宮迫博之が9月21日にYouTubeチャンネル『宮迫ですッ!【宮迫博之】』を更新し、“嫁迫”と呼ばれている自身の妻が出演するドッキリ動画をアップ。“別居”や“離婚”に言及した内容で、「テレビのドッキリ企画で行った場合も、ネット上で物議を醸すネタのため、視聴者からは批判的な声が寄せられている」(芸能ライター)ようだ。
「今回公開された動画には、『嫁迫に離婚を切り出されました』とのタイトルがつけられ、宮迫が“妻に対して別居を切り出したらどうなるか”を検証するも、実は、“宮迫に別居を提案された妻が離婚を切り出す”という“逆ドッキリ”となっていました」(同)
宮迫は動画の冒頭で、妻に別居を持ちかけることを「乗り気じゃない」と述べていたが、スタッフから「めちゃくちゃ人気のある企画」「カップルYouTuberがよくやって注目を浴びてます」と説得され、渋々ドッキリを実施。別居を切り出された妻は、逆ドッキリのことなど全く知らない宮迫に「(別居は)中途半端やから、それやったら離婚したほうがいいんじゃないかな?」と提案し、動揺する宮迫に離婚届を書かせようとする……といった展開を繰り広げた。
「最終的にスタッフからネタバラシされた宮迫は『これは腹立つなぁ』と言いながらも安堵の表情を浮かべていました。しかし、ネットユーザーからは『自分が“別居ドッキリ”をやろうとしてたんだから、“離婚ドッキリ”をやり返されて腹を立てるのは違うよね』『宮迫は“闇営業”問題とかで奥さんに苦労をかけたのに、ひどいドッキリを仕掛けようとしたこと自体が間違い』という苦言が寄せられました」(同)
また、「夫婦間がギクシャクするようなドッキリって大嫌い」「別居や離婚をドッキリのネタにするのは人間性を疑う」「YouTubeだろうがテレビのバラエティだろうが、こういうドッキリはマジで面白くないよ」と、企画に対する否定的な書き込みも多く見られた。
「実際、こうしたドッキリを問題視する声は少なくありません。ちなみに、『視聴者から寄せられた意見』を抜粋して公開している放送倫理・番組向上機構(BPO)のホームページ上では、2021年6月に『芸人夫婦の妻側が仕掛け人となって離婚を切り出すいわゆる「ドッキリ」で、夫が号泣していた。いくら「ドッキリ」でも度が過ぎる。番組スタッフに人権を尊重する意識が欠けているのではないか』という意見が寄せられていたとのこと。どの番組かは不明ながら、6月16日放送の『水曜日のダウンタウン』(TBS系)では似たようなドッキリ企画が行われ、ネット上で物議を醸していました」(同)
『水曜日のダウンタウン』には、かりすま~ず、ウェンズデイズ、チャイムという3組の“夫婦コンビ”が登場し、妻が夫に「離婚かコンビ解散か」を迫るドッキリが行われたが、夫たちが泣いてしまう展開となり、ネット上には「旦那さんがかわいそうで笑えない」「企画したヤツには人の心がないのか」などと批判が噴出していた。
宮迫も、今後は慎重に動画のネタ選びを行ってほしいところだ。