嵐の櫻井翔が局長を務めるバラエティ番組『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)が10月23日に放送された。
この日は、料理初心者の櫻井が名店の料理を再現する「櫻井翔の名店レシピ」企画が放送。ゲストにタレント・今田耕司を迎え、東京の神保町にある「さぼうる2」のナポリタンの再現にチャレンジした。
オープニングでは、「魚って、小顔のほうが脂ののりがいいらしいですね」と、魚選びの豆知識を披露した櫻井。今回で第3弾を迎えたこのコーナーだが、見届け人のバイきんぐ・小峠英二から、「大丈夫ですか?」と料理の上達具合を問われた櫻井は、「この企画は、ミリ単位というより、ミクロ単位の成長を楽しんでいただければ」と堂々宣言していた。
とはいえ、そのミクロ単位の成長もままならない櫻井。パスタを茹でる工程では、隣で同じく調理を進める今田がパスタの束を両手で持ち、ぞうきんを絞るようにしてねじりながら鍋の中に入れ、きれいな放射状に広げていたのに対し、櫻井は「パスタ茹でるくらいはさすがにできると思う!」と意気込んだものの、まったくきれいに広げられず。今田のパスタと比べて、「……確かに僕の、偏ってます」としぶしぶ認め、「最悪です!」と嘆いていた。
その後、具材やタマネギやピーマンをそれぞれ2ミリ幅に切ることに。櫻井は人生初の薄切りに挑戦したが、タマネギは1センチ幅とかなり分厚くなってしまい、見守っていたさぼうる2の料理長から「大丈夫か大丈夫じゃないかって言ったら、大丈夫じゃない」と厳しい評価が。櫻井は自ら切ったタマネギを手に取って、「厚っ!」「怖くて(薄く)切れない」とびびりまくりだった。
さらに、半分に切ったピーマンをじっと見つめながら、「コイツどうするんだ……?」と中に種が入っていることに戸惑い、「切ったほうがいいのか?」と頑張って包丁で種を取り除こうとしていたところ、見かねた料理長から「包丁で取らなくても、手で取っていただければ……」と指摘が。しかし、結局きれいに取り切れなかったようで、ピーマンを切るたびに種が飛び出てしまう始末。
一方、コロナ禍で料理をするようになったという今田の手慣れた包丁さばきを見た櫻井は、「僕の(切った野菜)厚いですもん。そうなると火の通りにばらつきが出てきて、味にムラが出てきてしまいますからね」とドヤ顔で解説しつつ、自らを“悪い例”としながら「必ず、やめていただきたい!」と視聴者にアピールした。
そんな櫻井は、一番重要な野菜とパスタ、ソースを炒める工程でも、少々もたついてしまったため、ところどころ焦げた仕上がりに。ただ、「(パスタを)くるんってねじるんですよね? 松潤がやってた!」と、メンバー・松本潤のテクニックを参考にしたおかげで盛り付けだけは成功。試食したところ、味自体はおいしかったようだが、料理長からは「45点」という低評価。パスタと具材がよく混ざり合っておらず、焦げてしまったことで大きく減点されてしまったようだ。
この日の放送に、視聴者からは、「ピーマンの種の取り方知らない櫻井シェフ私が大好きな櫻井シェフでなんか安心した」「種すら取れない櫻井くん最高に面白いな」「フライパン返すのはうまくなってた ミクロ単位の成長かわいい」と、櫻井の料理技術に関する反響のほか、「翔くんの中では、パスタといえは潤くんなんだろうね」「翔くんがお料理する時は、松本潤くんのサポートが必要だと思う!」「ゲストに松潤来てほしい~!」と、松本の出演を望む声が集まっていた。