まだ続く眞子さん&小室系さんバッシング! 女性週刊誌は無理やりでテキトーな報道の繰り返し
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
めでたい! 結婚を機に疎遠になっていた小林麻耶と“義弟”市川海老蔵が交流を再開、もちろん甥姪の勸玄くんと麗禾ちゃんとも仲良し復活したらしい。よかった、よかった。次は正式な離婚だな。
第576回(10/28〜11/2発売号より)
1位「田原俊彦 妻子と『5年別居』『音信不通』のウラで――実母が語った『離婚の現実味』」(「週刊女性」11月16日号)
2位 まだまだ続く眞子さん&小室圭さんバッシング
「小室夫妻 警護費は1カ月2千万円 皇室裏援助スイート生活」
「眞子さん『祝福しない両親とは一生断絶』」
「佳子さま『私が皇室改革のリーダーに!』年長皇族が戦々恐々」(「女性自身」11月16日号)
「まさかの不合格だった圭さんに愕然……!『小室眞子さん』お先真っ暗いつまで続く超VIP『皇室待遇』」(「週刊女性」11月16日号)
「小室圭さん花嫁の『祖父重体でも延期拒否』計算ずくの9分間」
「小室眞子さんを手ぐすねひく『ニューヨーク』の黒幕」
「独占スクープ 小室母『偽名で働いた』潜伏の軽井沢」(「女性セブン」11月11・18日合併号)
3位「泉ピン子怒激白!『橋田先生はあのガキの手紙を読んでいない』」(「女性セブン」11月11・18日合併号)
還暦を迎えた田原俊彦の周辺がちょっとだけ騒がしくなったのが10月12日のこと。娘でタレントの田原可南子がバラエティ番組『踊る! さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演し、父親と音信不通でLINEも既読スルーなことを明かし、「パパ! 今どこで何してますか?」と呼びかけたのがきっかけだった。その後、無事パパ・トシちゃんから娘に連絡があったらしいが、それも「二度と勝手にテレビで俺の名前を出すな」というお叱りだったことも話題に。
そんなことで、「週刊女性」がかつてのビッグ・アイドルの近況を特集しているのだが、そこで明らかになったのが、なんとも田原らしい現在の状況だった。まず家族がその居場所さえ知らないというトシちゃんは、妻と5年前から別居中で、現在はタワマン在住。そして愛車をポルシェから3,200万円のベントレーへ乗り換えたという金満ぶり。一方、別居中の妻はというと、近所の飲み屋でアルバイト生活らしい。
夫婦間の“格差”が気になるが、しかし「週女」はもうひとつの驚くべき事実を“スクープ”していた。実はトシちゃんはタワマンでひとり暮らししているわけではなく、世話を焼いてくれている人物が同居しているというのだ。しかもその同居人、男性らしい。
娘・可南子のパパ発言をきっかけに、パパの私生活が見事に暴かれてしまったわけだが、それだけではなかった。さらにこれを補強してくれたのがトシちゃんの実母・千代子さんだったから。「週女」は田原と娘の関係、夫婦仲の問題、そして同居人について千代子さんに直撃しているのだが、笑顔で記者を迎えてくれたという千代子さん、詳細を語る、語る!
妻との別居について、娘・可南子との関係、謎の同居人は専属のへアメイク――など「なるほどね」と思わせてくれる実情を千代子さんは語っていく。90歳なのに、その内容は理路整然! しかも、それ以上に驚くのが、千代子さんの言葉からは多様性を重んじ、温かく、今どきの“田原俊彦とその家族像”が浮かんでくること。これまた、すごい!
なんだか孫と祖母の見事な連携プレーで、田原俊彦という存在が素敵に見えてきた。こうなったら、パパはもっと娘に感謝して愛娘に自分のネタを提供しないとね。今回のことでオファーが殺到しているという可南子。二世タレントは親ネタが命なんだから、パパももっともっと協力して、面白ネタの提供を期待しています。
10月26日、ついに眞子さんと小室圭さんの結婚が成立、記者会見が開かれた。しかし、それでもやまないマスコミのバッシング。いや、質疑応答なしの会見や、眞子さんの発言にまでイチャモンとしか思えない批判が続いている。もちろん女性週刊誌もしかり、だ。3誌の特集タイトルを見るだけでも、それはおわかりになるだろう。エグすぎる。3誌ともトップ特集がこんな有様だ。
もちろん内容も、バッシングのために無理やりなものも多く、眉唾な内容が満載だ。それは、これまでにも何度も指摘してきたが、またもテキトーな推測の上で、バッシング。さらに会見で眞子さんが「誹謗中傷」という言葉を使ったことをあげつらい、その攻撃が自分たちに向かっているかのように、過剰に反応する始末。
そして今回注目したいのは、「女性自身」と「週刊女性」が報じている2人の日本での仮住まいについてだ。
まずは「自身」。「中長期滞在者向けですが1泊から利用することもできます」
次は「週女」。「小室さん夫妻のサービスアパートメントは、最短1か月からしか契約できず、2ベッドルームを選んだ場合、月80万円近い家賃がかかります」
「自身」は“1泊から利用可能”で、「週女」は“最短1か月から契約” ――。どうでもいい細かいことだが、調べればすぐわかるこんな簡単な事実さえ、2誌の報じる事実はバラバラで齟齬がある。つまりどちらか(または両誌の可能性も)がきちんと確認していないということだが、これが象徴するように、いい加減でテキトーな報道が繰り返されているのが、今回の眞子さん結婚バッシングの実情だ。こんな前代未聞の皇室報道に改めて唖然呆然だ。
意地悪も、ここまでくると面白い。巷間伝えられてきた『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)を舞台とする泉ピン子とえなりかずきの確執だが、またしても新たな事実が判明した。「女性セブン」によれば、ピン子との確執を『渡る世間』の脚本家・橋田壽賀子に詫びるため、生前の橋田に手紙を出したというえなり。しかし、ピン子は出演したラジオでこう言い放ったという。
「橋田先生は(えなりが)嫌いだから、許さないって言ってたから、お手伝いさんがえなりの手紙を読ませなかったんだって」
こんなことを暴露するピン子もすごいが、手紙を読ませなかった(隠した?)お手伝いさんもすごい。このくらいの意地悪根性がなければ、橋田の近くでお仕えすることはできなかった!?