朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)の公式YouTubeチャンネルで、久慈暁子アナウンサーと堤礼実アナウンサーがハロウィンの仮装に挑戦。「かわいすぎる」とファンを喜ばせた一方で、露骨な“アイドル売り”に違和感を訴える視聴者も少なくないようだ。
10月29日に公開された動画「【絶叫】ガチでハロウィン仮装してみたらとんでもないことになったw」で、久慈アナと堤アナは本格的なハロウィンメイクを施した上で、それぞれキャラクターになりきってポーズをキメるなどしていた。
「元々、ファッション誌『non-no』(集英社)などでモデルとして活動していた久慈アナと、スタイルの良さに定評がある堤アナだけに、コメント欄には『2人がかわいすぎて永久保存版ですね』『今までもかわいいアナウンサーたくさんいたけど、この2人は次元が違う』などの書き込みが集まっています。同チャンネルは、30日にも『【マジ尊い‥】仮装したつつみんの館へようこそ』『【きゅんです】くじずきんのりんごはいかが?』と題したショート動画をアップしていますが、2人を“アイドル扱い”していると感じる視聴者も少なくないようです」(芸能ライター)
ハロウィン企画は概ね好評なようだが、中には「『うちの女子アナかわいいでしょ~』っていう自慢みたいで気持ち悪い」「局アナをここまでアイドル化することに、嫌悪感しかない」「時代遅れの象徴みたいな動画だな」といった厳しい声も。局アナの“アイドル売り”は、視聴者によって賛否が分かれるようだ。
「5月にスタートした『めざまし8』のYouTubeですが、人気女性アナや人気芸人のEXITなどが出演しているわりに、チャンネル登録者数は1万7,100人ほど(11月2日10時現在、以下同)と寂しい印象。今回の仮装企画も約4.5万回再生で、10月30日に公開されたショート動画は堤アナが約6,000回再生、久慈アナが約1,000回再生に留まっています」(同)
なお、テレビ朝日公式YouTubeチャンネル「動画、はじめてみました」で昨年5月にアップされた、弘中綾香アナが人気コスプレイヤー・えなこと共に漫画『鬼滅の刃』(集英社)の竈門禰豆子のコスプレに挑戦した企画は、127万回再生超えを記録。ネット上にはえなこの出演を喜ぶ声が多かったため、彼女が再生回数を増やした可能性は高いものの、「弘中ちゃんのテンションの高いトークが面白い!」といった声も目立ち、同じ女子アナの動画として比べると、『めざまし8』のチャンネルはやはり反応が鈍いようだ。
また、『めざまし8』チャンネルのコメント欄には、4月に発覚した“ステマ疑惑騒動”を揶揄するような書き込みも少なくない。
「4月15日発売の『週刊文春』(文藝春秋)は、久慈アナや堤アナらが美容室やその系列店で無料サービスを受け、その代わりにSNSで店の紹介をしていたと報道。フジテレビ側は『ステマには該当しない』との見解を示しましたが、ネット上では『イメージ悪すぎ』などの批判が相次ぎ、納得した人は少ないようです。この騒動後、該当アナの“ファン離れ”が生じ、YouTubeの伸び悩みに影響した可能性もあるでしょう」(同)
視聴者獲得に苦戦しているようにも見える同チャンネル。『めざまし8』自体に悪影響を与えなければ良いのだが……。