嵐の櫻井翔が局長を務めるバラエティ番組『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)が10月16日に放送された。
この日は料理初心者の櫻井が、名店の味を店主の指導の元に再現する「櫻井翔の名店レシピ」第2弾が放送。ゲストに俳優・柳楽優弥と、ジャニーズ事務所の後輩でもあるNEWS・加藤シゲアキを迎え、東京の神保町にある中華の名店、北京亭の「中華カレーライス」を再現することとなった。
冒頭、「知ってた? みそ汁って、みそを入れたら沸騰させちゃいけないの!」と最近知ったであろう知識を語り、進行役のお笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇から「当たり前ですよ! 香りが飛びますから!」とツッコまれていた櫻井。
一方、ゲスト2人は料理好きだといい、柳楽はみそを手作りしているんだとか。また、加藤に至っては包丁を10種類以上持っていることが明かされ、櫻井は驚がく。「俺包丁なんて、キムチ入ってる袋に切れ目がないからこうやって……」と、包丁で袋を切る様子を再現し始め、出演者たちは失笑していた。
そんな櫻井が今回挑戦することになった「中華カレーライス」は、わずか15分で完成できるとのこと。まずは人参を3mmのひし形に切るところから調理を始めるも、切り方がわからない櫻井は戸惑いながら、まず人参を1cmほどの輪切りにし、丁寧に4辺を切り落としてひし形を作るというまさかの行動に。その後、店主から切り方を教わったものの、櫻井が切り終えた人参はなぜか台形になっており、店主に「ダメだね~」と笑われる始末。
続いて、味の決め手となる「しょうゆダレ」を作る工程で、吉村から“しょうゆ40mlを計量スプーンでどのようにして量るか”を質問された櫻井は、用意されていた大さじと小さじのスプーンを指して、「私の推理だと、これ(大さじ)が40ml、これ(小さじ)が20ml」と自信満々に予想したが、見事に大外れ。吉村から「いい加減にしてください!」と叱咤され、「なんでだよ! (テーブルに)置いてあるのがこれなんだから、そう思うじゃない!」と必死に弁解していた。
そんな様子にあきれながら、吉村が「大さじ、小さじのルールがあるんです」とヒントを出すと、櫻井は「大さじ、これじゃないの!?」と、用意されていた銀のスプーンを手に取り、「それはスプーン!」と吉村から猛ツッコミが。料理知識が乏しいことがあらためて明らかになった。
しかも櫻井は、せっかく大さじと小さじの知識を学んだものの、計量スプーンぎりぎりまでしょうゆを入れず、なぜか8分目ほどまで入れて計量をやめてしまい、「なんでギリギリまで入れないんですか?」と加藤から鋭く指摘されるも、特に気にする様子もなく調理を続行。
具材を炒めた中華鍋にカレー粉や中華スープ、しょうゆダレを入れた後には、指示されていないアク取りを懸命に行っていたが、櫻井がすくっていたのは実は混ぜきれていないカレー粉だということが判明。カレーを作っているのにカレー粉を捨てようとする珍行動を見せていた。
その後、なんとか完成した櫻井のカレーを試食した加藤は、「味付け自体は甘めのおいしいカレー」と評価していたが、吉村は「どっかで『うすっ』て感じも……」と微妙なリアクションを見せ、櫻井自身も「僕が食べたエリアは『辛っ』て思った」とコメント。店主は「ちょっと甘い。砂糖が多すぎる」「野菜が柔らかい」と厳しく指摘し、どうやら、具材や調味料をうまく混ぜることができなかったため、野菜には火が通りすぎてしまい、食べる場所によって味が異なる不思議な料理を生み出してしまったようだ。
対して、同じ工程で作った柳楽のカレーは「おいしいですね。正しい分量だとこういう味なんだ」(加藤)「これはちょうどいい」(店主)と高評価だった。
なかなか料理が上達しない櫻井だが、視聴者からは、「料理できなすぎて可愛い」「カレーすらまともに作れないって面白いな~」「カレー粉とアクを勘違いしてせっせと掬い続ける翔くん無理! 笑いすぎて涙出た」「このままずっと料理ベタでいてほしい!」という声が集まっていた。