日本テレビ・水卜麻美アナウンサーが、10月23日深夜放送の『水卜麻美のオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送)でラジオパーソナリティを担当し、かねてから報道され続けてきた“独立説”について言及した。ここ数年、水卜アナは何度もフリー転身を取り沙汰されており、報道を知った日テレ上層部が「『水卜は退社するのか』と、内々に調査を行うことまであった」(日テレ局関係者)という。
ラジオ放送中、水卜アナは周囲の目を気にしてしまうという学生リスナーの悩み相談に関連して、「(独立するとは)1回も言ったことがないのに、記事が出るたびにコメントに『お前がフリーになっても需要がない』『調子に乗ってる』ってけなされる」と告白。世間の誤解を解きたいという気持ちから、独立説をはっきり否定するに至ったようだ。
「水卜アナの独立のうわさは、恐らく2016年~17年頃からささやかれるようになり、現在まで各週刊誌やスポーツ新聞で何度も取り上げられてきました。今回の『オールナイトニッポン』登板が発表された際にも、やはり同様の報道が出ていただけに、本人としてもどこかで『キチンと自分の口で否定しておきたい』という気持ちがあったのでしょう」(芸能ライター)
しかし4年ほど前、日テレ内部では水卜アナの独立説がそれなりに信ぴょう性を持って駆け巡っていたという。
「当時、水卜アナには退社だけでなく、『結婚説』も飛び交っていました。お相手は『週刊文春』(文藝春秋)で密会を報じられていた関ジャニ∞・横山裕で、寿退社になると見られていたんです。ジャニーズ事務所との兼ね合いから、フリー転身は退社の後付けとして、少なくとも日テレ退社は“規定ルート”と思われていました」(日テレ関係者)
さらに同時期、水卜アナと宮根誠司をめぐる情報が、同じく日テレ内部で出回っていたのだとか。
「水卜アナが宮根とたびたび接触しているとうわさになっていたんです。といっても、実際に水卜アナが面会していたのは宮根ではなく、宮根の所属事務所・テイクオフの社長でした。しかし、これによって局内では、『水卜アナが独立の相談をしているのでは?』と見る向きが強まり、『フリー転身報道』に拍車をかけることになったわけです」(同)
それから数年の月日が流れたものの、いまだに水卜アナは独立に至っていない。
「水卜アナと交際疑惑があった横山はその後、同じくアナウンサーの田中みな実との熱愛が報じられ、水卜アナから“乗り換えた”形に。テイクオフにしても、当時はTBSを退職し、所属タレントとなった田中アナ(20年8月に退社し、現在はフラームに所属)のマネジメントに手一杯だったようで、『女性アナウンサーはもう入れない』と内々に明言。水卜アナのテイクオフ移籍の可能性は薄くなりました。しかし、同世代の人気アナは続々とフリーに転身しているだけに、大物女性局アナである彼女の動向にはどうしても注目が集まってしまう。それゆえしつこく報道されているのでしょう」(週刊誌記者)
かくして、数年に及ぶもどかしさを自ら晴らした水卜アナ。これで今後は“独立報道”から、無事に解き放たれるだろうか。