10月10日に放送されたバラエティ番組『行列のできる相談所』(日本テレビ系)の3時間スペシャルで司会を務めた明石家さんまについて、ネット上で不満の声が続出した。
この回では、俳優の菅田将暉、斎藤工、勝地涼、仲野太賀がゲストに登場。5人に同じ質問をして、その答えから“誰が一番カッコ良いのか”を決めるという内容だった。
「質問の一つに、『スゴいと思った人』を聞くものがありました。菅田は『先輩俳優・Y』だと答え、映画で共演した際にアドリブでYを茶化したところ、『ちょっと今のは殴ってしまうかもしれんな』と言われ、恐怖を覚えたとか。『芝居でやったのか、それも正直わからないぐらい』だったと、当時の衝撃を語っていました」(芸能ライター)
その後、Yは俳優・柳楽優弥のことで、2016年公開の映画『ディストラクション・ベイビーズ』で共演した際のエピソードだと告白。ゲスト出演した俳優陣も柳楽のスゴさに共感しており、「殺気がね……」(仲野)「入るスイッチが全然(違う)」(勝地)などと発言していた。
「しかしその後、さんまがレギュラー出演者の一人であった東野幸治に違う話題を振り、俳優陣の話はここで終了。ネット上では『柳楽くんの話が流れちゃった……もっといろんなエピソードが聞きたかったのに』『東野の話とか全然興味ないんですけど』『柳楽くんが話題になってうれしかったのに、すぐ終わってガッカリ』といった不満の声が続出していました」(同)
中には、「さんまはMCなのに、自分の話をしたがるよね」「ゲストがいるんだから、そっちをメインにしてよ」「さんまはMCヘタなのか?」など、司会のさんまに対する批判も少なくない。
「7月4日に放送された同番組の2時間スペシャルでも、さんまが司会を担当。この回は“神アイドル”がテーマで、出演者たちが憧れたアイドルについてトークしていました。その中で、出演者の滝沢カレンとフワちゃんが“昔から憧れていた”という矢口真里と辻希美がゲスト登場したのですが、さんまは矢口に対して『大阪の新世界のオバちゃんみたい』などと“容姿イジリ”を連発。ネット上では『さんま司会の番組は、こういうイジリがあるから面白くない』『いつまで時代錯誤な人間をテレビに出してるんだ?』などと批判が相次ぎました」(同)
視聴者にとって、「ゲストの扱いが目に余るMC」になりつつある様子のさんま。今後も司会業を続けていくためには、こうした声を受け入れ、改善する必要がありそうだ。