• 日. 12月 22nd, 2024

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木村拓哉&長澤まさみ『マスカレード・ナイト』公開2週目で1位、『科捜研の女 -劇場版-』は4週連続トップ10入り! 映画動員ランク

 全国の映画館動員ランキング(興行通信社調べ、9月18〜24日)が発表され、木村拓哉と長澤まさみが出演する『マスカレード・ナイト』が公開2週目で首位に輝いた。

 同作は、東野圭吾の小説を原作とする2019年公開の映画『マスカレード・ホテル』の続編。木村演じる刑事・新田浩介が、大みそかのカウントダウン・パーティーに現れる殺人犯を逮捕するために「ホテル・コルテシア東京」に潜入し、長澤演じるホテリエ・山岸尚美と事件解決に奔走する様を描く。

 9月17日に公開されてから4日間で、動員は累計67万8,000人、興収収入9億4000万円を突破する大ヒットスタートで、その人気の高さがうかがえる。ネット上には「長澤まさみさんは、どんな役でも演技が素晴らしい」「長澤まさみの熱演に、思わず息を飲んだ」「すごく品のいい女優さんだなと思った。次回作があれば、ぜひもっと出番を!」といった声が多数寄せられており、長澤の評価が特に高いようだった。

 2位は細田守監督の長編オリジナル作品第6作『竜とそばかすの姫』、続く3位は、同じくアニメ映画『劇場版 Free!-the Final Stroke- 前編』が初めてランクインした。夢に向かって泳ぎ続ける青年たちの成長を描く大ヒットアニメ『Free!』シリーズ(TOKYO MXほか)の最終章となる劇場版2部作の前編で、ネット上では「早く後編が見たい!」「後編が気になりすぎる」など、早くも多くのファンが期待感を高めているようだ。

 4位はマーベル・スタジオの最新作『シャン・チー/テン・リングスの伝説』。日本での好評ぶりもさることながら、全米では累計興行収入が1億7,000万ドル(約195億円、Box Office Mojo調べ)を突破するほどの大ヒットとなっている。

 主演のシム・リウをはじめ、アジア系の出演者がほとんどのため、公開前は「欧米を中心とする地域では動員が伸びないのでは?」との声もあったものの、“どこ吹く風”の快進撃を見せている。映画レビューサイトなどでも、「もう、最高すぎ! 私の中ではマーベル映画の歴代1位」「予告の時点では半信半疑だったけど、見て本当によかった!」といった絶賛が続出しており、ロングランも期待できそうだ。

 5位はヒュー・ジャックマン主演の近未来SFサスペンス映画『レミニセンス』が初ランクイン。多くの都市が水没して水に覆われた世界の中で、人の記憶に潜入して、それを“時空間映像”として再現する「記憶潜入(レミニセンス)エージェント」を、ヒュー・ジャックマンが演じた。

 CGを多用したSF大作ではあるものの、映画レビューサイトには「期待しすぎたのか、正直微妙な仕上がりだった」「なんだか中途半端な印象。予告が一番面白かった」「予算はかかってそうなのに、あまりにもつまらない」など、辛口のコメントが目立っていた。

 6位は、堀越耕平氏の人気漫画『僕のヒーローアカデミア』(集英社)を原作とした劇場版アニメの第3弾『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』、続く7位には、King&Prince・平野紫耀、橋本環奈出演の邦画『かぐや様は告らせたい −天才たちの恋愛頭脳戦− ファイナル』がランクインした。

 沢口靖子主演の『科捜研の女 -劇場版-』は、公開4週目も8位とトップ10入りをキープ。同作は、科学の力で難事件を解決する科学捜査研究所の法医担当・榊マリコ(沢口)の活躍を描く連続ドラマ『科捜研の女』シリーズ(テレビ朝日系)初の劇場版で、マリコは科学者の世界同時多発不審死に挑む。内藤剛志や佐々木蔵之介ら、脇を固める俳優も豪華だ。

 長寿ドラマの劇場版とあって、もともと同作をテレビで視聴しているファンも映画館に足を運んでいるようだが、ネット上には「まったくの予備知識なしでしたが、説明セリフが多く、とてもわかりやすい」「ドラマ版を見てなくても、劇場版を楽しめた」といった声もチラホラ。映画から入ってドラマを見始める、といった選択もアリかもしれない。

 9位には、公開12週目に突入した『東京リベンジャーズ』がランクイン。9月27日には、同作の興行収入が『るろうに剣心 最終章 The Final』(4月23日公開)の43.5億円を超えて、本年度の実写映画トップを記録したことが明らかに。9月26日までの観客動員は約328万8,000人、興行収入は43億8082万円を記録する大ヒットとなった。

 また、10位にも公開8週目の『ワイルド・スピード ジェットブレイク』が登場。『劇場版 Free!-the Final Stroke- 前編』『レミニセンス』がトップ10に初ランクインする中、ロングランを続ける2作が、あらためて人気の高さを見せつけたようだ。

【全国映画動員ランキングトップ10(9月18〜24日、興行通信社調べ)】

1位 マスカレード・ナイト
2位 竜とそばかすの姫
3位 劇場版 Free!-the Final Stroke- 前編
4位  シャン・チー/テン・リングスの伝説
5位 レミニセンス
6位 僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション
7位 かぐや様は告らせたい −天才たちの恋愛頭脳戦− ファイナル
8位 科捜研の女 -劇場版-
9位 東京リベンジャーズ
10位  ワイルド・スピード ジェットブレイク

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