KinKi Kidsの冠バラエティー番組『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)が10月16日に放送され、お笑いコンビ・マヂカルラブリーがゲスト出演した。
冒頭では、堂本光一が『M-1グランプリ2020』(テレビ朝日系)優勝でブレークしたマヂカルラブリーに、「なんかゲッスいカンペがさっきから出ているんです」と番組スタッフからの指示だと明かした上で、「『M-1』優勝して収入とかも変わった?」と質問し、堂本剛も「聞きたがるよね、テレビの人ってね」と苦笑い。
この質問に、マヂカルラブリー・野田クリスタルは「収入増えるわ、新幹線グリーンになるわ、飛行機もグレードが上がって」と環境が大きく変わったことを告白し、光一は「それで勘違いして『こんな入ったんだ』って大盤振る舞いした人が、翌年税金払えなくなるんだよね」と返していた。
同番組は「ゲストのやりたいことをする」というのがコンセプトだが、マヂカルラブリーは「アート作品が欲しい!」とリクエスト。2020年9月19日の放送回では、18年に『M-1グランプリ』優勝を果たしたお笑いコンビ・霜降り明星が出演して同様の企画を行い、せいやが約20万円の作品を購入した。これを見て、霜降り明星をライバル視したというマジカルラブリー・村上は、「100万だろうが200万だろうが、気に入れば(買う)」と意気込んでいた。
そんな村上は『M-1』優勝を機に、家賃3万8,000円の東京・高円寺のボロアパートから、家賃26万円の中目黒の高級マンションへ引っ越したそう。KinKi Kidsは「え?」(剛)「そんなハネた?」(光一)と2人して驚いていたが、中目黒ではなく新中野と修正されると、「いや今びっくりした。中目まできたん? と思って」と剛はホッとしたようだ。その後、村上はアーティスト・kamihasami氏の26万4千円の作品を購入していた。
一方、野田は「日本刀が欲しい」そうで、光一は「すごくよくわかる」「これに歴史があるんだと考えたら、ゾクっとするよね」と共感し、自身も刀を持っていると告白。また、剛も「やっぱね、刀はなんかあるよね」と興味津々の様子だった。スタジオには、美術日本刀専門店「銀座誠友堂」から持ち込まれた、鎌倉時代から室町時代、江戸時代、現代まで4本の刀が並び、剛は「いやーすごいよね。バシバシ飛んでくるものがあるよね」と圧倒されたよう。
そんな中、江戸時代の初期に作られたという、龍が描かれた刀が登場。これは店主のコレクションで売り物ではないそうだが、売る場合は1500万円にもなるとのこと。光一は手にとって真剣に見つめ、「やんちゃだわ、こいつ」とうれしそうにつぶやき、剛も「これ見れただけでも幸せっていうか、本当によかったわ」としみじみしていた。
結局、野田は江戸時代に作られたという400万円の刀を気に入ったようだったが、購入を悩んでいると、光一は「そんなんしてる間に、俺全部買ってる可能性あるよ」と豪語。KinKi Kidsの前のめりなリアクションに野田が「やばいっすね!」と驚くと、剛と光一は2人揃って爆笑したのだった。
この放送にネット上では、「刀に食いつく2人が良すぎて最高だった」「みんな刀好きなんだ、意外!」「刀にイキイキしてるKinKi Kids、すごくいい」などのコメントが寄せられていた。