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ワッツ「のせのせストッカー」で激安スッキリ! 棚のデッドスペース、仕切りがない空間を100均で解決

連載企画「30代女子の「煩悩部屋」ビフォー・アフター」の新シーズンが始まりました。今回は、汚部屋あらため「汚家(おうち)」をまるごと片付けます! クライアントは板橋区・3SLDKの一軒家に家族4人で暮らす兼業主婦のKさん(37歳)です。

お悩み「キッチンのミニクローゼットが使いにくい」板橋区・Kさん(37歳/会社員役職)

汚家まるごと変身企画“20回目”は、キッチンの「小物収納」です。作り付けのミニクローゼットにありがちな、「棚板が少なくて使いにくい 」「何を入れたらいいのかわからない」「小物がゴチャゴチャする」「デッドスペースだらけ」「収納ケースにお金がかかる」といった悩みを「低コスパ」で解決します。

[Before]使いにくいクローゼットの原因は?

 作り付けのミニクローゼットが散らかる原因は「棚板が少ない」からです。収納するモノがバラバラなのも問題。Kさん宅の場合、食材、書類、調理家電などが入っていました。

 クローゼットに近づいて確認してみましょう。入居当時にあった「棚板の数」は、わずが2枚(1と3の部分)でした。あまりの使いにくさから、ホームセンターで「追加板」(2と4)を用意してもまだ「使いにくい」とお悩みでした。

 それもそのはず、キッチンで使うモノを収納するには「空間の仕切り」が足りません。

[After]小物収納は「15cm以内の仕切り」が使いやすい!

 片付けたあとのクローゼット[After]です。棚板の数(5枚)はそのままに、出し入れしやすい「仕切り収納ケース」を用意しました。いろんな種類を使っていますが、どれも「散らかりにくい」特徴を持ちます。

 今回は<前編>として、ワッツの「のせのせストッカー」を例にして「前開きタイプの収納ケース」を紹介。次のページからは、ビフォーアフター写真で比較しながら紹介します。

 棚の最上段といえば「取っ手付き収納ケース」を使いがちですよね。これを使うと「ケースを出す→モノを出すて→ケースを戻す」アクションが3つに増えるので散らかります。また、容量も少ないので筆者は絶対使いません。

 ほか、軽めのモノは出し入れが簡単なので、別の場所へ移します。お菓子作りグッズは、食器棚の上に。紙袋は一部を残して1階へ移動しました。

[After]前開きタイプの「収納ケース」なら、散らからない!

 ガスコンロと調理家電はそのままに、空いたスペースを2段に仕切りました。かさばる食品や、ガスを収納して「在庫が見える」「ワンアクションで出せる」仕組みにしています。これだと、Kさんの動作も「出す」だけで済みます。

 空間を5つに仕切ることで、モノの住所がかわりやすくなりました。この「収納ケース」の予算は、たった400円(税抜)です。

ワッツ「のせのせストッカー」たて型がおすすめ!

 空間に仕切りが欲しいときは、 ワッツ「のせのせ ストッカー」(タテ型:W30×D33×H15㎝)がおすすめ。奥行きが浅い、ヨコ型(W38.4×D31×H16cm)もあります。 

 ただし、ケースの厚みがあるため、よりスリムに収納力を増やしたい方は、積み重ねできるバスケットやコンテナボックスの前開きタイプを選ぶと◎。

 クローゼットの片付け方がわからなかったKさんは、SNSを参考に「取っ手付き収納ケース」を買い揃えていました。SNSの家だとキレイに見えても、現実はごっちゃり。収納ケースの容量が小さいのと、上に空間を残したのも散らかる原因です。

 取っ手付きケースを戻すことができるタイプの性格なら、深型の透明タイプが◎です。ニトリにも、「吊り戸棚ストッカー Nブラン」499円(税込/ライター調べ)があります。どちらも容量を持つ透明タイプです。でも、ちょっと予算がかかりますよね。

[After]ダンボールの「前開きタイプ」なら、予算0円!

 棚から出して、丁寧に戻すという作業が続かないKさんにはコレ! モノを取り出すだけで動作が完了する、前開きタイプのダンボールがぴったり。箱がない場合は、ペットボトルのダンボールの前面をカッターで切りこめばOK!

 また、以前の「取っ手付き収納ケース」からは、賞味期限切れのお菓子が埋もれていたので「見える収納」「種類別収納」の役割も兼ねたチョイスに。塩系、甘い系、酒のつまみ系に分けています。

 以上、散らかりにくい「空間の仕切り方」を解説しました。

[まとめ]クローゼットは「棚板の数」が重要!

 作り付けのクローゼットの「棚板が少ない」問題は、よくあります。高さ180cmに対して2~3枚なら、棚板を増やすほど便利になります。

 ホームセンターで材料を調達した「タオル収納の棚」がその例です。時間がない方はネット購入で化粧板がオーダーができます。家を買う前なら、図面段階で棚板の数を増やす相談をおすすめします。

▼「タオル収納の棚」▼

 棚板を増やすといっても、「DIYの手間」が面倒ですよね。その場合、床面に近いほうを空けてください。この空間に、「引き出し付き収納ケース」や「カラーボックス」を設置します。これも「低コスパ」なら安心ですよね。この続きは、次回です!

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