嵐の相葉雅紀がキャプテンを務めるバラエティ番組『VS魂』(フジテレビ系)が9月30日に放送された。この日は、新企画「買取ブラックジャック」がスタート。その中で、嵐の非売品グッズの査定額が明らかになり、視聴者から驚きの声が集まっている。
不用品の買取や、中古アイテムの販売を行う国内最大級の人気リユースショップ「スーパーセカンドストリート 大宮日進店」を舞台に行われたこの企画には、魂メンバーから、相葉、ジャニーズWEST・藤井流星、美 少年・浮所飛貴の3名が参加。対戦相手には、お笑いコンビ・バイきんぐの西村瑞樹、タレントのデヴィ夫人、フワちゃんによる「西村軍団」が登場し、“それぞれが私物を持ち寄り、査定額の合計が1万円に近いチームが勝ち”というルールのもと、金額予想対決を繰り広げた。
コーナー冒頭、「要らなくなった洋服を売ったりしたこともあるので、『こんなに高かったやつでも、このくらいになっちゃうんだ』というのは経験しています」と自信満々に語った相葉。経験を踏まえたうえで、「俺、1発で1万円を超えちゃうやつを持ってきた」とドヤ顔でまず最初に取り出したのは、嵐5人の顔下半分がそれぞれプリントされたオリジナルマスク5枚。
相葉は、「嵐の活動中に、TikTok(の企画)を任されることがあって作ったのよ。1個1万円で」と、TikTokの動画撮影用に特注したマスクだと告白。しかし、「俺の引き出しに(マスクを)使える技術がなくて、そのまんま」になっていた未使用品だとか。
これにはライバルであるはずの西村が、「(1万円を)超えるどころか、“ムチャクチャ”超えるのよ。価値がすごいから!」と査定を止めに入り、相葉は金額オーバーを懸念して「じゃあ、これダメか」と引っ込めることに。
そうして、「だいたい3,000~4,000円のやつ」と言いながら取り出したのは、進行役のバイきんぐ・小峠英二からプレゼントされ、いつも使っているという黒皮の財布。「しまえ、それ」「なに思い出売ろうとしてんだよ!」と阻止しようとする小峠に、相葉は「売らないから! (あくまで)査定だから、いくらになるか(知りたい)」と笑いながら説明し、「3,000円くらいだと思う、俺はね」と予想。小峠は、「もっといくよ!」と返していたが、店員に査定してもらったところ7,000円の値がつき、相葉の予想を上回る結果に。小峠は、「もともと、物がいいですから」と、安心したような表情を浮かべていた。
また、藤井はグループのメンバー・小瀧望が描いた自身の似顔絵、浮所は父がヴェネチアで買ってきたというマスクなどを査定に出し、魂チームは7,610円に到達。一方、西村軍団は、デヴィ夫人が持参した牛や馬の置き物、フワちゃんのコスチューム、西村のキャンプグッズで3,700円となり、魂チームが優勢に。
続いて藤井がDCコミックスのヒーローコスチュームを取り出すと、相葉は「(1万円に)いっちゃうでしょ」と予想。「もしくはこれもあるよ」と、再び嵐のマスクを手にしながら藤井と浮所に提案すると、デヴィ夫人から「そういうほうがいいと思います。(値段が)そんなにいかないから」とまさかのアドバイスが。「嵐にそんなこと言えるの、デヴィ夫人だけだよ」とフワちゃんが声を上げる中、相葉があらためて「嵐のマスク、そんないかないですかね?」と笑いながら質問すると、デヴィ夫人は「いかないわよ。マスクでしょ?」とキッパリ。
それでも相葉は2,000円と予想したが、買い取り価格は1枚10円、計50円という悲惨な結果になり、相葉が「ええ!?」と叫んで撃沈する中、店員は「定価がわかる公式グッズではないので、単なるマスクの買い取り価値になる」と説明。相葉もなんとか納得していたが、フワちゃんは「敵チームながら、嵐のマスクが10円ってめっちゃ悲しいね」とポツリ。相葉は慌てて、「嵐としての価値じゃないからね!」とフォローしつつ、「ごめんなさい……!」と各方面に向かって謝罪していた。
その後、西村が持参したゴーグルに1万円の高値がつき、西村軍団は合計19,400円で1万円を大幅にオーバー。対して魂チームは、相葉が歌手でタレントのDAIGOからもらったという置き物や浮所のテニスラケットで合計9,180円となり、西村軍団に勝利した。
この日の放送に視聴者からは、「嵐の口元マスクが5枚で50円って悲しい~」「50円って!そんなはずはない!」「“相葉ちゃんが触った”って意味で、嵐ファンに売れば50円どころの騒ぎじゃなく50万で買う人もいる」という声が集まっていた。