10月30日に放送された千鳥とかまいたちのトークバラエティー番組『千鳥かまいたちアワ~』(日本テレビ系)に、俳優の仲野太賀がゲスト出演。不倫報道後も変わらず活躍し続ける千鳥・大悟に対してド直球な質問を投げかける一幕があり、ネット上では「確かに」とうなずく視聴者が相次いでいるようだ。
千鳥・ノブに「大悟に質問があるということで」と話を振られた仲野は、「大悟さんは、なんで不倫しても大丈夫とされているんでしょう?」と質問。ノブやかまいたちも「俺も思ってました」「みんな気になってました」「芸能界の七不思議ですよ」と同調すると、仲野は「今は特に品行方正が求められる時代じゃないですか。僕自身も“息苦しいな”と思っている」と明かし、大悟の「無敵感」を「すごくうらやましい」と語った。
また、当の大悟は、その理由について「期待してない、誰もわしに。『大悟さん、浮気しないで』って思ってるのは、わしの嫁だけ」と分析。続けて「(大悟が不倫したら)『嫌いになっちゃう!』って思ってる人?」と、番組観覧に来ていた一般女性たちに挙手を求めると、ゼロという結果に。
さらに大悟は、仲野の質問について「こういうのは、実は言ってほしくない」「『大悟が浮気しても、許されそうやん』って言い出したら、(世間は)許さんようなるから」と本音を語ったほか、最近のテレビ番組は「ちゃんとしてる人」や「好感度高い人」が活躍しているとした上で、「(世間の好感度が)低いまま、ここまで(テレビに)出れるようになったわしの努力、見てます?」と自慢げに話し、スタジオの笑いを誘っていた。
2010年に一般女性と結婚し、2児の父でもある大悟だが、16年12月に「フライデー」(講談社)が清楚系女性とのホテル密会をキャッチし、半年もたたない17年4月には、金髪ダンサーとのお泊まりを「女性自身」(光文社)が報道。だが、芸能活動を自粛することもなく、その後も人気芸人としてテレビやCMで活躍している。
ちなみに、仲野の父で俳優の中野英雄は、01年にグラビアアイドルとの不倫が報じられ、このアイドルが所属事務所から即解雇される騒動があった。そのため、ネット上では「太賀くん、お父さんが不倫騒動で大変だったから、芸能人の不倫スキャンダルに思うところがあったのかな?」と推測する声も散見される。
「今回の仲野と大悟のやり取りを受け、ネット上では『太賀と同じことを思ってた。大悟は許されすぎ』『不倫する人は、たとえどんなキャラクターの人でも最低って思う』『奥さんや子どもがかわいそう』などと大悟に批判的な声が見られる一方で、『この時代に、浮気しても消えないタレントって、ある意味貴重だな』『何笑って仕事してんだよって思うけど、大悟見てると不思議とどうでもいいという気持ちになる』『誰も大悟に品行方正な私生活を期待してないんだなあとつくづく思う』といった感心するような意見も目立ちます」(芸能ライター)
また、「渡部とえらい違いだな」「渡部は多目的トイレで大悟はラブホ。シチュエーションは違うけど、不倫してることには変わりないよね」「大悟の不倫はイメージ通りだったけど、渡部は自分で良いイメージを作ったせいで自爆した感ある」などと、昨年6月の不倫報道から1年以上がたっても、いまだ芸能活動を復帰できていないアンジャッシュ・渡部建と比較する視聴者もいた。
「渡部は真面目でクリーンなパブリックイメージが定着していたせいで、“多目的トイレ不倫”報道とのギャップが盛大なバッシングにつながったといえますし、大悟の発言で連想した視聴者も少なくない様子。ただ、渡部と同じ人力舎に所属する後輩芸人・おぎやはぎの小木博明と矢作兼は、不倫報道後、パーソナリティを務める『JUNK おぎやはぎのメガネびいき』(TBSラジオ)で『渡部さんの女癖の悪さは根っから』『(渡部建の本性を)知ってたら、(妻の佐々木希は)結婚しない』などと語っているように、周囲の芸人たちの間では、彼の女好きな一面は有名だったため、そこまでの衝撃はなかったようです」(同)
どうやら、大悟の“裏表のなさ”こそが、不倫報道後も無傷である理由なのかもしれない。