESTや村上の新番組については、9月7日時点で明らかになっていない。
一部ネット上では、今年11月にデビューを控えるなにわ男子に「番組を引き継ぐのではないか?」とも予想されているが、最終回までに新番組に関するアナウンスはあるのか、今後の展開に注目が集まる。