嵐の二宮和也が中心となり、KAT-TUN・中丸雄一、Hey!Say!JUMP・山田涼介、Sexy Zone・菊池風磨とともに今年4月に始動したYouTubeチャンネル「ジャにのちゃんねる」。10月24日に「#59【超速報】皆様、初コラボでございます…!!」と題したコラボ動画が公開され、ファンの間で賛否両論が飛び交っている。
同チャンネルでは過去に、ジャニーズJr.内ユニット・Travis Japanや、なにわ男子・西畑大吾が出演。しかし、ジャニーズタレント以外の人物とのコラボは、今回が初めてとなった。
「同動画では、二宮が『(コラボ)1人目は、この方!』と、自称“2058年から現代にやってきた大学院生”としてTwitterで話題になった、國分玲氏を紹介。二宮は『この人に、DM送ったんですよ』とダイレクトメッセージで出演オファーしたことを明かし、“顔出しと声出しはNG”ながら、テキストのやり取りはOKとの返事が来たと説明。その後、4人が考えた未来に関する質問を、メールやチャットで國分氏にぶつけていました」(芸能ライター)
質問は「温暖化で消えた街はあるのか」といったシビアなものから、今後のジャニーズ事務所に関することなど多岐にわたり、「未来にデビューするジャニーズの新グループの名前は?」との質問に、國分氏は「『#Club-JUNE(くらぶじゅーん)。5人組のグループで、メンバー全員6月生まれ』『なみはやプリンス』」と回答。さらに、國分氏が未来の中丸は「絵本作家として有名」になっていると告げると、メンバーが中丸に「(絵本の)題名考えてください」とムチャ振りするなど、4人は國分氏とのコラボを楽しんでいる様子だった。
同チャンネルのコラボといえば、9月26日公開の“企画会議”動画で、二宮が「そろそろコラボする?」と提案し、メンバーが候補者として人気YouTuberのヒカキンやNaokiman Show、すしらーめんりくの名前を挙げる一幕があった。
「企画会議でコラボの話題が出た際には、コメント欄に『いろんな人と絡んでるところも見てみたい』『4人がやりたいことやってほしい』などと理解を示す声が寄せられる一方で、『この4人の空気感が好きだから、ジャニタレ以外とのコラボは望んでない』『「ジャニの」は特別な場所だから、YouTuberとのコラボ動画はやめてほしい』といった否定的な声も相次ぎました」(同)
なお、今回の動画の概要欄には、「今まではジャニーズ事務所の方々とはありましたが、事務所外は初めてな訳で。色々思う方もいらっしゃるとは思いますが! どうか観てやって下さい」(原文ママ)というメッセージが掲載されており、どうやらメンバー自身も視聴者の複雑な心情を認識しているようだ。
「今回の動画のコメント欄でも、相変わらずコラボに関して賛否が飛び交っていますが、『賛否両論の意見を受け止めた上で、初コラボは意外な人をチョイスしてくるあたり、さすが二宮くんだなと思いました』『「ジャにの」4人の雰囲気は壊さずにコラボしてて、さすがすぎる』『初コラボを“顔も声も出さない人”にするの、英断だわ』などと、人選には肯定的な感想が目立ちます。初コラボにYouTuberではなく、特殊な肩書を持つ國分氏を選んだのは、正解だったといえそうです」(同)
一方で、今回、“非ジャニーズ”とのコラボが実現したことに対し、ファンからは困惑の声も寄せられている。
「ジャニーズ事務所は、2019年5月に山下智久(昨年10月末に退所)がインスタグラムを開設して以来、SixTONES、Travis Japan、関ジャニ∞、木村拓哉、King&Princeなどがインスタに続々とアカウントを開設。しかし、運営にあたってはジャニーズ独自の“規則”があるようで、今年7月25日に個人アカウントを開設したKinKi Kids・堂本光一は、同月に開催したソロコンサート中に『フォローしていいのは事務所のタレントのアカウントのみ』『事務所以外の人が写る写真は載せてはいけない』といった決まりを明かし、『変な事務所』『クソみたいなルール』と不満を漏らしていました」(同)
そのため、YouTubeにも同様のルールがあると思っていたファンは多く、“非ジャニーズ”とコラボを行った「ジャにのちゃんねる」に対して、「YouTubeとインスタは違う決まりなの? ジャニーズ以外は映せないと思ってた」「ルールが曖昧だと、インスタやってるタレントから不満が出そう」など、違和感を訴える声も見受けられた。
インスタとYouTubeでは“ジャニーズルール”が異なるのか、はたまた「ジャにのちゃんねる」だけが特別なのか……いろいろな面から、今後もコラボ企画にファンの注目が集まりそうだ。